JR西日本は14日、山口線新山口~津和野間で運転される「SLやまぐち号」に関して、2022年度は3~11月に全86日の運行を予定していると発表した。

  • 山口線を走る「SLやまぐち号」

1979(昭和54)年8月1日に運転を開始した「SLやまぐち号」は、2017年からSL全盛期の客車を再現したレトロ客車(35系客車)で運行しており、細部までこだわった車内装飾で汽車旅の情緒を演出する。2022年度は3~11月の土日祝日を中心に、全86日の運行を予定しており、春夏秋冬で景色の異なる山口線沿線の風景と、SL列車ならではの迫力ある姿を楽しんでほしいとのこと。

「SLやまぐち号」は新山口~津和野間で1日1往復運行され、定員は245名(1号車23名、2号車64名、3号車40名、4号車72名、5号車46名)。運転時刻は新山口駅10時50分発・津和野駅12時58分着、津和野駅15時45分発・新山口駅17時30分着。新山口~津和野間の途中停車駅は湯田温泉駅、山口駅、仁保駅、篠目駅、長門峡駅、地福駅、鍋倉駅、徳佐駅となっている。