JR西日本は25日、2022年度における「WEST EXPRESS 銀河」運行方面の概要を発表した。5~9月は山陰コース(京都~出雲市間、伯備線・山陰線経由)、10月から3月まで紀南コース(京都~新宮間、阪和線・紀勢本線経由)の運行を予定している。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」は2022年度、5月から山陰コース、10月から紀南コースで運行される

5~9月に運行する山陰コースは、これまで出雲市発大阪行で運行していた上り列車の区間を京都駅まで延長。列車種別は引き続き夜行列車となる。おもてなし内容がリニューアルされ、沿線の新しい魅力が楽しめるという。

10月から運行する紀南コースは、京都発新宮行を夜行列車、新宮発京都行を昼行列車として運行。沿線の景観改善に取り組み、車窓から紀南エリアの魅力的な海の景色をより楽しめるようにするほか、席数を大幅に増量し、窓から海の景色を直接楽しめるようにする。昼行列車は京都駅到着時刻を早め、首都圏方面へのアクセスが便利に。運行曜日ごとに異なる途中停車駅を設定するという。おもてなしもリニューアルし、沿線の新しい魅力を楽しめるようにする。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」の車内(2020年12月の試乗会にて撮影)

なお、4月中は車両メンテナンスのため運行しない。今回発表された運行期間・運行区間以外にも、「WEST EXPRESS 銀河」の運行が計画されている。