アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの八乙女光が、舞台『こどもの一生』の主演を務めることが21日、明らかになった。

八乙女光

八乙女光

同作は1990年に誕生した中島らもの怪作で、90年、92年、98年、2012年と演出家・G2により上演され好評を博した。横暴な会社社長の三友と、その秘書の柿沼(八乙女光)、デジタル庁勤務のエリート藤堂、コールセンター勤務の 淳子、現役地下アイドルの亜美といった5人の患者が治療のため「こども」に返り、共同生活を始めるという物語。

2022年は中島の生誕70周年でもあり、15年の『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について~』以来7年ぶりの中島戯曲演出となるG2と、舞台『薔薇と白鳥』から4年ぶりの舞台出演となる八乙女が再タッグを組む。

G2演出による12年の『こどもの一生』PARCO劇場版は、98年PARCO劇場版から演出もグレードアップして評判となったが、さらに10年が経ち、スマホやPCなどのITインフラ、SNSに代表されるネットメディアの存在や精神医学の技術革新と、それにより浮き彫りになってきた現代人の心の闇など、状況は変化。90年に「“今”を切り取った作品を」と中島らもに依頼したG2が自ら、その初演時には無かった様々な技術やアイテム、精神環境を取り込み、今回の2022年版にリライトして設定をアップデートするという。

東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて2022年4月3日~28日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて5月6日・7日、宮城公演は東京エレクトロンホール宮城にて5月18日。

G2 コメント

これほど人生の折々でメモリアルだった作品はありません。アルコール依存症で入院中の中島らも氏に直談判して台本を書いて頂き、初めて東京(シアター・トップス)に進出。PARCO劇場での改定版はプロ演出家としてのスタートを切った作品。今回、通算5度目の再演。主演にお迎えするのは『薔薇と白鳥』でご一緒の八乙女くん。とことん稽古に向き合ってくれる熱血漢でもあります。笑いと恐怖だけでなく人間の何か深いところをつく不思議な魅力の『こどもの一生』超最新バージョン・アップ版でお届けします。

八乙女光 コメント

この度、G2さんとの舞台が再び決まり、率直に「嬉しい」という気持ちになりました。今から3年前にG2さんが演出する『薔薇と白鳥』に出演させて頂き、その後何度もG2さんが演出される舞台を観劇させて頂きました。
観劇後いつも僕が「とても面白い作品で嫉妬しました!」と伝えると、G2さんは「それは最高の褒め言葉。僕は常に面白い、良い作品を更新したいから。」とおっしゃられていました。今回もG2さんの心が動く作品のレベルの更新、そして僕自身もレベルを上げて、楽しく、そして新しい一面を見せたいと思っています。
八乙女光という人間に磨きをかけます。