JR北海道は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、特急「ライラック」の2本(上下各1本)を臨時列車化し、土休日運転の特急「カムイ」(上下各2本)も運転日を縮小すると発表した。函館本線小樽~江別間にて、土休日運休の普通列車も増加する。

  • 6両編成の789系0番台で運転される特急「ライラック」

特急「ライラック」「カムイ」はともに札幌~旭川間で運転。「ライラック」は半室グリーン車を連結した6両編成の789系0番台、「カムイ」は「uシート」車両を連結した5両編成の789系1000番台を使用する。3月のダイヤ改正で、現行の上り「ライラック38号」(旭川駅17時30分発・札幌駅18時55分着)、下り「ライラック39号」(札幌駅19時30分発・旭川駅20時55分着)を臨時列車化。3連休の前日と最終日、ゴールデンウィーク期間・お盆期間・年末年始期間など、利用の見込まれる日を中心に年間36日程度の運転とする。

臨時列車として運転される下り「カムイ9・29号」、上り「カムイ28・42号」も、現行の土休日運転からさらに運転日を縮小。ダイヤ改正後はゴールデンウィーク期間・お盆期間・年末年始期間や雪まつり期間など繁忙期に限定し、年間35日程度の運転とする。

  • 5両編成の789系1000番台で運転される特急「カムイ」

函館本線小樽~江別間では、通勤・通学等の利用が減少する土休日に運休する普通列車を10本(上下各5本)追加。下りは小樽駅6時50分発の江別行、手稲駅11時0分発の江別行、小樽駅14時10分発の札幌行、手稲駅16時57分発の江別行、手稲駅17時57分発の江別行、上りは江別駅8時16分発の手稲行、江別駅9時45分発の手稲行、江別駅12時15分発の小樽行、江別駅17時46分発の手稲行、江別駅19時14分発の手稲行が土休日運休となる。

その他、函館本線では岩見沢駅9時40分発の滝川行、滝川駅12時36分発の岩見沢行において、土休日に2両編成から1両に減車される。