隕石衝突による地球の滅亡、異常気象による天変地異、未知の生命体の襲来など、さまざまなテーマで作られ、観客を魅了してきたパニック映画。生命の危険が迫るなか、人はどう行動するのか、愛する人をどのように守るのか……。災害や大惨事など突然の異常事態に立ち向かう人々を描くパニック映画は、娯楽作品としても、また危険な状況に陥ったときのシミュレーションとしても楽しむことができます。

今回は、マイナビニュース会員の男女516名にアンケートを実施。その結果から、おすすめのパニック映画をご紹介します。

  • パニック映画の名作を紹介

    パニック映画のおすすめ作品を紹介します

おすすめパニック映画のランキング

1位『アルマゲドン』(1998年公開/11.3%)
1位『タイタニック』(1997年公開/11.3%)
3位『JAWS/ジョーズ』(1975年公開/7.4%)
4位『タワーリング・インフェルノ』(1974年公開/7.1%)
5位『日本沈没』(1973年公開/6.7%)
6位『激突!』(1971年公開/6.4%)
7位『ジュラシック・パーク』(1993年公開/4.3%)
8位『シン・ゴジラ』(2016年公開/3.9%)
9位『スピード』(1994年公開/3.9%)
9位『遊星からの物体X』(1982年公開/3.5%)
11位『バイオハザード』(2002年公開/3.2%)
12位『宇宙戦争』(2005年公開/2.8%)
13位『ジュマンジ』(1995年公開/2.5%)
13位『CUBE』(1998年公開/2.5%)
15位『ミスト』(2007年公開/2.1%)
15位『ディープ・インパクト』(1998年公開/2.1%)
15位『アウトブレイク』(1995年公開/2.1%)
18位『アナコンダ』(1997年公開/1.8%)
19位『ジュラシック・ワールド』(2015年公開/1.4%)
19位『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年公開/1.4%)

トップ20は上記のようなラインナップとなりました。ここからはランクインした作品のあらすじやおすすめしたい理由を紹介します。

1位『アルマゲドン』

マイケル・ベイ監督×ジェリー・ブラッカイマー製作による、地球の危機を迫力の映像で描くエンターテインメント大作。地球に小惑星が迫り、衝突すれば人類は絶滅という危機のなか、自らの命をかえりみず、小惑星衝突を回避しようと奮闘する人々を描く。エアロスミスの主題曲も印象的な一作。

出演/ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、リブ・タイラー、ベン・アフレック
監督/マイケル・ベイ
公開年/1998年

・「親子が感動的で楽曲もよい」(63歳男性/輸送用機器(自動車含む)/事務・企画・経営関連)
・「現実に起きたらこうなるんだろうと、うまく描写されている映画」(45歳男性/その他/専門職関連)
・「協力と自己犠牲が感動」(58男性/官公庁/公共サービス関連)
・「小惑星が地球に衝突するのを避けるべく、14人の男たちが繰り広げる激闘がすさまじくリアリティがあり、映像の中に引きこまれたから」(61歳男性/その他金融/営業関連)
・「親子の愛からいろんな形の愛を描いた感動の作品」(39歳男性/その他/その他・専業主婦等)

1位『タイタニック』

歴史に残るタイタニック号の沈没を、ジェームズ・キャメロン監督が総製作費2億ドルをかけ、最先端の撮影技術で完全に再現。未曽有の大事故のなかでの若い男女の階級を超えた愛を中心に、沈みゆく巨大客船とそこから逃げだそうとする人々のパニック模様を描き出した。セリーヌ・ディオンの主題歌も大ヒットを記録した。

出演/レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/1997年

・「沈没しているのに愛情あふれるディカプリオが何ともいえない」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「実話を基にしていて、世界中で今も反響がある永久保存版の名作」(53女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「ラブロマンスとしてもおもしろい」(48歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)
・「未だに世界でトップクラスの興行収入のタイタニック。これからも、この映画は語り継がれるでしょう」(51歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「逃げだすドキドキと恋愛のドキドキで3時間があっという間だった」(44歳男性/食品/事務・企画・経営関連)

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3位『JAWS/ジョーズ』

巨大な人食いザメが海岸を恐怖の渦に陥れる、サメ映画の原点。当時、まだ新人監督だったスティーブン・スピルバーグは、本作で一気にメジャー監督の座を獲得した。サメをできるだけ見せないという逆転の発想による恐怖演出が光る一作。

出演/ロバート・ショウ、ロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー
監督/スティーブン・スピルバーグ
公開年/1975年

・「スピルバーグ映画の真骨頂」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「海水浴に行くのが怖くなった」(66歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「スリル満点でドキドキワクワクしながら見られる映画」(41歳男性/コンピュータ機器/営業関連)
・「現在のCGと比べると時代を感じるが、それだけにおもしろさがある」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「迫力あるストーリーで自分がそこにいるような気持ちになれる傑作映画」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)

4位『タワーリング・インフェルノ』

138階建ての超高層ビルを舞台に、火災で逃げ惑う人々のパニックを描く一作。落成したばかりの高層ビルの地下で火災が発生。オーナーは火災の事実を隠蔽したまま、上階で落成パーティーを開催するが、やがて火の手は上階に迫っていく……。スティーブ・マックィーンとポール・ニューマンの2大スターの共演も話題となった。

出演/スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ
監督/ジョン・ギラーミン
公開年/1974年

・「今でもこの手の事件が現実にあり大変リアルでした。とにかくニューマン、マックィーンがカッコ良かった!」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「パニック映画のエポック的作品で、ジョーズと並んで大切にされるべき」(58歳男性/専門コンサルタント/専門職関連)
・「かなり昔に観た作品ですが、超高層ビル火災で脱出を試みようとする数人の挑戦やその人物たちの人生などが描かれていて迫力がありました」(63歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「高層ビルでの火災は、現代においては非常に深刻な問題であり、この映画は問題提起をしたすばらしい作品」(55歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「人間模様が描かれていて感情移入できるパニックものの傑作」(51歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

5位『日本沈没』

「日本列島が沈没する」という衝撃的なテーマを描く小松左京の近未来小説を、『八甲田山』の森谷司郎監督が、臨場感ある特撮で映像化した1973年の作品。何度もリメイクされ続ける、日本パニック映画の名作。

出演/小林桂樹、藤岡弘、丹波哲郎、二谷英明
監督/森谷司郎
公開年/1973年

・「将来、日本に起こりそうな感じがする」(51歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「小松左京はやっぱりすごい」(55歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「考えさせられた。自分だったらどうしようと思った」(44歳男性/食品/営業関連)
・「現実的に起こりうるSF映画。今の新型コロナ対策と同様に、政府の危機管理が問われるところ」(73歳男性/その他/その他・専業主婦等)

6位『激突!』

ハイウェイ走行中にタンクローリーを追い越したことから始まる平凡なサラリーマンの恐怖のドライブを描いたスピルバーグ監督の傑作。顔の見えないドライバーが運転する巨大なトラクターが執拗に迫ってくる恐怖を、スピルバーグならではのダイナミックな演出で描いている。もとはテレビ映画として作られたが、そのクオリティの高さから劇場公開となった。

出演/デニス・ウィーバー、キャリー・ロフティン、エディ・ファイアストーン
監督/スティーブン・スピルバーグ
公開年/1971年

・「犯人がわからないおもしろさ」(57歳男性/官公庁/建築・土木関連技術職)
・「あおり運転の元祖みたいな映画だけど、最後にスカッとさせる結末がいい」(60歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「登場する出演者も車輛も極端に少ないが、見るものを飽きさせず、主人公の心理描写もすばらしい」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)

7位『ジュラシック・パーク』

遺伝子再生で復元された恐竜たちが飼育されたテーマパーク「ジュラシック・パーク」。恐竜たちは厳重なセキュリティー保護下に置かれていたが、トラブルによって自由の身となり、パーク内の人間を襲いはじめる……。マイケル・クライトンによる同名小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化。当時の最先端CG技術によって恐竜たちを再現し、画面狭しと大暴れさせている。

出演/サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー
監督/スティーブン・スピルバーグ
公開年/1993年

・「本物の恐竜がいるようなスリル感を味わうことができる」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「当時の新鮮な驚きを忘れない。DNAを身近に感じさせてくれた」(72歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「パニックムービーではこれが一番」(52歳男性/コンピュータ機器/IT関連技術職)
・「ロングセラーであり大人から子どもまで楽しめる」(60歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)

8位『シン・ゴジラ』

東京湾アクアトンネルで崩落事故が発生。その原因は謎の巨大不明生物・ゴジラだった……。庵野秀明が日本を代表する怪獣・ゴジラを史上最大のスケールで描いたオリジナル・ムービー。正体不明の怪獣・ゴジラが日本に上陸したことで対応に追われる政府関係者の姿を現代の日本ならではの視点で描く。

出演/長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾
総監督/庵野秀明
公開年/2016年

・「『大怪獣が現実にいたら』をシミュレートしている感じで、お約束でないリアリティがあった」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「庵野監督が描くゴジラ、まさにこれに尽きる」(49歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「ホントに上陸したら、というシミュレーションがおもしろかったから」(49歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

9位『スピード』

スピードを落とすと爆発するバスに閉じ込められた乗客を救出するSWAT隊員の活躍を描いたパニック・アクション・ムービー。猛スピードで走るバスの中で、次々に起こる危機を解決していくという手に汗握る展開で、大ヒットを記録した。

出演/キアヌ・リーブス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロック
監督/ヤン・デ・ポン
公開年/1994年

・「スピードを落とせないところが、緊迫感があった」(53歳男性/輸送用機器(自動車含む)/技能工・運輸・設備関連)
・「最初から最後までハラハラさせるから」(41歳男性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「キアヌ・リーブスの痛快アクションです」(51歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)

9位『遊星からの物体X』

雪と氷に閉ざされた南極基地のなかで、姿かたちを変える未知の生命体と人間の対決を描く、パニック・ホラー。絶対に逃げられない場所で未知の生命体に攻撃され、外に逃げても凍死する、といった極限状態での恐怖をスリリングに描いている。

出演/カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、リチャード・ダイサート、ドナルド・モファット
監督/ジョン・カーペンター
公開年/1982年

・「宇宙生物の恐怖を描いたストーリーが新鮮」(62歳男性/不動産/専門職関連)
・「物体Xが隊員たちを襲っていきみんながパニックに陥るさまは、スリルとサスペンスに満ちていて、そのストーリーに引きこまれてしまった」(52歳男性/サービス(その他)/IT関連技術職)
・「クリーチャーの造形がすごい。ストーリー展開も秀逸」(61歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)

11位『バイオハザード』

謎の洋館でゾンビに襲われるというカプコンの人気ゲームを映画化した、SFパニック・ホラー。秘密裏に開発された生物兵器「T-ウイルス」が蔓延し、感染者はゾンビ化した“アンデッド”となり生きた人間を襲いはじめる……。

出演/ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ
監督/ポール・W・S・アンダーソン
公開年/2002年

・「ミラ・ジョヴォヴィッチの格闘シーンが特によかった」(50歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連(生産・製造・運輸・警備・農林他))
・「ゲームのストーリーをおもしろく再現してた」(46歳男性/専門店(その他小売)/事務・企画・経営関連(マーケティング・経理・企画・経営他))

12位『宇宙戦争』

異星人が地球へ侵略にやってくるというH・G・ウェルズによるSF小説の古典をスティーブン・スピルバーグ監督がトム・クルーズ主演で映画化。未知の生物に恐怖する人間模様をリアリティたっぷりに描写。『未知との遭遇』『E.T.』で友好的な宇宙人を描いたスピルバーグが、初めて人類と敵対する宇宙人を描いた一作。

出演/トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ミランダ・オットー、ティム・ロビンス
監督/スティーブン・スピルバーグ
公開年/2005年

・「現実に起こったら怖いと衝撃を受けた」(50歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)
・「宇宙からの驚異に人類はどう立ち向かうかがテーマ」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)

13位『ジュマンジ』

ボードに書かれたことが実際に起こる不思議なボードゲーム「ジュマンジ」を見つけた少年たちが、奇想天外なゲームに巻き込まれていく。当時の最先端の3DCGやアニマトロニクスといった技術を駆使して、ゲームの中から動物や洪水などをわきあがらせて見せた。子どもの空想を具現化したような夢のある設定が魅力の一作。

出演/ロビン・ウィリアムズ、ジョナサン・ハイド、キルステン・ダンスト、ブラッドリー・ピアース
監督/ジョー・ジョンストン
上映年/1995年

・「次に何が起きるかまったく予想できない、ハラハラドキドキして楽しめる映画だから」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ほのぼの感がありおもしろかった」(53歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

13位『CUBE』

その理由も目的も不明なまま、謎の立方体に閉じ込められてしまった男女6人。殺人トラップが仕掛けられるなか、脱出方法を探り、謎を徐々に解いていく男女の姿を描く不条理劇。低予算で無名のスタッフ・キャストで製作されたのに予想外の大ヒットとなった。

出演/モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア、ニッキー・グァダーニ、デビッド・ヒューレット
監督/ビンチェンゾ・ナタリ
公開年/1997年

・「お金がかかっていなくてもこんなにおもしろい映画が作れるんだと。時間を忘れ集中してみた記憶があります」(52歳男性/レジャーサービス・アミューズメント、アート・芸能関連/営業関連)
・「新感覚の映画でおもしろかったので」(40歳女性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)

15位『ミスト』

人間が怪物の餌食になる白い霧に覆われた世界で、恐怖で判断力を失った人間の姿を描くパニック・スリラー。映像化不可能といわれていたスティーブン・キングの中編小説「霧」をフランク・ダラボン監督が映画化した一作。

出演/トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー
監督/フランク・ダラボン
公開年/2007年

・「終わり方が衝撃的だった。ただの恐怖を与えるパニック映画とは違っていた」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)

15位『ディープ・インパクト』

地球に彗星の衝突が迫るなか、衝突回避のための作戦行動や避難計画など、対策に奔走する人々を描くパニック・ムービー。未曽有の危機に陥った際の人間模様に重点をおいて描かれている。

出演/ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、リーリー・ソビエスキー
監督/ミミ・レダー
公開年/1998年

・「ストーリーもよく大迫力だったから」(47歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

15位『アウトブレイク』

アフリカ奥地で発生した出血熱のパンデミックの恐怖を描いたパニック・ムービー。猿から検出されたウイルスが世界中に急速に拡大していく様子がリアルに描かれている。

出演/ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ドナルド・サザーランド
監督/ウォルフガング・ペーターゼン
公開年/1995年

・「今のコロナの状況が似ているから」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)

18位『アナコンダ』

アマゾンの奥地を舞台に、人類学者と映画撮影隊の一行が出会う巨大アナコンダとの戦いを描くモンスター・パニック・ムービー。身分を隠して撮影隊と同行していたアナコンダ密猟者が、さらなる惨劇を巻き起こす。

出演/ジェニファー・ロペス、アイス・キューブ、ジョン・ヴォイト、エリック・ストルツ
監督/ルイス・ロッサ
公開年/1997年

・「とにかくリアル! 研究チームが出てきて人間の欲望などが描かれている」(50歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

19位『ジュラシック・ワールド』

多くの観光客でにぎわうテーマパーク「ジュラシック・ワールド」で、さまざまな恐竜が暴れまわる恐怖を描いたパニック・ムービー。遺伝子操作で作り出された、凶暴で高い知性を持つ新種の恐竜インドミナス・レックスなど、恐竜たちが生々しく描かれている。

出演/クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ビンセント・ドノフリオ、タイ・シンプキンス
監督/コリン・トレボロウ
公開年/2015年

・「恐竜がリアルなので本当に怖かった」(52歳女性/専門店(総合)/販売・サービス関連)

19位『デイ・アフター・トゥモロー』

地球温暖化の影響で引き起こされた、巨大竜巻、巨大津波、豪雨、氷河期到来などの大規模災害をローランド・エメリッヒ監督が描いたパニック・ムービー。さまざまな研究成果をもとにしており、この映画で描いた現象が実際に発生するなど、2004年の公開時から10年以上の時を経て、よりリアリティを感じられるようになった一作。

出演/デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム
監督/ローランド・エメリッヒ
公開年/2004年

・「発想が温暖化の異常気象から生まれているので、まんざらでもないと思えた」(69歳男性/専門コンサルタント/建築・土木関連技術職)

テーマ別パニックムービーの名作一覧

一言にパニック映画と言っても、そのジャンルは多岐にわたります。「危険なモンスターとの遭遇」「異常気象による天変地異」「未知のウイルスへの感染」……etc.作品ごとにテーマは大きく異なるため、どのようなパニック映画があるのかを把握するのも大変です。

そこで、以下にパニック映画としてよく扱われるテーマごとに有名な作品をまとめました。作品選びの際に参考にしてみてください。

自然災害がテーマのパニックムービー

  • ディープ・インパクト
  • パーフェクト・ストーム
  • ダンテズ・ピーク
  • デイ・アフター・トゥモロー
  • ボルケーノ

モンスターがテーマのパニックムービー

  • ミスト
  • クローバーフィールド/HAKAISHA
  • 遊星からの物体X
  • トレマーズ
  • グエムル 漢江の怪物
  • シン・ゴジラ
  • ザ・グリード

サメがテーマのパニックムービー

  • JAWS/ジョーズ
  • MEGザ・モンスター
  • ディープ・ブルー
  • オープン・ウォーター
  • MEGALODON ザ・メガロドン
  • シャークストーム

動物がテーマのパニックムービー

  • アナコンダ
  • ミミック
  • ピラニア3D
  • レヴェナント: 蘇えりし者

おすすめしたいパニック映画に関するアンケート

Q.あなたが人におすすめしたいと思ったパニック映画はありますか?

『はい』(56.6%)
『いいえ』(43.4%)

調査の結果、マイナビニュース会員のうち、他人におすすめのパニック映画があると答えた人は過半数の56.6%でした。

おすすめしたくなるパニック映画をランキング形式で紹介しました

マイナビニュース会員におすすめのパニック映画について質問したところ、1位は同率で『アルマゲドン』と『タイタニック』(11.3%)でした。次いで3位は『JAWS/ジョーズ』(7.4%)、4位が『タワーリング・インフェルノ』(7.1%)、5位が『日本沈没』(6.7%)という、いずれもパニック映画という枠に収まらない名作が揃いました。

1位の『アルマゲドン』は1998年の作品、おりしも世界がノストラダムスの大予言などで終末思想が漂っていたときに封切りされました。トラブル続きのなかで世界を救おうと奮闘する、決して完璧とは言えないヒーローの存在は、感動を巻き起こしました。

同率1位の『タイタニック』は1912年に氷山に衝突し沈没した豪華客船タイタニックの悲劇という、20世紀最大の海難事故を描いた作品。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが見せる短くはかない恋の物語は、事故の結末を知っているからこそ、観ている人々を切なくさせました。

3位の『JAWS/ジョーズ』はパニック映画として、そしてサメ映画としてもマスターピースと言える作品。映画を観ていない人でも知っているあのテーマ曲は、今も聞く人の恐怖をあおります。

4位の『タワーリング・インフェルノ』は高層ビルの中で起きた火災から脱出するのが主なストーリー。1970年代の作品ですが、高層ビルが立ち並ぶ現在であればより現実味を増す、身近で起こりうるパニック映画の名作です。

ベスト5で唯一ランクインした邦画の『日本沈没』。今回ランクインしたのは主演が小林桂樹の1973年版ですが、2006年には草なぎ剛主演で再映画化されています。さらに2021年は「日本沈没-希望のひと-」として、小栗旬主演でテレビドラマ化もされています。映画とドラマでは長さや演出方法、テーマなどにも違いはありますが、見比べてみるのもよいでしょう。

6位以下も負けず劣らずの名作パニック映画ぞろいです。パニック映画と一口に言っても、身近な世界を描いた映画からSF映画までその中身はさまざまです。今回のランキングの中で気になるものがあれば、ぜひご自身の目で観てみてください。

調査時期: 2021年9月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計516人(男性: 383人、女性: 133人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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