落語家の笑福亭鶴光とお笑いコンビ・オードーリーの若林正恭、春日俊彰が22日、総合司会を務める『オールナイトニッポン45時間スペシャル』の放送直前会見に出席した。

左から、若林正恭(オードリー)、笑福亭鶴光、春日俊彰(オードリー)

『オールナイトニッポン45時間スペシャル』は、1967年に放送を開始したニッポン放送の深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』の放送45周年を記念して、22日22時から24日22時まで放送中。同スペシャル番組には、吉田拓郎やビートたけし、中島みゆき、松任谷由実、松山千春、イルカら伝説のパーソナリティを始め、現在、ニッポン放送でパーソナリティを務める福山雅治やSMAPの中居正広ら豪華メンバーが登場する予定となっている。

24日に行われる東京マラソンの実況中継をはさむも、45時間という長丁場の放送に、鶴光は「何か妙に緊張するな。体力持つかね? 途中で休憩せんと、ずっと出てる方が楽かもしれんな。配分を考えてやらんと」と戦々恐々。一方、春日は「飛ばしていきますよ!」と意気込み、若林は「飛ばしたらダメですよ。まあ、春日が楽屋で台本をしっかり読み込んでたんで大丈夫だと思う」と緊張はない様子。3人での総合司会だが、オードリーは鶴光が審査委員長を務めたお笑いバトル番組に出演したことがあり、若林が「その時は全然ウケなかったけど、『そのまま続けたらお金になるよ』って声を掛けてくれた。不思議な縁ですね」と感慨深げに振り返ると、鶴光は「ウケなくて可愛そうだったから声掛けたんや」と照れ笑いを浮かべた。

現在、土曜パーソナリティを務めるオードリーの2人は同番組のファンだったそうで、春日が「中高生の時は、全曜日聴いてましたね」と話すと、若林も「高校生の時にナインティナインさんを聴いてたので、まさか自分がやるとは思ってなかった」と感無量。また、1974年から1985年までの11年間、同番組のパーソナリティを務めた鶴光は「地震が起きた時、スタジオに書いてある通りに『ストーブすぐ消せ!』って叫んだら真夏やった(笑)。クレームのハガキがたくさん来た」とエピソードを披露し、当時、連発していた下ネタについて「今日は最初の方はお偉いさんが聴いてるだろうから、徐々に小出しにしていこうと思ってる。下ネタはワクワクするやろ?」とニンマリ。最後に、春日が「45時間、3人のマイクの取り合いになると思う。誰がしゃべり倒すか"耳逃すな"!」と春日節でPRすると、若林は「聴き逃すな! でしょ」と冷静に突っ込み、鶴光は「俺、そこじゃなくて"しゃぶり倒す"に聞こえちゃった」と早速下ネタを披露して報道陣の笑いを誘っていた。