JR北海道とJR東日本は17日、「北海道&東日本パス」を今年も春季・夏季・冬季に発売すると発表した。「北海道&東日本パス」と併用し、北海道新幹線の空いている席と北海道内の特急列車の普通車自由席が1日間乗り放題となる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」も発売する。

  • 「北海道&東日本パス」は2022年も発売(提供 : JR東日本)

「北海道&東日本パス」は、JR北海道とJR東日本に加え、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行において快速・普通列車の普通車自由席が「連続する7日間」乗り放題に。JR東日本のBRT(バス高速輸送システム)も利用できる。特定特急券を別途購入することで、北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)の空いている席も利用できる。

特例として、石勝線新夕張~新得間や奥羽本線新青森~青森間において区間内相互発着の場合に限り、特急列車の普通車自由席など利用可能。いずれも区間外にまたがって利用した場合は全乗車区間の運賃・料金が必要となる。

春季は2月20日から4月16日まで販売し、利用期間は3月1日から4月22日まで。夏季は6月20日から9月24日まで販売し、利用期間は7月1日から9月30日まで。冬季は12月1日から1月4日まで販売し、利用期間は12月10日から1月10日まで。発売額は大人1万1,330円・小児5,660円。JR北海道・JR東日本のおもな駅や旅行会社で発売される。

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、有効な「北海道&東日本パス」と併用することで、北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)の空いている席と、北海道内の在来線特急列車の普通車自由席が乗降り自由に。1枚の「北海道&東日本パス」に対し、併用できる枚数に制限はないが、北海道新幹線以外の区間にまたがって新幹線に乗車した場合、新幹線に乗車した全区間の運賃・料金が必要となる。

春季は2月20日から4月22日まで販売し、利用期間は3月1日から4月22日まで。夏季は6月20日から9月30日まで販売し、利用期間は7月1日から9月30日まで(8月1~19日を除く)。冬季は12月1日から1月10日まで販売され、利用期間は12月10日から1月10日まで(12月28日から1月6日までを除く)。発売額は大人6,110円・小児3,050円。有効期間は1日間。JR北海道・JR東日本のおもな駅や旅行会社で発売される。