「朝ドラ」の愛称で多くの視聴者から愛されているNHKの「連続テレビ小説」。女性の主人公が多い朝ドラですが、そんなヒロインの相手役を演じる男性俳優も魅力的な人たちばかり。朝ドラ出演をきっかけにブレイクした俳優も少なくありません。

今回はマイナビニュース会員の男女520名に、好きな朝ドラ出演俳優についてのアンケートを実施。寄せられたコメントとともに、1989年(平成元年)~2022年(令和4年)に放送されたNHK朝ドラの出演俳優を、さかのぼりながら紹介します。

NHK「朝ドラ」歴代の俳優一覧

  • NHKの朝ドラ出演した、歴代俳優まとめ

    朝ドラ出演の歴代俳優(相手役)まとめ

柳葉敏郎:第107作「ブギウギ」

柳葉敏郎さんは37年ぶりの朝ドラ「都の風」(1986年度放送)以来の出演になります。以前とは違う緊張感を楽しみつつ、この年齢になってまた朝ドラに出演させてもらえる喜びをかみしめながら毎日を送っているとのことです。

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出演作品:第107作「ブギウギ」
出演時期:2023年10月2日~

神木隆之介:第106作「らんまん」

朝ドラ出演は2007年度上期『どんど晴れ』以来2度目の出演となります。オファーを受けたとき「僕がヒロイン!?」というのが率直な感想だったという。「『ヒロインではなく主演です』『ヒロインじゃないんだ』という会話を冗談交じりにしながら、すごくうれしかったですし、それと同時にプレッシャーがありました」とコメントした。

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出演作品:第106作「らんまん」
出演時期:2023年4月3日~2023年10月30日

松村北斗:第105作「カムカムエヴリバディ」

SixTONESの松村北斗さんが朝ドラ初出演を果たしたのは、2021年11月から放送された第105作「カムカムエヴリバディ」。3世代のヒロインが登場した本作で、松村さんは初代ヒロイン・安子(上白石萌音さん)の夫となる名家の跡取り息子・雉真稔を演じました。

「カムカムエヴリバディ」では流暢な英語と爽やかな演技で注目を集めた松村さん。SixTONESとして2020年にデビューする前から俳優業を多くこなしており、近年もドラマ「10の秘密」、「レッドアイズ 監視捜査班」、映画「ライアー×ライアー」などに出演しています。

出演作品:第105作「カムカムエヴリバディ」
出演時期:2021年11月1日~2022年4月8日

・「とてもかっこよくて演技がうまくて良いです」(59歳女性)
・「はまり役だと思いました」(40歳男性)
・「とても個性的な役柄であったと思います」(34歳女性)

オダギリジョー:第105作「カムカムエヴリバディ」

オダギリジョーさんが演じたのは、第105作「カムカムエヴリバディ」の2代目ヒロイン・るい(深津絵里さん)の夫で、3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈さん)の父、大月錠一郎。無職でポンコツながら、るいやひなたの心の支えとなる重要なキャラクターでした。

オダギリさんは1999年に俳優デビュー。ドラマ「時効警察」シリーズや映画「あずみ」、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」など数々の作品に出演し、受賞歴も多数あります。

さらに近年は、映画「ある船頭の話」で脚本と監督、ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」では脚本、演出、編集、出演までこなすなど、マルチに活躍しています。

出演作品:第105作「カムカムエヴリバディ」
出演時期:2021年11月1日~2022年4月8日

・「オダギリジョー以外考えられない、と思う程の役のハマり方がとても良かった」(30歳女性)
・「色々な役をこなせる役者さんだと思う」(49歳男性)
・「不思議な存在感と雰囲気が好き」(60歳男性)
・「無職だけれど優しくて良いお父さんだった」(38歳男性)
・「平成最初の仮面ライダー・クウガの頃からのファンだから」(55歳男性)

坂口健太郎:第104作「おかえりモネ」

坂口健太郎さんは、2021年5月から放送された第104作「おかえりモネ」 に出演。清原果耶さんが演じたヒロイン・百音に気象予報の勉強を教える若手医師、菅波光太朗を演じました。

2014年に俳優デビューをした坂口さんは、本作が第94作「とと姉ちゃん」に続いて朝ドラ出演2作目。「おかえりモネ」で演じた菅波は、登場の度たびに「#俺たちの菅波」というハッシュタグがTwitterにトレンド入りするほど多くの視聴者から愛されるキャラクターになりました。

出演作品:第104作「おかえりモネ」
出演時期:2021年5月17日~2021年10月29日

・「とてもさわやかで好感持てた」(66歳男性)
・「内面的な演技がうまいので好きな男優です」(67歳男性)
・「控えめなキャラ。ドラマだと騒々しい配役が目立つが、彼は逆のタイプで、聴視者の目を引いたと思うので」(63歳男性)
・「若くて優しい先生が良かった」(66歳男性)
・「素晴らしい演技だった」(52歳男性)

成田凌:第103作「おちょやん」

成田凌さんが出演したのは、杉咲花さんがヒロインを務めた2020年11月放送の第103作「おちょやん」です。芝居の世界に憧れ女優を目指す千代(杉咲さん)の夫となる喜劇界のプリンス・天海一平を演じました。

成田さんはファッション雑誌「MEN'S NON-NO」の専属モデルとしてキャリアをスタートさせ、現在は俳優としてドラマや映画などで活躍しています。主な出演作は、映画「愛がなんだ」、「カツベン!」、「窮鼠はチーズの夢を見る」、ドラマ「アリバイ崩し承ります」など。

出演作品:第103作「おちょやん」
出演時期:2020年11月30日~2021年5月14日

・「人間性があるからすきでした」(47歳女性)
・「俳優の見た目が良いから」(42歳男性)

窪田正孝:第102作「エール」

2020年3月から11月に放送された第102作「エール」で、主人公の古山裕一を演じたのが窪田正孝さん。朝ドラで男性が主人公として描かれるのは玉山鉄二さん主演「マッサン」以来の約6年ぶりでした。

窪田さんが演じた裕一は、激動の昭和に多くの名曲を生み出した作曲家・古関裕而さんがモデル。二階堂ふみさん演じる妻・音への愛妻家っぷりは多くの視聴者から支持されました。

窪田さんは2006年の俳優デビュー以来、ドラマ「Nのめに」、「デスノート」、「僕たちがやりました」など数々の話題作に出演しています。

出演作品:第102作「エール」
出演時期:2020年3月30日~2020年11月28日

・「第二次世界大戦を挟んだ時代に活躍した作曲家の物語。難しい役だったと思うが、朝から元気をもらった」(60歳女性)
・「音楽と妻へのひたむきな愛情が良かった」(59歳男性)
・「やさしく、誠実、何よりもイケメン」(62歳男性)
・「コロナ渦で大変な時期でしたが、戦争での悲劇的な場面での迫真の演技が素晴らしかった」(52歳女性)
・「窪田さんはいろいろな役ができる貴重な俳優さん」(60歳女性)

松下洸平:第101作「スカーレット」

松下洸平さんが出演したのは、2019年9月から放送された第101作「スカーレット」。戸田恵梨香さん演じる陶芸家・喜美子の夫となる十代田八郎を演じ、その素朴で誠実なキャラクターが人気を集めました。

松下さんは2008年に歌手としてデビュー後、舞台やドラマで俳優として活動。「スカーレット」出演をきっかけに注目を浴び、その後ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」、 「最愛」、「やんごとなき一族」など話題作に立て続けに出演しています。

出演作品:第101作「スカーレット」
出演時期:2019年9月30日~2020年3月28日

・「爽やかな好青年に憧れる」(64歳男性)
・「初めてみてかっこいいと思ったから」(42歳女性)
・「最近、気になっているから」(53歳女性)
・「ほんわかしていてさわやか」(67歳女性)

中川大志:第 100作「なつぞら」

中川大志さんは、2019年4月から放送された朝ドラ第 100作記念作品「なつぞら」に出演。広瀬すずさん演じるアニメーター・なつの夫となる坂場一久役で、頭脳明晰ながらコミュニケーションが苦手な演出家という役どころでした。

中川さんは2011年放送の朝ドラ第84作「おひさま」や大河ドラマ「平清盛」、「真田丸」などにも出演して着々と俳優としてのキャリアを構築。

「なつぞら」では吉沢亮さんや山田裕貴さん、清原翔さんなど注目の若手俳優が多く出演する中、変わり者の坂場というキャラクターをうまく演じて視聴者からの人気を獲得しました。

出演作品:第 100作「なつぞら」
出演時期:2019年4月1日~2019年9月28日

・「フレッシュでさわやか」(55歳男性)
・「知性溢れる感じで良かったと思う」(47歳男性)

長谷川博己:第99作「まんぷく」

長谷川博己さんが2018年10月から2019年3月に放送された第99作「まんぷく」で演じたのは、インスタントラーメンを発明した安藤百福さんをモデルにした青年実業家・立花萬平。

「まんぷく」は、萬平と安藤サクラさん演じる妻の福子が二人三脚であらゆる事業に挑戦する物語。才能はあるのに商売下手で不器用な萬平は、長谷川さんの魅力的な演技も相まって多くの視聴者から愛されるキャラクターになりました。

長谷川さんは「まんぷく」出演後も、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公の明智光秀役を演じるなど大活躍中の俳優です。

出演作品:第99作「まんぷく」
出演時期:2018年10月1日~2019年3月30日

・「癖が強い役柄でおもしろかった」(30歳男性)
・「いま、もっとも活躍している俳優の一人だから」(55歳男性)
・「ハンサムでかっこいいから」(46歳女性)
・「もともと好きな俳優さんだし、ドラマの題材も好きだから」(64歳男性)
・「チキンラーメンを開発した苦労を上手に表現されていたから」(59歳男性)

佐藤健:第98作「半分、青い。」

佐藤健さんが出演したのは、2018年4月から放送された第98作「半分、青い。」 。バブル全盛期に上京して少女漫画家になった鈴愛(永野芽郁)の半生を描いた本作で、佐藤健さんは鈴愛の幼なじみの萩尾律を演じました。

鈴愛と律の微妙な関係性と胸キュンシーンが話題を呼んだ「半分、青い。」。佐藤さんが演じた律の人気はとくに高く、放送終了前から「律ロス」が囁かれるほどでした。

佐藤さんは「仮面ライダー電王」や映画「るろうに剣心」シリーズ、ドラマ「義母と娘のブルース」など多くの代表作を持つ人気俳優です。

出演作品:第98作「半分、青い。」
出演時期:2018年4月2日~2018年9月29日

・「主人公を優しく見守る演技がとても良かった」(64歳男性)
・「半分青いは、ストーリーも良かったけど、佐藤健と永野めいちゃんとのコンビが最高に良かったからです」(58歳男性)
・「佐藤健は若手の中でも特に演技力が有り、バイタリティーに溢れた演技が毎回楽しみだ」(81歳男性)
・「カッコ良くて演技も上手。瞳に吸い込まれてしまいそうになる魅力があると思います。素敵です」(47歳女性)
・「仮面ライダー電王のころから応援しています」(46歳男性)

松坂桃李:第97作「わろてんか」

葵わかなさんがヒロインを務めた2017年10月放送の第97作「わろてんか」 に出演したのは、松坂桃李さん。ヒロインのてんと結婚して夫婦で寄席を開業する旅芸人・北村藤吉を演じました。

松坂さんが朝ドラでヒロインの夫役を演じるのは2012年放送の「梅ちゃん先生」に続き2度目です。

松坂さんは2008年にモデルとしてデビュー後、「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」や「ゆとりですがなにか」、映画「キセキ -あの日のソビト-」など多くの作品に出演しています。

出演作品:第97作「わろてんか」
出演時期:2017年10月2日~2018年3月31日

・「演技力が高い俳優さんですね」(76歳男性)
・「引き込まれる演技をするから」(45歳女性)
・「かっこいいし味がある」(69歳男性)
・「松坂さんがまだ初々しい雰囲気を醸し出す演技でクセがなく、作品全体がすっと頭に入ってくる感じが良かったから」(61歳男性)

磯村勇斗:第96作「ひよっこ」

2017年4月から9月に放送された第96作「ひよっこ」に出演したのは、磯村勇斗さん。有村架純さん演じるみね子が働く洋食店の見習いコック・前田秀俊を演じました。「ひよっこ」は視聴者の声から続編も作られたほど、多くの人に愛された作品です。

続編の「ひよっこ2」で描かれたみね子と秀俊のラブラブな新婚生活も大きな話題になりました。磯村さんは近年、ドラマ「きのう何食べた?」、「サ道」、「恋する母たち」、「珈琲いかがでしょう」など話題作に立て続けに出演しています。

出演作品:第96作「ひよっこ」
出演時期:2017年4月3日~2017年9月30日

・「とにかく演技力! 彼は凄い俳優。『ひよっこ』では見られなかったが、あらゆるドラマで感じる。素晴らしいです」(59歳女性)
・「主役はあまりないが、脇役は逸品だと思う」(53歳男性)
・「とても演技がうまいと思った」 (55歳男性)
・「調理場でのツッコミ役がかかせない」(49歳男性)

坂口健太郎:第94作「とと姉ちゃん」

坂口健太郎さんの朝ドラ初出演作品は、2016年4月から放送された第94作「とと姉ちゃん」 。高畑充希さん演じるヒロイン・常子に想いを寄せる植物オタクの大学生、星野武蔵を演じました。

学生服に丸眼鏡という出で立ちで、植物の話になると我を忘れてしまうという星野の独特なキャラクターを好演した坂口さん。坂口さんは2010年から「MEN'S NON-NO」の専属モデルとして活動し、2014年に映画「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で俳優デビュー後は多くの話題作に出演しています。

出演作品:第94作「とと姉ちゃん」
出演時期:2016年4月4日~2016年10月1日

・「演技がうまく、個性的」(56歳男性)
・「朝ドラの中で一番感動した作品の俳優。泣けます」(32歳男性)
・「とても内容が面白くて好きだから」(36歳男性)

玉木宏:第93作「あさが来た」

波瑠さんがヒロインを務めた2015年9月放送の第93作「あさが来た」のなかで、夫の新次郎を演じたのが玉木宏さん。「あさが来た」は、幕末から明治の大転換期を女性実業家として生き抜いたあさ(波瑠さん)の物語です。

たくましく生きるあさを優しくサポートする夫・新次郎は、ディーン・フジオカさんが演じた実業家・五代才助(友厚)と並んで、多くの女性から支持を集めたキャラクターでした。玉木さんは本作でドラマアカデミー賞の助演男優賞を受賞しています。

出演作品:第93作「あさが来た」
出演時期:2015年9月28日~2016年4月2日

・「頼りない旦那でおもしろかったですね」(67歳男性)
・「ドラマ自体が面白く、玉木さんのひょうひょうとした旦那ぶりが良かった」(73歳男性)
・「顔も声もかっこよくて朝から幸せな気持ちになれた」(42歳女性)
・「ひょうひょうとした演技が主人公を引き立ててすばらしい」(65歳男性)
・「ハンサムで優しそう」(65歳女性)

山﨑賢人:第92作「まれ」

2015年3月から放送された第92作「まれ」に出演し注目を浴びたのが山﨑賢人さん。パティシエという夢を追うヒロイン・希(土屋太鳳さん)と急接近する幼なじみ、紺谷圭太役での出演でした。

山﨑さんは「まれ」での好演も評価され、2016年に第39回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。その後は、ドラマ「トドメの接吻」、「グッド・ドクター」、映画「羊と鋼の森」、「キングダム」などで主演を務めるなど大活躍しています。

出演作品:第92作「まれ」
出演時期:2015年3月30日~2015年9月26日

・「漆職人を目指す生真面目な性格の一方、青年団活動などにも取り組む好青年を演じ山崎賢人の良さが出ていた」(43歳男性)
・「もともと好きな役者さんでしたが、ヒロインを優しくさりげなく支えているところが好きです」(33歳女性)
・「俳優とヒロインが好きな作品だったから」(40歳女性)

玉山鉄二:第91作「マッサン」

2014年9月から2015年3月に放送された第91作「マッサン」で主人公の亀山政春を演じたのは玉山鉄二さん。「マッサン」は、日本のウイスキー誕生を支えた竹鶴政孝さんとその妻・リタさんをモデルに、国産ウイスキー誕生までの夫婦の奮闘を描いた物語です。

本作は1995年放送の「走らんか!」以来の男性主人公、さらに初の外国人ヒロインと、話題が多い作品に。玉山さんは「マッサン」に出演するまで何度も朝ドラのオーディションを受けており、念願叶っての出演でした。

出演作品:第91作「マッサン」
出演時期:2014年9月29日~2015年3月28日

・「感動したし、愛を感じた」(38歳女性)
・「モデルとなった人物は、脚色されているのだろうけどなんとなく好感が持てる。俳優も迫真の演技で朝が楽しみでした。多くの年代から支持されたのではないでしょうか」(52歳男性)
・「ヒロインの外国人女性をうまく日本に馴染ませるような演技が印象的だった」(69歳男性)
・「演技力と雰囲気に好感を持った」(55歳男性)

鈴木亮平:第90作「花子とアン」

吉高由里子さんがヒロインを務めた2014年3月放送の第90作「花子とアン」 で夫役を務めたのが、鈴木亮平さん。翻訳家として生きることになる花子(吉高さん)の才能を早くから認め、結婚後も花子の仕事をサポートする愛情深い夫・村岡英治を演じました。

鈴木さんは役によって体重を大幅に増減させたり印象を大きく変えたりと、カメレオンさながらの役作りで高い評価を獲得している俳優です。2018年放送の大河ドラマ「西郷どん」では、主人公の西郷吉之助を熱演して話題を集めました。

出演作品:第90作「花子とアン」
出演時期:2014年3月31日~2014年9月27日

・「役者としての姿勢がすばらしい」(55歳男性)
・「どの役をやっても存在感がある」(45歳女性)
・「カメレオン俳優という名の如く、役者としてプロフェッショナルだと思うから」(62歳女性)
・「ヒロインへの深い愛情がにじみ出ている理想の夫像」(55歳女性)
・「とても素敵でした。その後ずっとファンです」(74歳女性)

東出昌大:第89作「ごちそうさん」

2013年9月から2014年3月に放送された第89作「ごちそうさん」でヒロインのめ以子(杏さん)の夫・西門悠太郎を演じたのが東出昌大さん。前作の「あまちゃん」に続き、2作連続での朝ドラ出演でした。

東出さんは2012年に映画「桐島、部活やめるってよ」で俳優デビュー。代表作にドラマ「あなたのことはそれほど」や「コンフィデンスマンJP」シリーズなどがあります。東出さんと杏さんとは本作での共演をきっかけに交際、結婚をしますが、2020年に離婚しています。

出演作品:第89作「ごちそうさん」
出演時期:2013年9月30日~2014年3月29日

・「その当時は初々しくて好きだった」(68歳女性)

福士蒼汰:第88作「あまちゃん」

福士蒼汰さんは、「じぇじぇじぇ」が流行語大賞を受賞するなど大きな話題となった2013年4月放送の第88作「あまちゃん」に出演。のん(能年玲奈)さん演じるヒロイン・アキの高校の先輩、種市浩一を演じました。

福士さんは国民的ドラマとなった「あまちゃん」の大ヒットも相まって、本作の出演で大ブレイク。その後はドラマ「きょうは会社休みます。」、「愛してたって、秘密はある。」、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」など多くの作品に出演しています。

出演作品:第88作「あまちゃん」
出演時期:2013年4月1日~2013年9月28日

・「カッコいいし、人柄も良さそう」(54歳女性)
・「物語によく溶け込んでいて、演技も素晴らしかった」(77歳男性)
・「脚本が面白く福士蒼汰のいつもとは違うイメージで面白かった」(45歳女性) ・「良い役作りで好きだったから」(43歳男性)
・「女優が注目された作品だったけど、独自の存在感があった」(51歳男性)

風間俊介:第87作「純と愛」

風間俊介さんは、夏菜さんがヒロインを務めた第87作「純と愛」に夫の愛役で出演。愛には人の本性が見えるという能力があり、朝ドラで特殊能力を持つ人物が登場するのは初めてのことでした。

風間さんは1997年からジャニーズJr.として活動し、グループには所属せずに俳優、タレントとして活躍。

ドラマ「それでも、生きてゆく」では複数の賞を受賞するなど、演技派俳優として高い評価を獲得しています。そのほかの出演作に「3年B組金八先生(第5シリーズ)」、「おしい刑事」、「監察医 朝顔」などがあります。

出演作品:第87作「純と愛」
出演時期:2012年10月1日~2013年3月30日

・「その後も活躍している」(55歳女性)
・「ラストがちょっと納得いかなかったけど、演技力がすごいと思ったので」(31歳女性)

松坂桃李:第86作「梅ちゃん先生」

松坂桃李さんは、2012年4月から放送された第86作「梅ちゃん先生」 に出演。堀北真希さん演じるヒロイン・梅子の幼なじみでのちに夫となる安岡信郎を演じました。「梅ちゃん先生」は梅子が終戦後の東京で町医者となり地域医療に生きる姿を描いた物語です。

松坂さんは本作が朝ドラ含むNHKドラマ初出演。その後は、2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」、2017年朝ドラ「わろてんか」、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」、ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」などに出演し、NHK作品常連となりました。

出演作品:第86作「梅ちゃん先生」
出演時期:2012年4月2日~2012年9月29日

・「単純に松坂桃李さんが好みだから」(61歳女性)
・「初めて知ったが印象に残っている」(59歳男性)
・「やはりカッコよかった」(49歳男性)

綾野剛:第85作「カーネーション」

綾野剛さんが出演したのは、2011年10月から放送された第85作「カーネーション」です。尾野真千子さんがヒロインの糸子を務めた本作で、糸子と道ならぬ恋に落ちる仕事仲間・周防龍一を演じました。

周防の出演は3週間ほどでしたが、夫を戦争で亡くした糸子と妻子ある周防のせつない恋は大きな話題を集め高視聴率を記録しました。

綾野さんは本作出演を機に幅広い世代からの人気を獲得し、その後ドラマ「すべてがFになる」や「コウノドリ」、「MIU404」など多くの話題作で主演を務めています。

出演作品:第85作「カーネーション」
出演時期:2011年10月3日~2012年3月31日

・「なんかいいですね 雰囲気があって」(58歳女性)
・「影のある表情が切ない」(62歳男性)

駿河太郎:第85作「カーネーション」

第85作「カーネーション」でヒロインの夫・小原勝を演じたのは、駿河太郎さん。ドレスに憧れ洋裁店を開くヒロイン・糸子(尾野真千子さん)と結婚するも、出兵し戦死するという悲しい運命の役柄でした。

笑福亭鶴瓶さんを父に持つ駿河さんは、2003年に歌手として芸能界デビュー。2008年からは俳優としても活動をスタートさせ、、大河ドラマ「龍馬伝」や「麒麟がくる」、ドラマ「半沢直樹」、「ドラゴン桜 第2シリーズ」など多くの作品に出演しています。

出演作品:第85作「カーネーション」
出演時期:2011年10月3日~2012年3月31日

・「味がある役で良かった」(48歳女性)
・「役に合っていて、適任である」(58歳男性)

長田成哉:第83作「てっぱん」

2010年9月から放送された第83作「てっぱん」に出演した長田成哉さん。「てっぱん」は、瀧本美織さん演じるあかりが、祖母とお好み焼き店を開業し、人々と交流する中で成長していくストーリーです。長田さんはあかりに恋心を抱く実業団の陸上選手を演じました。

長田さんは「てっぱん」でヒロインの相手役に抜てきされたことで注目を集め、その後も様々な作品に出演。主な出演作に、ドラマ「科捜研の女」シリーズ、「模倣犯」、大河ドラマ「西郷どん」などがあります。

出演作品:第83作「てっぱん」
出演時期:2010年9月27日~2011年4月2日

・「このドラマが一番感動したので選びました」(59歳男性)

向井理:第82作「ゲゲゲの女房」

向井理さんが出演したのは、2010年3月から放送された第82作「ゲゲゲの女房」 。漫画家の水木しげるさんの妻・武良布枝さんのエッセイが原案の本作で、向井さんはヒロインの松下奈緒さんの夫で、漫画家の村井茂を演じました。

「ゲゲゲの~」がその年の流行語大賞に選ばれるほど大ヒットした本作。戦争で片腕を亡くした漫画家という役どころを熱演した向井さんは、その後も大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」、「麒麟がくる」や朝ドラ「とと姉ちゃん」などに出演。NHK作品に欠かせない存在になりました。

出演作品:第82作「ゲゲゲの女房」
出演時期:2010年3月29日~2010年9月25日

・「やさしく魅力的な演技をしていた」(45歳男性)
・「涼しい顔の男前だから」(59歳男性)
・「落ち着いていて表現力が素晴らしい」(45歳男性)
・「片手をなくした元軍人の漫画家と難しい役柄だったが、何度も感情移入してしまい泣いてしまうほど素晴らしい演技だった。もう水木先生にしかみえなかった。素晴らしい役者さん。今後も活躍してほしい」(40歳男性)
・「作品にマッチしていたから(41歳女性)

大東駿介:第81作「ウェルかめ」

大東駿介さんは、2009年9月から2010年3月に放送された第81作「ウェルかめ」に出演。雑誌編集者としての夢を追いかけるヒロイン・波美(倉科カナさん)の夫となる山田勝乃新を演じました。

大東さんは雑誌モデルとしてキャリアをスタートさせ、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」で俳優デビュー。大河ドラマ「平清盛」、「花燃ゆ」、ドラマ「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」、「妖怪シェアハウス」など数々の作品に出演しています。

出演作品:第81作「ウェルかめ」
出演時期:2009年9月28日~2010年3月27日

眞木大輔:第78作「瞳」

眞木大輔さんは、榮倉奈々さんがヒロインを務めた2008年3月放送の第78作「瞳」に出演。ダンサーとしてのキャリアを活かし、プロのダンサーを目指す瞳(榮倉さん)に影響を与える伝説のダンサー・KENを演じました。

MAKIDAIの名前でも知られる真木さんは、EXILEやJ Soul Brothersのメンバーとしてアーティスト活動を行いながら、俳優としても活動。2015年にパフォーマーから引退を発表した後は、ラジオやテレビでのMC業などを主に行っています。

出演作品:第78作「瞳」
出演時期:2008年3月31日~2008年9月27日

・「このドラマにハマっていたから」(47歳女性)

青木崇高:第77作「ちりとてちん」

青木崇高さんの出世作となったのが、2007年10月から放送された第77作「ちりとてちん」 。「ちりとてちん」は、上方落語に魅了されたヒロイン・喜代美(貫地谷しほりさん)が、落語家として生きていく姿を描いた作品です。

青木さんが演じた草々は、喜代美の兄弟子でのちに夫婦となる人物。不愛想ながら、情熱を秘め持った草々は多くの視聴者から愛されるキャラクターになりました。

「ちりとてちん」と同じく藤本有紀さんが脚本を担当した「カムカムエヴリバディ」に青木さんがサプライズ出演をした際には、「おえり草々さん!」との声が多く寄せられるほどの人気っぷりでした。

出演作品:第77作「ちりとてちん」
出演時期:2007年10月1日~2008年3月29日

・「ワイルドでかつカッコいいから」(50歳男性)
・「演技がうまい。面構えも良い」(53歳男性)

内田朝陽:第76作「どんど晴れ」

2007年4月から放送された第76作「どんど晴れ」に出演したのは、内田朝陽さん。比嘉愛未さん演じるヒロイン・なつみの婚約者でのちの夫・加賀美柾樹を演じました。柾樹が実家の老舗旅館を継ぐことになり、夏美は仲居見習いとして修業に励むことになります。

内田朝陽さんは、オーディションをきっかけに2000年に芸能界デビュー。主な出演作に、映画「精霊流し」、「スクールウォーズHERO」、ドラマ「花嫁のれん」などがあります。

また、綾野剛さん、山田孝之さんとバンド「THE XXXXXX」を結成するなど、マルチに活動しています。

出演作品:第76作「どんど晴れ」
出演時期:2007年4月2日~2007年9月29日

・「このドラマの出演者が好きだったから」(73歳男性)

國村隼:第75作「芋たこなんきん」

國村隼さんが出演したのは、2006年10月から放送された第75作「芋たこなんきん」。当時47歳で朝ドラ最年長ヒロインとして話題を集めた藤山直美さんの夫ととなる開業医・徳永健次郎を演じました。

國村さんは1981年に映画「ガキ帝国」でデビュー後、数々の映画やドラマに出演。寡黙で優しい父親から極悪なやくざまで、幅広い役を演じる個性派俳優としていまなお第一線で活躍しています。

近年の主な出演作に「全裸監督」シリーズ、ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」などがあります。

出演作品:第75作「芋たこなんきん」
出演時期:2006年10月2日~2007年3月31日

・「堅実で、落ち着いた名演技が記憶に残っている」(55歳男性)
・「作り出される人柄が役の人物像にマッチしていた」(73歳男性)
・「演技が渋く、現在も主演、脇役できる俳優だと思う」(67歳男性)

福士誠治:第74作「純情きらり」

2006年4月から放送された第74作「純情きらり」に出演したのが福士誠治さん。「純情きらり」は、戦争をはさんだ激動の時代に音楽とともに生きた桜子(宮﨑あおいさん)の半生を描いた物語。福士さんは桜子の幼なじみで、のちの夫となる松井達彦を演じました。

2002年にドラマ「ロングラブレター 漂流教室」で俳優デビューをした福士さんは、本作への出演をきっかけに注目を集め、数々の作品に出演。

現在はドラマ、映画、舞台への出演のほか、音楽ユニット「MISSION」での音楽活動や、舞台演出など創作活動も盛んに行っています。

出演作品:第74作「純情きらり」
出演時期:2006年4月3日~2006年9月30日

・「ヒロインの宮崎あおいの演技との相性がとても良かったから」(49歳男性)

瀬川亮:第72作「ファイト」

瀬川亮さんは、2005年3月から10月にかけて放送された第72作「ファイト」 に出演。馬が大好きなヒロイン・優を本仮屋ユイカさんが演じた本作で、瀬川さんは優が憧れる厩務員の先輩・品川太郎を好演しました。

瀬川さんは「ファイト」以降も朝ドラ「ウェルかめ」、「花子とアン」、大河ドラマ「功名が辻」、「風林火山」、「西郷どん」など多くのNHK作品に出演。そのほかの出演作に映画「相棒-劇場版Ⅲ-」などがあります。

出演作品:第72作「ファイト」
出演時期:2005年3月28日~2005年10月1日

・「本仮屋ユイカとの掛け合いが良かった」(56歳男性)

玉木宏:第68作「こころ」

玉木宏さんは、2003年3月から放送された第68作「こころ」に出演。「こころ」はヒロインのこころ(中越典子さん)がバツイチ子持ちの夫と結婚するも夫に先立たれ、血の繋がらない2人の子育てに奮闘する姿を描いた作品です。

玉木さんはこころの父(寺尾聰さん)の弟子で、やがてこころと惹かれ合う花火職人・堀田匠を演じました。玉木さんは本作が朝ドラ初出演。最初はアルバイトをしながら撮影に参加していたそうで、「こころ」の出演をきっかけに多くの視聴者から認知されることになりました。

出演作品:第68作「こころ」
出演時期:2003年3月31日~2003年9月27日

・「玉木宏の演技力が素晴らしかったから」(55歳男性)

藤井隆:第67作「まんてん」

2002年9月放送の第67作「まんてん」 でヒロインの相手役を務めたのは、藤井隆さん。「まんてん」は宇宙に憧れるヒロイン・満天(宮地真緒さん)が宇宙飛行士になるまでを描いた作品で、藤井さんは夫として満天を支える花山陽平役で出演しました。

藤井さんは1992年に吉本新喜劇に入団。俳優や歌手としても活動し、「第51回NHK紅白歌合戦」にも出場。俳優としての出演作には、映画「模倣犯」、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、大河ドラマ「真田丸」、朝ドラ「わろてんか」などがあります。

出演作品:第67作「まんてん」
出演時期:2002年9月30日~2003年3月29日

・「吉本興業のタレントの方が出ているとホットする」(48歳男性)
・「かなり昔の作品で懐かしいです」(48歳男性)

小橋賢児:第64作「ちゅらさん」

小橋賢児さんは、2001年4月から放送された第64作「ちゅらさん」に出演。続編が第4弾まで制作され多くの視聴者に愛された「ちゅらさん」は、国仲涼子さん演じる沖縄生まれのヒロイン・恵里が東京と沖縄の小浜島で看護師として生きる姿を描いた作品です。

小橋さんが演じた上村文也は、恵里と小学生のころに結婚の約束をし、その後医師になって恵里と結ばれるという役どころ。

小橋さんは1988年に俳優デビューし、数々の作品に出演。2007年に俳優を引退後は、映画監督やイベントのクリエイティブディレクターとして活動しています。

出演作品:第64作「ちゅらさん」
出演時期:2001年4月2日~2001年9月29日

・「つっこみなく楽しく見られた作品でした」(49歳男性)
・「ちゅらさんが朝ドラの中で一番好きで、その出演俳優なので」(46歳女性)
・「伸び伸びとした演技で、ストーリーも温かくて毎回楽しく見ていたから」(59歳女性)

堺雅人:第63作「オードリー」

2000年10月から2001年3月にかけて放送された第63作「オードリー」 に出演した堺雅人さん。京都の太秦を舞台に、映画に人生を捧げたヒロイン・美月(岡本綾さん)の半生を描いた本作で、堺さんはヒロインに密かに想いを寄せる助監督・杉本英記を演じました。

堺さんは本作や2004年の大河ドラマ「新選組!」への出演で注目を集め、2016年には大河ドラマ「真田丸」で主演を熱演。ドラマ「半沢直樹」や「リーガルハイ」で演じたクセの強いキャラクターも人気です。

出演作品:第63作「オードリー」
出演時期:2000年10月2日~2001年3月31日

・「この朝ドラがおそらく初見だが、『ジョーカー』『リーガルハイ』などを経て『半沢直樹』『真田丸』での名演技で一世を風靡している俳優だから」(49歳男性)
・「のちの『半沢直樹』に至るまでの背景が何となく感じられる作品だと思うから」(61歳男性)
・「動きや演技が好みだから」(48歳男性)
・「演技がうまくてハマル!」(49歳男性)

筒井道隆:第62作「私の青空」

筒井道隆さんが出演したのは、2000年4月から放送された第62作「私の青空」。ヒロインのなずな(田畑智子さん)との結婚式から逃げ出し、プロボクサーになる夢を追うというダメ男・村井健人役を演じました。

筒井さんは1990年から俳優として活動し、ドラマ「あすなろ白書」、「王様のレストラン」をはじめ数多くの作品に出演。近年の主な出演作に、ドラマ「半沢直樹(2020年版)」、「24 JAPAN」、「ミステリと言う勿れ」などがあります。

出演作品:第62作「私の青空」
出演時期:2000年4月3日~2000年9月30日

・「とてもいいと感じだったから」(28歳男性)
・「昔からのファンで出演番組はいつも見ています」(80歳男性)
・「演技が上手いからです」(45歳男性)

藤木直人:第61作「あすか」

藤木直人さんは、1999年10月から2000年4月にかけて放送された第61作「あすか」 に出演。竹内結子さん演じる和菓子職人を目指すヒロイン・あすかの幼なじみで、のちに結婚して夫となる考古学者・速田俊作を好演しました。

藤木さんは1995年に映画「花より団子」でデビュー。「あすか」での“ハカセ"やドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズの“ぶちょお"など当たり役に恵まれ、多くの作品で活躍しています。朝ドラ第100作「なつぞら」ではヒロインの父親役も務めました。

出演作品:第61作「あすか」
出演時期:1999年10月4日~2000年4月1日

・「昔見ていた好きな作品だから」(45歳男性)
・「内容がとても良かった」(57歳男性)
・「藤木直人が好きだから」(61歳男性)

野村萬斎:第56作「あぐり」

1997年4月から放送された第56作「あぐり」に出演したのは、狂言師の野村萬斎さん。ヒロインのあぐり(田中美里さん)と結婚する資産家の息子・望月エイスケを演じました。妻への愛はあるものの自由奔放で道楽者な夫、という役どころでした。

野村さんは、1994年放送の大河ドラマ「花の乱」でテレビドラマデビュー。狂言師として活動しながら、映画「陰陽師」シリーズや「のぼうの城」など映像作品にも積極的に参加しています。また、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」への出演も発表されています。

出演作品:第56作「あぐり」
出演時期:1997年4月7日~1997年10月4日

・「独特な雰囲気が良い」(74歳男性)
・「発声の響きがやはり違う」(53歳男性)
・「圧倒的な存在感を自分では感じます。狂言の専門家ならではの独特な台詞回しが、聞き取りやすく、心に響いてくる」(60歳男性)

内野聖陽:第55作「ふたりっ子」

内野聖陽さんがヒロインの夫役を務めたのは、1996年10月から1997年4月放送の第55作「ふたりっ子」 です。双子の姉妹がそれぞれの幸せを見つける姿を描いた「ふたりっ子」で、内野さんは岩崎ひろみさん演じる香子の夫となる天才棋士・森山史郎を演じました。

内野さんは主演大河ドラマ「風林火山」での辣腕軍師役から、ゲイカップルの日常を描いたドラマ「きのう何食べた?」での乙女な美容師役まで、あらゆる役柄を演じこなす名優として高い評価を獲得しています。

出演作品:第55作「ふたりっ子」
出演時期:1996年10月7日~1997年4月5日

・「演技がうまい。世界観がある」(51歳男性)
・「演じる役によって、見え方が全然違うから」(42歳女性)
・「内野さんの演技いいですよね。ファンになりました」(47歳女性)

伊原剛志:第55作「ふたりっ子」

伊原剛志さんは、第55作「ふたりっ子」で双子ヒロインの姉・麗子(菊池麻衣子さん)を一途に思い続ける幼なじみ・黒岩政夫を演じました。政夫は一途な恋を実らせ麗子と結婚し、双子の娘をもうけるという役どころでした。

伊原さんは83年に俳優デビュー後、映画、ドラマ、舞台などで幅広く活動。朝ドラは1990年「京、ふたり」に続き2作目で、その後2014年放送の「花子とアン」にも出演しています。

出演作品:第55作「ふたりっ子」
出演時期:2022年4月~

・「ふたりっ子の役柄が好きだったから」(52歳男性)
・「印象に残っていたから」(51歳男性)

上川隆也:第54作「ひまわり」

1996年4月から放送された第54作「ひまわり」に出演したのは、上川隆也さん。松嶋菜々子さん演じるヒロイン・のぞみが一人前の弁護士になる姿を描いた「ひまわり」で、上川さんはのぞみと同様に弁護士を目指し、のちに一緒に事務所を開く星野雄治を演じました。

上川さんがお茶の間の人気を獲得したのは本作の前年に放送されたNHKドラマ「大地の子」への出演がきっかけ。「ひまわり」でさらに注目を浴び、その後は多くの人気作品に出演。主演を務める「遺留捜査」シリーズは、2021年にシリーズ10周年を迎えた上川さんの代表作です。

出演作品:第54作「ひまわり」
出演時期:1996年4月1日~1996年10月5日

・「もともと、NHKの『大地の子』でファンになっていて、その上川さんが朝ドラに出演するというので、すごく嬉しかった事を憶えているから」(53歳女性)
・「さわやかでかっこいいから」(44歳男性)
・「感じが良い俳優だから」(76歳男性)
・「上川隆也が出演しているドラマはすべて見ているが、演技がとても上手で安心して見ていてられる。二枚目でカッコいい!」(35歳男性)

池田成志:第52作「春よ、来い」

NHK放送70周年記念番組として1994年10月から1年間放送された第52作「春よ、来い」 に出演したのは池田成志さん。

脚本家・橋田壽賀子さんの自伝的作品となった本作で、池田さんはヒロインの春希(第一部は安田成美さん、第二部は中田喜子さん)の夫となる高志を演じました。池田さんは早稲田大学在学中に俳優活動を開始し、その後は舞台を中心に映像作品にも多数出演しています。

出演作品:第52作「春よ、来い」
出演時期:1994年10月3日~1995年9月30日

・「昔、母の影響でよく観ていた朝ドラなので」(46歳女性)

榎木孝明:第50作「かりん」

1993年10月から放送された第50作「かりん」に出演した榎木孝明さん。老舗みそ店の一人娘・小森千晶(細川直美さん)が戦後の混乱の中たくましく生きる姿を描いた「かりん」で、榎木さんは小森家の婿養子となる浩平を演じました。

「劇団四季」出身の榎木さんは、劇団退団後に朝ドラ第32作「ロマンス」で男性主人公を演じてテレビデビュー。その後は俳優として様々な作品で活動し、「太平記」、「功名が辻」、「八重の桜」、「真田丸」、「麒麟がくる」など大河ドラマにも度々出演しています。

出演作品:第50作「かりん」
出演時期:1993年10月4日~1994年4月2日

・「懐かしい作品で、思い出しました」(67歳男性)

渡辺いっけい:第48作「ひらり」

渡辺いっけいさんが出演したのは、1992年10月から放送された第48作「ひらり」。 ヒロインのひらり(石田ひかりさん)と姉のみのり(鍵本景子さん)と三角関係を展開する医師・安藤竜太役で人気を博しました。

「劇団☆新感線」での活動を経て多くの舞台作品に参加していた渡辺さんは、「ひらり」でのブレイク以降、映像作品にも多数出演。現在まで様々な作品でバイプレイヤーとして活躍し、朝ドラでは「風のハルカ」、「あさが来た」にも出演しています。

出演作品:第48作「ひらり」
出演時期:1992年10月5日~1993年4月3日

・「役幅が広く、安定した演技力があるから」(56歳女性)
・「役者さんの演技も素晴らしく飽きずに観られました。良いドラマでした」(52歳男性)
・「ストーリーが好きだし、渡辺いっけいのファンだから」(41歳男性)

藤岡琢也:第47作「おんなは度胸」

1992年4月から放送された第47作「おんなは度胸」に出演した藤岡琢也さん。廃れた温泉旅館を舞台に、義理の母娘の生きざまが描かれた「おんなは度胸」で、藤岡さんはヒロインの1人、玉子(泉ピン子さん)を後妻に迎える温泉旅館の主人という役どころでした。

藤岡さんは本作の脚本家・橋田壽賀子作品に欠かせない俳優の1人で、「渡る世間は鬼ばかり」シリーズでは第1シリーズから第7シリーズまで出演。2006年に体調不良のため第8シリーズを降板するまで長年に渡って作品に登場し、シリーズの人気に貢献しました。

出演作品:第47作「おんなは度胸」
出演時期:1992年4月6日~1992年10月3日

・「上手さというか、演技に味があって良かった」(48歳男性)

倉田てつを:第46作「君の名は」

倉田てつをさんは、1991年4月から放送された第46作「君の名は」に出演。連続テレビ小説30周年記念作品として1年間放送された本作で、鈴木京香さん演じるヒロイン・真知子と恋に落ちるもなかなか再会することができない男・春樹を演じました。

倉田さんは1987年に「仮面ライダーBLACK」で俳優デビュー。自ら主題歌も歌唱して人気を集め、その後は様々な作品で活躍。ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズにも長らく出演しました。

出演作品:第46作「君の名は」
出演時期:1991年4月1日~1992年4月4日

・「印象に残っている俳優です」(56歳男性)

田中実 :第44作「凜凜と」

1990年4月から9月にかけて放送された第44作「凜凜と」で主演を務めたのが、田中実さん。第35作「いちばん太鼓」以来5年ぶりの男性主人公が描かれた本作で、テレビジョンの開発に情熱を燃やす畠山幸吉を演じました。

田中さんは本作のほか、TBSの昼の帯ドラマ「温泉へ行こう」などに出演。「温泉へ行こう」は第5シーズンまでシリーズ化されるほどの人気で田中さんの代表作になりました。その後も田中さんはホームドラマやサスペンスドラマなどに多数出演しています。

出演作品:第44作「凜凜と」
出演時期:1990年4月2日~1990年9月29日

・「当時としては珍しく男性が主人公のドラマで、田中実の出世作だった思います」(45歳男性)

荒井紀人:第43作「和っこの金メダル」

荒井紀人さんが出演したのは、1989年10月から放送された第43作「和っこの金メダル」 。実業団バレーボールで活躍したヒロイン・和子(渡辺梓)のその後の人生を描いた本作で、荒井さんは和子の夫となる大内良介を演じました。

荒井さんは「和っこの金メダル」でのヒロインの相手役に抜てきされた後も俳優として映画やドラマで様々な作品に出演。ドラマ「海の群星」ではナレーションを務めるなど、幅広く活動しています。

出演作品:第43作「和っこの金メダル」
出演時期:1989年10月2日~1990年3月31日

・「全体的に渋い雰囲気がある俳優」(45歳女性)

あなたが好きな朝ドラ俳優は?

今回は1989年(平成元年)~2022年(令和4年)までに放送されたNHK朝ドラに出演した俳優の中から、特にマイナビニュース会員の記憶に残っている方を紹介しました。

朝ドラでヒロインの相手役を務めた俳優の多くが、現在も様々な作品で活躍しています。女性ヒロインに注目が集まりがちな朝ドラですが、相手役の俳優に注目して見るのも楽しいかもしれませんね。

あなたが好きなNHK朝ドラ俳優は誰ですか?

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調査時期: 2022年4月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計520人(男性: 405人、女性: 115人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート