俳優の竹内涼真が18日、東京・青山で実施された「ZENITH エキシビション記者発表会」に出席。ブランドアンバサダーとしてイベントを盛り上げる一方、俳優業について語った。

  • 竹内涼真

昨年に引き続き同ブランドのアンバサダーを務める竹内。「大人の男は、しっかりカッコいい時計を1本つけるべきだと思っていた」と言い、「アンバサダーを1年やらせてもらって、時計に触れる時間が増えたし、もっと時計のことを勉強しようと思った。いろんな世代の方と時計のトークができるようになったのが、僕としてはすごくうれしい」とニッコリ。

時計を切り口に「どの世代の方と会話ができる。一つ、大人の仲間入りした。そこはここ1年で変わった」と明かし、「今は、まずお会いする人が時計を着けているのかなと見ます(笑)。人それぞれ、選ぶ時計ってさまざま。その人の個性って出ますよね」と述べた。

今年はミュージカルやドラマで活躍した竹内。「ミュージカルはすごく楽しかった。50公演、一つのチームで全国をまわってパフォーマンスすることはなかなかない」と充実感を口に。収穫は「稽古の時間が2カ月くらいとられた。その稽古時間が大切だなと思った。やっぱり、どんな仕事をするにも準備を怠らずしっかりやったほうが、本番に向けてパフォーマンスのレベルはどんどん上がっていくんだな」と実感。さらに「ドラマも映画も1カ月くらい稽古したほうが、いい作品ができるのでは」と持論を展開した。

また、今年1年を振り返って「もう一回初心に帰って、俳優の仕事をするにあたって考えさせられる一年だった」と述懐。今後の目標を問われて「今、いろんな配信サービスで各国の方が日本の作品を見れる。垣根を超えている。来年も控えている作品、公開が決まっている作品はたくさんあるけど、今の時代だからこそ、自分が死ぬ気で一生懸命頑張った作品を、各国の人に見てもらって評価してもらいたい」と意欲をのぞかせた。

ZENITHはスイスの老舗高級時計ブランド。150余年におよぶ歴史とマニュファクチュール内部の時計づくりの様子をあざやかに全方位から紹介するエキジビション「A Star Through Time in Tokyo ‐ゼニス、悠久の時を超えて‐」を、11月19日から23日まで青山の「The Jewels of Aoyama」にて開催する。