2021年10月で放送開始55年を迎えた、ニッポン放送の深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン(ANN)』。

1967年の放送開始以来、番組の構成を変えながら放送を続け、今もなお幅広い世代から支持を集めている長寿番組です。ANNといえば、そのときの世相を表したパーソナリティも人気を後押しする存在として知られています。

今回は、マイナビニュース会員の男女505名に歴代の中で「好きなパーソナリティは誰なのか」を聞いてみました。

ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン(ANN)』を知っていますか?

「はい」(90.9%)
「いいえ」(9.1%)

調査の結果、9割以上の人がANNを知っていると回答。深夜1時をメイン帯とするラジオにも関わらず、ほとんどの人がその存在を知っているという結果になりました。

『オールナイトニッポン(ANN)』歴代パーソナリティ人気ランキング

マイナビニュース会員に、ANNの歴代パーソナリティの中で好きな人を尋ねてみたところ、上位はこのような結果になりました。

1位 中島みゆき(11.7%)
2位 ビートたけし(11.2%)
3位 笑福亭鶴光(10.7%)
4位 福山雅治(8.4%)
5位 とんねるず(6.5%)
5位 ナインティナイン(6.5%)
7位 伊集院光(3.4%)
8位 サンドウィッチマン(3.1%)
9位 星野源(2.6%)
10位 吉田拓郎(2.3%)

1位 中島みゆき(11.7%)

見事1位を獲得した『中島みゆきのオールナイトニッポン』は1979年から1987年までの8年間、月曜深夜一部で放送されていた番組です。

番組終了後も1991年と2006年に一夜限りの復活放送を経て、2013年からの5年間は日曜深夜3時から『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』として放送されています。中島さんのANNでのレギュラー放送は2018年まで続き、番組終了を惜しむファンの声も多くありました。

・「みゆきさんの歌詞や詩の世界、歌を歌ってる時と、トークの時の感じが正反対で、そのギャップが面白かったです」(49歳男性/電力・ガス・エネルギー/メカトロ関連技術職)
・「トークが面白く、笑わせたり、ときには涙あったりの語りが大好き」(59歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「普段、聴けない中島みゆきの世界が見えておもしろかった」(54歳男性/広告・出版・印刷/営業関連)
・「学生時代によく聴いていました。懐かしいです」(66歳男性/その他/その他・専業主婦等)

2位 ビートたけし(11.2%)

2位の『ビートたけしのオールナイトニッポン』は、記録的な高聴取率をたたき出した1981年から1990年まで放送の伝説的番組。当時ビートたけしさんのラジオに相方として出演していたのは高田文夫さんです。

2018年には『ビートたけしのオールナイトニッポンPremium』が放送され、ラジオファンからはたけしさんのギリギリトーク復活を期待する声で盛り上がりをみせていました。

・「もはや説明不要の伝説のラジオ番組だから」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「とにかく面白かったから。毎週録音もして、リピートしてまで聴いていた」(61歳男性/専門コンサルタント/専門職関連)
・「ラジオを聴きながら大笑いしたことをよく覚えています。とにかく当時は内容が面白かったです」(46歳男性/その他/専門職関連)
・「毒舌がすごいのでおもしろい」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)

3位 笑福亭鶴光(10.7%)

3位になったのは落語家の笑福亭鶴光が担当した通称『鶴光のオールナイトニッポン』。1974年から1985年まで11年9カ月と長きにわたって放送されていた番組です。落語家でありながら下ネタ全開のラジオトークは、若い男性ファンの圧倒的支持を集めました。

現在、土曜深夜1時を担当するオードリーの2人も当時番組の大ファンであったと発言しています。

・「学生時代は受験勉強をしながら鶴光のオールナイトニッポンを聴いていたので思い出に残っている」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「関西のノリで面白かった」(64歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「オールナイトニッポンと言ったらやっぱり鶴光でしょう」(63歳男性/サービス(その他)/専門職関連)
・「爽やかさがまったくなく、エロさ加減が深夜ラジオのイメージにぴったりだった」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)

4位 福山雅治(8.4%)

4位にランクインしたのは『福山雅治のオールナイトニッポン』です。1992年に木曜深夜3時の二部で放送を開始。その後、月曜深夜1時に枠を移して1998年まで担当しています。福山さんの飾らないラジオトークは女性に限らず、男性からも好評でした。

2000年には『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ』としてANNにレギュラー復活。その後、番組は2015年まで15年続いています。

・「メディア出演が無い時も、ラジオを大切にしていたイメージがある。艶っぽいトークなど、リスナーを楽しませてくれていた」(48歳女性/繊維・アパレル/技能工・運輸・設備関連)
・「今ならできないようなコーナーもあったし、すごくおもしろく楽しかった」(47歳男性/物流・倉庫/その他・専業主婦等)
・「おもしろいし、福山さんは、癒やされる声でした」(47歳女性/フードビジネス(総合)/ 専門サービス関連)
・「話がおもしろく、ラジオでしか聴けない話が聞けるから」(44歳女性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)

5位 とんねるず (6.5%)

5位の『とんねるずのオールナイトニッポン』は、当時高聴取率番組として有名だった『ビートたけしのオールナイトニッポン』にも劣らぬ人気を誇った伝説的番組。

当時のとんねるずはテレビでも目覚ましい活躍ぶりだったことから、テレビ収録の裏話をはじめ、ヘビーリスナーが番組にネタハガキを送る通称・ハガキ職人とのやり取りが面白いと評判でした。番組は1985年から1992年まで放送されています。

・「フリートークや内輪ネタがおもしろかったから」(50歳男性/公益・特殊・独立行政法人/事務・企画・経営関連)
・「はがき職人さんとの会話が面白かった」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「奇抜な発言が面白いから」(36歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「高校時代に学校で話題になるくらい楽しかった」(45歳男性/サービス(その他)/ その他技術職)
・「とんねるず世代なので、楽しめましたからね!」(49歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

5位 ナインティナイン(6.5%)

とんねるずと同じく5位にランクインしたのは、1994年から現在まで番組が続く『ナインティナインのオールナイトニッポン』。元々はコンビそろって出演していた番組ですが、2014年に矢部浩之さんだけ卒業。しかし、2020年に復帰しています。

2021年には番組企画をきっかけに、矢部さんがソロ歌手デビュー。長年、岡村隆史さんが盛り上げてきた人気ラジオイベント「ANN歌謡祭」でファン待望のコンビ出演が実現するとともに、矢部さんのソロデビュー曲初披露の場となりました。

現在、『ナインティナインのオールナイトニッポン』は放送開始から通算23年目を迎え、歴代最長のパーソナリティとなっています。

・「葉書職人のレベルが高くてネタハガキが面白い」(41歳女性/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「ラジオを教えてくれた!ずっと聞いているヘビーリスナーなので」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「オールナイトニッポンのイメージが強い」(39歳男性/通信販売・ネット販売/販売・サービス関連)
・「素でリスナー目線のラジオを放送している感じがして好きだから」(48歳男性/サービス(その他)/営業関連)

7位 伊集院光(3.4%)

7位の『伊集院光のオールナイトニッポン』は1988年から1990年までの間、深夜3時からの二部で放送されていた番組です。

伊集院さんが水曜深夜3時の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演した際も、TVプロデューサーの佐久間宣行さんから「ラジオ界の覇王」といわれるほどラジオファンの間では、その秀逸なトークで一目置かれる存在でした。

現在、伊集院光さんはニッポン放送からTBSラジオに活躍の場を移して、ラジオを続けています。

・「語彙力があるからトークが達者で、知識も豊富だから毎回楽しい」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ラジオに向いてる人だと思うから」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「視聴者に伝える話術がすごい」(66歳男性/電力・ガス・エネルギー/公共サービス関連)

8位 サンドウィッチマン(3.1%)

8位にランクインした『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』は、東日本大震災発生から1週間後の3月18日、震災から10年が経過した2021年3月11日に放送された番組です。

震災発生直後のANNでは、2人の地元である宮城県の被害者の方々に向けてリアルタイムメッセージが届けられました。震災から5年後となる2016年3月11日には、地元・宮城の東北放送より『オールナイトニッポンGOLD』として放送しています。

この番組は、日本民間放送連盟賞のラジオエンターテインメント部門で最優秀賞を受賞したほか、2021年日本民間放送連盟賞の準グランプリにも選出されました。

・「サンドのMCはホントに面白く、久しぶりにラジオが待ち遠しく感じた」(51歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)
・「絶妙なコンビネーションで、とにかく面白い」(60歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「仲の良さが伝わってきた」(46歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位 星野源(2.6%)

9位にランクインしたのは現在、火曜深夜1時に放送されている『星野源のオールナイトニッポン』です。

アーティスト・俳優として幅広く活躍する星野さんは、自身も出演した人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」が社会現象になる大ヒットを記録。この作品での共演をきっかけに、2021年に女優の新垣結衣さんと結婚しています。

結婚発表後の初ラジオ出演は世間の注目が集まりました。

・「いつも聴いていて楽しいから」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「歌だけじゃなくおしゃべりもおもしろくて好きです」(48歳女性/ホテル・旅館/事務・企画・経営関連)
・「飾った感じがないところがいい」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/専門サービス関連)

10位 吉田拓郎(2.3%)

10位の『吉田拓郎のオールナイトニッポン』は1974年より放送開始された番組です。その後も吉田拓郎さんは1980年代から現在に至るまで、放送の枠を変えながらANN内でレギュラー出演。人気ミュージシャンである吉田さんならではのトークには、長年のラジオファンも多く存在します。

現在は、2020年からスタートした『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』が金曜22時から24時に月1で放送されています。

・「話が面白いし、大物ミュージシャンがゲストで来る」(44歳男性/専門商社/営業関連)
・「温かい語り口が耳に残っています」(71歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「当時の業界裏話を聴けたので」(58歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

あなたが好きな歴代パーソナリティは?

『オールナイトニッポン』を盛り上げてきた歴代の人気パーソナリティをランキング形式で振り返りました。アンケートのコメントには「学生の頃に聴いていた」といった、自身の思い出を懐かしむものがある中、「今もANNのリスナー」といった声も多数寄せられました。

現在のANNに出演するパーソナリティはもちろん、業界内にもラジオのヘビーリスナーであることを公言する人も多く、その人気は衰えることを知りません。また、昨今の新型コロナウィルス感染症拡大の影響から、改めてラジオの存在に注目が集まっているのも事実です。

あなたにとって一番のANNパーソナリティは、誰でしたか?

調査時期:2021年12月30日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計505人(男性: 406人、女性: 99人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート