日本が世界に誇るコンテンツのの一つである時代劇。時代劇というジャンルは、江戸時代や戦国時代、明治初期など、それぞれの時代の人々の姿を描いた作品を意味しているだけで、決してステレオタイプに語れるものではありません。剣戟アクション、人間ドラマ、コメディ、ヒロイズム、人情物語など、作品ごとにそれぞれ違った魅力を有するものなのです。

今回は、マイナビニュース会員の男女528名にアンケートを実施。マイナビニュース会員が人におすすめしたいと思った時代劇をランキングで紹介します。

Q.あなたが視聴して人におすすめしたいと思った時代劇はありますか?

『はい』(62.9%)
『いいえ』(37.1%)

アンケートの結果、およそ6割の方がおすすめできる時代劇があると答えました。さらに最も他人におすすめしたい時代劇を教えてもらったところ、以下のような順位になりました。

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おすすめ時代劇映画ランキング結果

1位『るろうに剣心』(2012年公開/21.8%)
2位『七人の侍』(1954年公開/18.4%)
3位『座頭市』(1989年公開/7.6% )
4位『超高速! 参勤交代』(2014年公開/7.0%)
5位『たそがれ清兵衛』(2002年公開/5.4%)
6位『必殺! THE HISSATSU』(1984年公開 /4.7%)
7位『壬生義士伝』(2002年公開 /4.1%)
8位『柳生一族の陰謀』(1978年公開/3.5%)
8位『武士の家計簿』(2010年公開/3.5%)
10位『清洲会議』(2013年公開/3.2%)
11位『のぼうの城』(2012年公開/2.8%)
12位『用心棒』(1961年公開/2.2%)
12位『椿三十郎』(1962年公開/2.2%)
12位『雨あがる』(1999年公開/2.2%)
12位『関ヶ原』(2017年公開/2.2%)
16位『十三人の刺客』(2010年公開/1.6%)
16位『殿、利息でござる!』(2016年公開/1.6%)
18位『駆込み女と駆出し男』(2015年公開/0.9%)
18位『最後の忠臣蔵』(2010年公開/0.9%)
18位『引っ越し大名!』(2019年公開/0.9%)

1位『るろうに剣心』

  • 1位『るろうに剣心』

    (C)和月伸宏/集英社 (C)2012 「るろうに剣心」製作委員会

週刊少年ジャンプの人気漫画を佐藤健主演で完全実写化。幕末の時代に「人斬り抜刀斎」として名をはせた流浪人の緋村剣心が、明治の世で新たな戦いに挑む姿を描く剣戟アクション。アクション監督の谷垣健治指導のもと、ハイスピードでの新しいチャンバラを生み出した。

出演/佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優
監督/大友啓史
公開年/2012年

・「斬るシーンは現実離れをしていますが、アクションゲームでスライムを倒す感じで気分がいいです」(33歳男性/教育/専門職関連・コンサル・金融)
・「原作漫画のキャラクターと違和感ない配役でアクションに迫力があるから」(38歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「漫画の原作もおもしろいが、映画は映像、迫力がすごく圧倒される」(44歳男性/サービス(その他)/その他技術職)
・「漫画以上に迫力のあるシーンが多かった。また、歴史に興味がない人でも歴史への興味を持つことができると思ったから」(29歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)
・「刀での戦いシーンが衝撃的だったため」(50歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)

2位『七人の侍』

  • 2位『七人の侍』

    写真:アフロ

黒澤明監督が当時の破格の製作費と撮影期間を投じて制作した日本映画の金字塔。農民に雇われた侍たちが野武士に襲われる村を命がけで守り抜く。クライマックスとなる豪雨の中での死闘は映画史に残るアクションシーンの一つ。

出演/三船敏郎、志村喬、島崎雪子、藤原釜足
監督/黒澤明
公開年/1954年

・「リアリズムが圧倒的に迫ってくるスペクタルあふれる傑作だと思います」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「野武士に立ち向かうべく農民に雇われたサムライたちの闘いがおもしろい」(72歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「不朽の名作ですね。何度も観ていますがまったく色褪せません。3時間を超える作品なのに飽きずに観てしまうほどテンポがよいですし内容が濃い」(36歳男性/不動産/専門職関連)
・「全然古臭くない、むしろ新鮮。さすが世界の黒沢」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「画面背景は白黒ですが、その背景を効果的に使い泥臭さのいい味を出していると思います。殺陣の迫力も、初めて見たときにはその激しさに驚きました」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)

3位『座頭市』

盲目の按摩でありながら、ひとたび刀を抜けば右に出るものなし……。1962年の『座頭市物語』以来、勝新太郎最大の当たり役とされた「座頭市」の通算26作目にして最終作となる1989年の一作。勝新太郎自身が製作・監督・脚本・主演を務めている。

出演/勝新太郎、樋口可南子、陣内孝則、片岡鶴太郎
監督/勝新太郎
公開年/1989年

・「殺陣の演技は圧巻である」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「あの何とも言えない滑稽な座頭市の姿で最後は悪人を一挙に片づけるありきたりなものがすっきりする」(62歳男性/サービス/専門職関連・コンサル・金融)
・「勝新太郎のその後を考えると非常におもしろい」(45歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「この作品は名作ですからね!」(49歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「カツシンがイケイケでよかった」(51歳男性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)

4位『超高速! 参勤交代』

  • 4位『超高速!参勤交代』

    (C)2014「超高速!参勤交代」製作委員会

交代で江戸から戻ってきたばかりにもかかわらず、「5日以内に参勤せよ」という過酷な命を受け、藩の命運をかけていわきから江戸へ駆ける湯長谷藩主と家来たちの奮闘劇。江戸時代の参勤交代という制度をユーモアとちょっとの悲哀で描いた本木克英監督作。

出演/佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文
監督/本木克英
公開年/2014年

・「喜劇っぽくて江戸時代のことをうまく表現していると感じた」(52歳男性/設計/営業関連)
・「湯長谷藩の藩主が藩を取り潰す陰謀まで巻き起こる笑いあり涙ありのコメディ要素のある映画です」(54歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「参勤交代を取り上げるのは珍しいから」(30歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)
・「時代劇をあまり好きでない人でも楽しめる作品だと思う」(40歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「とにかくセンセーショナル。ハラハラワクワクして夢中で見ていられる」(51歳女性/コンピュータ機器/その他・専業主婦等)

5位『たそがれ清兵衛』

藤沢周平の小説を原作に「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督が、貧しいながらも誠実に生きる武士の生き様を描く。主人公の真田広之と敵対する余五善右衛門役の田中泯が見せる、クライマックスの果たし合いは圧巻。本作が映画初出演となる田中泯は、野獣のような殺気で凄まじい存在感をしめしている。

出演/真田広之、宮沢りえ、小林稔侍、大杉漣
監督/山田洋次
公開年/2002年

・「小太刀の技がすごい!」(69歳男性/専門商社/事務・企画・経営関連)
・「真田広之さんの演技がとてもよく感動的な作品でした」(55歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「原作の醸し出す雰囲気を、うまく表現していた」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「主人公だけでなく、それ以外のそれぞれの武士の生き方に、触れることができたから」(58歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「主演の真田広之が好きだったのと主題歌がよかった。朴訥な主人公を演じながらアクションも見ごたえがあった」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)

6位『必殺! THE HISSATSU』

闇に生きる仕事人たちを描くドラマ「必殺」シリーズの放送600回記念として製作された映画化第1弾。藤田まこと演じる中村主水のほか、三田村邦彦演じる飾り職人の秀、中条きよし演じる三味線屋の勇次の二枚看板が顔をそろえた。当時のTVドラマの雰囲気そのままの、ダークな作りが魅力となっている。

出演/藤田まこと、菅井きん、中条きよし、三田村邦彦
監督/貞永方久
公開年/1984年

・「悪が成敗されると、すっきりします」(58歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「裁きがまともに行われない時代では、悪人を蔓延させないためにはよい手段」(58歳男性/建築・土木/建築・土木関連技術職)
・「昔から必殺仕事人は好きな映画」(66歳男性/その他金融/営業関連)
・「戦い方がかっこよかった」(43歳男性/精密機器/営業関連)

7位『壬生義士伝』

  • 7位『壬生義士伝』

    (C)2003松竹/テレビ東京・テレビ大阪/電通/衛星劇場/カルチュア・パブリッシャーズ/IBC岩手放送

幕末の志士を非情の剣で震え上がらせた新撰組。その隊士でありながらも人間らしさを失わなかった隊士・吉村貫一郎の生き様を、明治に生き残った隊士・斎藤一の視点から描いた人間ドラマ。

出演/中井貴一、佐藤浩市、夏川結衣、中谷美紀
監督/滝田洋二郎
公開年/2002年

・「無名の新撰組隊士を掘り下げていてとてもおもしろかったから」(36歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「中井貴一の南部訛りの言葉使いと、家族のためにお金をひたむきに貯めている姿が胸を打ちます」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「主人公の出身地が同じ東北ということで興味を持ち、小説を読んでいて、映画になったときも自然に見に行きました」(62歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)

8位『柳生一族の陰謀』

徳川三代将軍の座をめぐるお家騒動と、その裏にある柳生一族の存続をかけた戦いを描くアクション時代劇。千葉真一、萬屋錦之介、三船敏郎、山田五十鈴、松方弘樹といった名だたる名優たちが登場する豪華キャストで大ヒットを記録した。千葉真一が演じた柳生十兵衛三厳は彼の当たり役となり、その後千葉は何度も十兵衛を演じることとなる。

出演/萬屋錦之介、千葉真一、西郷輝彦、松方弘樹
監督/深作欣二
公開年/1978年

・「今では考えられない豪華キャストに見ずにはいられない」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「歴史が細かく描かれているのがいい」(64歳男性/専門店/営業関連)
・「萬屋錦之介、千葉真一、三船敏郎、松方弘樹、丹波哲郎、西郷輝彦、夏八木勲、大原麗子、真田広之、小林稔侍、原田芳雄、成田三樹夫、山田五十鈴、金子信雄などなど。これを見ずにはいられない」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)

8位『武士の家計簿』

  • 8位『武士の家計簿』

    (C)2010「武士の家計簿」製作委員会

歴史学者磯田道史氏の著書をもとに、藩の財政を支える御算用者として働く一藩士の家庭や家族の姿を描く。周囲から「ソロバン馬鹿」と揶揄されるくらいソロバンが得意な御算用方の猪山直之は、自らの家庭が火の車だと知り、家計の立て直しを決意する。

出演/堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子
監督/森田芳光
公開年/2010年

・「武士の日常がわかる映画」(66歳男性/サービス/公共サービス関連)
・「生き様がかっこいいと思った」(39歳男性/サービス/営業関連)
・「下級武士は俸禄だけでは食べていけなかった」(53歳女性/専門店/販売・サービス関連)

10位『清須会議』

  • 10位『清須会議』

    (C) 2013 フジテレビ・東宝

織田信長の死後に、織田家の後継者を決めるため、織田家家臣の柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興が参加して行われた清須会議の模様を人間らしさたっぷりに描いた時代劇。歴史好きの三谷幸喜が自ら小説化した原作を、自らの監督で映画化している。

出演/役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市
監督/三谷幸喜
公開年/2013年

・「今の時代に通じる内容」(54歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連))
・「歴史上の人物が真面目におかしくて、すごく身近に感じました」(44歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「秀吉が天下を取る最初の経緯がよくわかる」(58歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)

11位『のぼうの城』

  • 11位『のぼうの城』

    (C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

天下統一を目前にした豊臣秀吉は、北条氏を討つべく小田原征伐を開始。北条氏の支城・忍城にも石田三成勢が押し寄せる。でくのぼうの“のぼう様”として親しまれる成田長親は、総大将として石田勢と戦うことに……。完全勝利間違いなしと言われた秀吉軍の必勝戦法「水攻め」を唯一破った忍城の戦いを、野村萬斎主演で描いた、いっぷう変わった戦国時代劇。樋口真嗣監督が担当した水攻め破りのシーンは大迫力の一言。

出演/野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充
監督/犬童一心、樋口真嗣
公開年/2012年

・「戦国の話が好きだから」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「最初、実話とは知らずに観た。戦場で舞いを踊りながら亡くなるシーンに感動」(59歳女性/化粧品・医薬品/その他技術職)

12位『用心棒』

2組のやくざが対立する宿場町に現れた浪人・桑畑三十郎。三船敏郎演じるこの浪人が2組のやくざの用心棒となり、それぞれの対立を深めて壊滅させるさまを描く黒澤明監督による娯楽時代劇。実戦を思わせるリアルでダイナミックな殺陣も見どころ。

出演/三船敏郎、仲代達矢、山田五十鈴、東野英治郎
監督/黒澤明
公開年/1961年

・「ドライな雰囲気で飄々とした三十郎の巧みな闘い方がカッコいい」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「長回しの殺陣で斬る役も斬られ役も力量を見せつけてくれる」(58歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

12位『椿三十郎』

三船敏郎演じる三十郎が活躍する第2弾。お家騒動に巻き込まれた三十郎が若い藩士たちを導き、藩の危機を救う。ラストの三船敏郎と仲代達矢の決闘シーンは名シーンとして知られ、その緊張感と迫力には圧倒される。

出演/三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、田中邦衛
監督/黒澤明
公開年/1962年

・「主人公が剣の腕だけではなく、策略で敵を攻略していくのがおもしろい」(57歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「三船敏郎と仲代達矢の演技に圧倒される」(40歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)

12位『雨あがる』

山本周五郎の短編を脚色した黒澤明の遺稿を、愛弟子の小泉堯史が監督して映画化。腕はいいが世渡り下手で士官できない浪人と妻の夫婦愛を、ユーモアを交えながら描く。

出演/寺尾聰、宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆
監督/小泉堯史
公開年/1999年

・「現代にも通じる、考えさせられる」(64歳男性/その他/専門職関連・コンサル・金融)

12位『関ヶ原』

  • 12位『関ヶ原』

    (C)2017「関ヶ原」製作委員会

西軍の石田三成と、東軍の徳川家康による天下分け目の戦いを描いた歴史映画。司馬遼太郎原作をリアルな演出で知られる原田眞人監督の手で映画化し、まるで戦場に来たかのような臨場感が味わえる一作。岡田准一が石田三成を、役所広司が徳川家康を演じている。

出演/岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大
監督/原田眞人
上映年/2017年

・「岡田くんの石田三成役が壮絶だったから」(58歳男性/専門商社/営業関連)

16位『十三人の刺客』

1963年に工藤栄一監督によって作られた東映の集団抗争時代劇を、三池崇史監督がリメイクした2010年作。暴虐の限りを尽くす藩主の首を、十三人の侍が命をかけて取りに行く。稲垣吾郎が狂気の暴君を演じた。松方弘樹による円熟の殺陣も話題となったアクション時代劇。

出演/役所広司、市村正親、山田孝之、古田新太
監督/三池崇史
公開年/2010年

・「稲垣吾郎の悪役が本当に怖いです」(57歳男性/半導体・電子・電子機器/営業関連)

16位『殿、利息でござる!』

  • 16位『殿、利息でござる!』

    (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

磯田道史による評伝「穀田屋十三郎」をベースに、宿場町の窮状を救った商人・穀田屋十三郎の物語を映画化。仙台藩の宿場町・吉岡宿は伝馬役を命じられ疲弊していた。造り酒屋を営む十三郎は、藩へ貸し付けた金子の利息で、吉岡宿を救おうと思いつく。彼は守銭奴と言われながらもお金集めに奔走するが……。

出演/阿部サダヲ、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文
監督/中村義洋
公開年/2016年

・「センスがよく、笑いのツボを押さえていた」(26歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)

18位『駆込み女と駆出し男』

  • 18位『駆込み女と駆出し男』

    (C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

江戸時代に、離縁を望む女性のために作られた幕府公認の縁切寺(駆込寺)・東慶寺。井上ひさしの小説「東慶寺花だより」を原案に、夫と離縁しようとする女性たちと、彼女らを支える御用宿の人々や寺役人、尼僧たちの人間模様を描いている。

出演/大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、樹木希林
監督/原田眞人
公開年/2015年

・「おもしろくてためになった」(58歳男性/ビル管理・メンテナンス/販売サービス関連)

18位『最後の忠臣蔵』

47人の赤穂浪士の討ち入りで知られる「忠臣蔵」。この討ち入りに参加できなかった2人の赤穂浪士の16年後を描いた人間ドラマ。主君に命じられた使命をまっとうしようとする2人の生き様をとおし、江戸時代の忠義のあり方を見せている。

出演/役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ、安田成美
監督/杉田成道
公開年/2010年

・「忠臣蔵を違う面から見た味のある作品」(61歳男性/海道・鉄道・空輸・陸運/営業関連)

18位『引っ越し大名!』

  • 18位『引っ越し大名!』

    (C)2019「引っ越し大名!」製作委員会

国替えを命じられ、引っ越しのために貧乏になっていく大名を支える家臣たちの物語を犬童一心監督が映画化。生涯で7度の国替えを命じられ、“引っ越し大名”と呼ばれた松平直矩。この松平家で引っ越し奉行を任された引きこもり侍は、趣味の読書で培った豊富な知識量を武器に、お城の引っ越しという一大プロジェクトに挑む。

出演/星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博
監督/犬童一心
公開年/2019年

・「笑える部分もあり、おもしろいなと思いました」(40歳男性/総合商社/営業関連)

おすすめ時代劇映画ランキングのまとめ

マイナビニュース会員におすすめの時代劇映画についてアンケートを実施したところ、1位に選ばれたのは『るろうに剣心』(21.8%)となりました。2位は『七人の侍』(18.4%)、3位に1989年版の『座頭市』(7.6%)がランクイン。さらに4位『超高速!参勤交代』(7.0%)、5位『たそがれ清兵衛』(5.4%)と続きます。年代も作風もさまざまなものが選ばれており、時代劇の多様性をうかがわせるランキングとなっています。

1位の『るろうに剣心』は少年ジャンプに連載されていた和月伸宏のコミックを映画化したものです。殺陣はもちろんのこと、主演の佐藤健をはじめとする出演者が原作のビジュアルを再現していることでも話題になりました。2021年現在、同年6月4日に公開された『るろうに剣心 最終章 The Beginning』まで、5作の映画が制作されています。

2位の『七人の侍』は黒澤映画の代表作の一つです。この映画が世界に及ぼした影響は計り知れません。ほんの一例として、この映画をリメイクしたアメリカ映画『荒野の七人』が、2016年に『マグニフィセント・セブン』としてデンゼル・ワシントン主演で再リメイクされています。『七人の侍』は国や時代を超えて人々を魅了する、強い物語性を持った作品ということがわかります。

3位の『座頭市』は勝新太郎の殺陣が魅力の作品です。勝新太郎が主演する「座頭市」作品としては1989年に製作されたこの作品が最終作となりました。しかしその後も、北野武、綾瀬はるか、香取慎吾らが座頭の市を演じた映画が次々に制作されています。それだけ座頭の市というキャラクターには、人を引きつける魅力があるということなのでしょう。

4位の『超高速! 参勤交代』は時代劇に新機軸をもたらした作品のひとつです。江戸時代を舞台に、当時の人々が知恵と奇想天外なアイディアで無理難題に挑む姿を描いた本作。当時の人々の生活や習慣をうかがい知ることができるコメディタッチの時代劇として、新たなブームを巻き起こしました。

5位の『たそがれ清兵衛』は時代小説の大家、藤沢周平の短編小説をもとにした作品。藤沢周平がよく題材とする、下級武士の暮らしが丁寧に描かれています。自らの意思とは関係なく、主君の命に従わねばならない下級武士の不条理を切なく描いています。

6位以下にも新旧さまざまな時代劇の名作がそろっています。息をのむ達人同士の斬り合いや派手な剣戟アクション、庶民の穏やかな日常、権力に翻弄される悲哀、情愛や親愛……時代劇はその時々の時代の背景を織り込みながら、多種多様なドラマを描いています。時代劇に興味がある方は、ぜひこのランキングを作品選びの参考にしてみてください。

調査時期: 2021年9月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計528人(男性: 359人、女性: 169人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート