相模鉄道は、相鉄線において2022年3月12日に土休日ダイヤ、3月14日に平日ダイヤを見直すと発表した。あわせて相鉄・東急直通線の開業に向け、ダイヤ見直し後に8両編成で運転する列車が増加することも発表している。

  • 2021年にデビューした相鉄・東急直通線(東急線内は目黒線直通用)の車両21000系

相鉄・東急直通線は羽沢横浜国大駅(相鉄・JR直通線)から新横浜駅、新綱島駅を経て日吉駅(東急東横線・目黒線)まで約10.0kmの路線を整備し、2023年3月に開業予定。日吉~新横浜間を東急新横浜線、新横浜~羽沢横浜国大~西谷間を相鉄新横浜線として営業し、相鉄本線・いずみ野線から東急東横線・目黒線へ接続するほか、東京メトロ副都心線・南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)、東武東上線まで直通運転を行う予定となっている。

現在、相鉄・東急直通線用の車両として、10両編成の20000系(東急線内は東横線直通用)に加え、8両編成の21000系(東急線内は目黒線直通用)もデビューし、相鉄線内で運行されている。ダイヤの見直しを行った後、相鉄・東急直通線の開業に向け、8両編成で運転する列車が増加するという。新造車両の営業運転開始に合わせて8両編成に順次変更するため、「時刻表上では8両編成で運転する列車が、一時的に10両編成で運転することがあります」(相模鉄道)とも説明している。