女優の堀田真由らがこのほど、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『クロステイル ~探偵教室~』(毎週土曜23:40~)のクランクアップを迎え、コメントを寄せた。

  • 上段左から堀田真由、檀れい、板尾創路、下段左から草川拓弥、篠田麻里子=東海テレビ提供

探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く同作。21日放送の第7話では、匡(鈴鹿央士)が探偵学校最後の実習へ挑み、父の失踪の真相に迫るヒントをつかむ。クランクアップを迎えたのは、探偵学校のクラスメイト芹沢朋香役・堀田、藤巻敦也役・草川拓弥、堀之内純子役・篠田麻里子、探偵学校の校長・新偕理子役の檀れい、匡の父・飛田迅平役の板尾創路。

檀の最後の撮影は、とある駅近くの飲み屋街で藤巻・野木(福山翔大)に尾行されているというシーン。通勤ラッシュでひっきりなしに電車が通る線路脇、しかも薄暗い高架下で監督から花束を渡された檀は「こんなところでアップするの~!?(笑)」とキュートな悲鳴を上げた。草川と福山が「ありがとうございました」と一礼すると「頑張ってね」と最後まで校長らしい振る舞いを見せた壇。「現場に来るのがすごく楽しい作品で『皆さんに今度はいつ会えるかな?』と思いながら通っていました。生徒たちが日に日に可愛くなってきて、みんなが一生懸命やっている姿を見るのはとても清々しく、微笑ましかったです」と生徒たちへの愛情を語った。

板尾は、第7話と第8話にまたがる、美しい夕陽をバックにした「最も重要なシーン」でクランクアップ。「今日の撮影場所を借りていたお宅の奥さんも『面白いドラマ』と言っていたので、スタッフの皆さん、自信を持って残りも頑張って下さい(笑)」と笑いを誘った。

篠田の最後の撮影は、スタイルの良さが映えるドレッシーな装いも見どころの、高級レストランでの張り込みシーン。「本当に楽しい現場で、終わるのがすごく寂しいのですが、皆さんとまた一緒にお仕事ができることを楽しみにしています!」とコメントを寄せた。

草川は第6話で登場した、ストーカーに怯えるあかりと藤巻の“フェイク”キスシーンで撮了。「本当に楽しい現場で毎日朝早くから夜遅くまで撮影していても毎日が新鮮で楽しくて、個性豊かなキャストの方々、そして素晴らしいスタッフの方々と一緒に素敵な作品を作ることができて、とても光栄です」と振り返った。

堀田最後の撮影は、教室で生徒7人がそれぞれの未来を語る場面。別れを惜しむように一人ひとりの顔を見ながらセリフを言う生徒たちには優しい微笑みが広がっていた。堀田は一番思い出に残ったシーンを「朋香がメインの回だった第2話ですね。視聴者に朋香の“ちょっと変わった性格”を見せるのが、すごく難しかった点です。衣装やメイクを毎回変えることで彼女の掴みどころのなさが表現でき、『かわいい!』といった視聴者からの声もいただけて、毎回スタッフの皆さんと『どうする?』と悩みながら作った甲斐がありました!」と挙げた。

クラスメイトについては「7人という人数がすごく居心地が良く、年齢はバラバラでしたが脚本家の八津さんが作ってくださったキャラクターがきちんとあって、そこから徐々に仲が深まり、絆ができていく瞬間も感じることができました」とコメントし、「『全10話あっても良かったのに』と思うぐらい、もっとみんなと居たいので続編をぜひ!」と熱望した。