映画において、サスペンスものは人気があるジャンルの一つです。予想外のプロット、スリリングな展開、意外性に満ちた謎解き、誰もが驚くエンディングなど映画的な面白さに満ちています。また、ショッキングな映像にドキドキしながらも、全編に貫かれた緊張感がたまらないというファンも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マイナビニュース男女会員約500人にアンケートを実施し、「目が離せないサスペンス映画のタイトル」とその理由を邦画と洋画でそれぞれ聞いてみました。まずは邦画からご紹介します。

  • 最後までハラハラドキドキで楽しめるサスペンス映画をランキング形式でご紹介します

    最後までハラハラドキドキで楽しめるサスペンス映画をランキング形式でご紹介します

どんでん返しがあるサスペンス映画(邦画)を視聴したことはありますか?

「はい」(45.8%)
「いいえ」(54.2%)

調査の結果、マイナビニュース会員のうち目が離せなかったサスペンス邦画を視聴したことがある人は45.8%と、半数弱が視聴体験があるという結果になりました。さらに、最も目が離せなかったサスペンス邦画を教えてもらったところ、ランキングは以下のようになっています。

どんでん返しのあるサスペンス邦画ランキング

1位『マルサの女』(1987年公開/12.3%)
2位『DEATH NOTE デスノート』(2006年公開/11.3%)
3位『ストロベリーナイト』(2013年公開/9.4%)
4位『砂の器』(1974年公開/8.5%)
5位『容疑者Xの献身』(2008年公開/7.5%)
6位『Wの悲劇』(1984年公開/5.2%)
7位『八日目の蝉』(2011年公開/4.7%)
8位『マスカレード・ホテル』(2019年公開/3.8%)
9位『凶悪』(2013年公開/3.3%)
9位『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年公開/3.3%)
11位『冷たい熱帯魚』(2011年公開/2.8%)
11位『祈りの幕が下りる時』(2018年公開/2.8%)
11位『告白』(2010年公開/2.8%)
11位『ゴールデンスランバー』(2010年公開/2.8%)
11位『悪人』(2010年公開/2.8%)
11位『太陽を盗んだ男』(1979年公開/2.8%)

続いて、その作品でどんでん返しで目が離せなかった理由を作品ごとに紹介していきましょう。

1位『マルサの女』

税務調査官から国税局査察部、通称「マルサ」に抜擢された女性査察官を主人公に、脱税者と査察官たちとの攻防をコミカルかつスリリングに描いた異色作。脱税者たちが駆使する巧妙な脱税テクの数々も話題となり、次作『マルサの女2』も製作された。

出演/宮本信子、津川雅彦、山崎努、小林桂樹、大地康雄
監督/伊丹十三
公開年/1987年

・「テーマが斬新で面白かった」(59歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「リアリティが非常に高かった印象が強いです」(45歳男性/その他/専門職関連)
・「映像内のBGMと、疑惑の核心に迫る映像との相乗効果がよくて見入ってしまい、印象に残っている」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「色々と社会の裏側を詰め込んだ内容で、今見ても面白くかつスリル感がある作品だと思う」(47歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「子どもの頃に見た映画です。子どもながらに、かなり見入った映画でした。今大人になり改めて見ても面白いです。金融、経済のサスペンス映画はとても好きです」(35歳男性/教育/公共サービス関連)
・「脱税の手口や、それを取り締まるマルサの仕事に興味を持った」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「マルサの女(伊丹監督の奥さん)が、脱税を鋭く見抜いたので驚いた」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「もともとよく知らない国税という世界の中で、国税局のやり方がゆっくり具体的にわかって、とても面白かった。ワクワクドキドキしちゃいました」(61歳男性/サービス/専門サービス関連)

2位『DEATH NOTE デスノート』

漫画『DEATH NOTE』を原作とした実写化作品。名前を書くことで人を死に至らしめる「デスノート」を利用し、犯罪者を抹殺することで理想の世界を築き上げることをもくろむ青年と、それを阻止する天才探偵との息詰まる頭脳戦を描く。

出演/藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、戸田恵梨香
監督/金子修介
公開年/2006年

・「原作のイメージを壊さないキャストで満足感が高かった」(41歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「原作漫画からのファンです。実写映画になっても、とても引き込まれました。でも実写ドラマの方が好きです」(46歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「頭脳戦がとても面白くて、アニメーションもよく描かれて目が離せなかったです」(25歳女性/ソフトウェア・情報処理/クリエイティブ関連)
・「二転三転し、バレるかバレないかギリギリの攻防でドキドキした」(43歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「配役も漫画のイメージ通りぴったりで、映像もよかった」(46歳男性/医療・福祉・介護サービス/営業関連)

3位『ストロベリーナイト』

誉田哲也の警察小説「姫川玲子」シリーズ原作のテレビドラマを劇場版映画化。警視庁捜査一課の敏腕刑事・姫川玲子は奇妙な連続殺人事件を追うが、捜査方針を巡り上層部と対立。単独で捜査を進める彼女は、事件に隠された大きな秘密にたどり着く……。

出演/竹内結子、西島秀俊、大沢たかお、小出恵介、宇梶剛士
監督/佐藤祐市
公開年/2013年

・「展開が気になった。映像がきれいで配役もよかった」(57歳女性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「はまったので、本も読もうと思った(シリーズ全巻を買った)」(56歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「竹内結子さんをはじめ、主要キャストのセリフに惹き込まれた」(48歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「死んだように見せるため、自分の手を切り落とした父にはビックリした」(59歳女性/化粧品・医薬品/その他技術職)

4位『砂の器』

松本清張による有名な社会派推理小説を映画化。国鉄蒲田操車場構内で、身元不明の男性の扼殺死体が発見される。捜査は難航するも、担当の2人の刑事による粘り強い捜査により若き有名音楽家、和賀英良の存在が浮かび上がった。やがて和賀の封印された過去と事件との接点が明らかになっていく。

出演/丹波哲郎、加藤剛、島田陽子、緒形拳、森田健作
監督/野村芳太郎
公開年/1974年

・「有名ピアニストの悲しい過去、親子の愛情、大人になって成功した後の、変わってしまった主人公の切ない物語に涙が止まらない」(46歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「松本清張さん原作で面白そうだと思い、観たら悲しい一生の主人公が可哀想でたまらなかったのを子どもながらに感じ、辛い結末で涙が出たのを覚えている」(62歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「視聴者は犯人がわかっているなか、どう追い詰められていくかを見守るような映画だと思います。途中、展開が遅くもどかしい場面があるものの、本当に犯人は責められるべきなのか、責められるのは犯人を追い込んだ社会風潮なのではないかとも思わせる、一考させられる映画だと思います」(59歳男性/教育/事務・企画・経営関連)

5位『容疑者Xの献身』

テレビドラマ化され人気となった東野圭吾の推理小説「探偵ガリレオ」シリーズを映画化。主人公のガリレオこと天才科学者・湯川が、旧友でもある天才数学者、石神の仕掛けたトリックを解き明かす。それは、石神の悲しくも一途な犯行の"動機"を暴くものでもあった。

出演/福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一
監督/西谷弘
公開年/2008年

・「東野さんの作品は、やっぱり面白いです」(61歳男性/専門コンサルタント/専門職関連)
・「堤真一さんの演技と、撮影場所が地元だったのでのめり込みました」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「真犯人である堤真一さんの迫真の演技がすごかった」(41歳男性/食品/営業関連)

6位『Wの悲劇』

女優志望の劇団研究生が、スキャンダラスな事件に巻き込まれながらも女優としてたくましく成長していく姿を描く。夏樹静子の同名のミステリー小説を、劇中で行われる舞台劇として織り込んでいる。当時アイドルからの脱皮を図っていた薬師丸ひろ子が主役の三田静香を好演している。

出演/薬師丸ひろ子、三田佳子、世良公則、高木美保、三田村邦彦
監督/澤井信一郎
公開年/1984年

・「薬師丸ひろ子の好演が印象的だった」(56歳男性/通信関連/IT関連技術職)
・「初々しさの中にも女優への片鱗を見せた演技と、原作にないストーリー展開で楽しめた」(61歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「独特の世界観、女優という設定、印象的なセリフも多く、もう何十年も前に観た映画ですが今でも心に残っています」(47歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)

7位『八日目の蝉』

角田光代の同名小説を映画化。家庭を持つ男との子どもを身ごもった21歳の大学生の秋山恵理菜は、生後間もない頃、誘拐された過去があった。誘拐犯は、実父の不倫相手だった野々宮希和子。誘拐中の逃避行は4年間に及んだが、その間、希和子は母として自分を愛してくれていたことを思い出す。

出演/井上真央、小池栄子、森口瑤子、田中哲司、永作博美
監督/成島出
公開年/2011年

・「主人公の心のゆらぎ。本とはまた違ってよかった」(58歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「重いテーマの映画だったが、役者の演技に引き込まれた」(49歳男性/半導体・電子・電気機器/メカトロ関連技術職)
・「原作を読んでいたので、映像で見ると感情移入してしまうほどよかった」(49歳男性/その他/その他・専業主婦等)

8位『マスカレード・ホテル』

東野圭吾の長編ミステリー小説「マスカレード」シリーズの第1作を映画化。3件の予告殺人事件が連続して発生し、4つ目の殺人が高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で行われることが判明した。潜入捜査官・新田浩介とフロントクラーク・山岸尚美は急遽コンビを組み、捜査を開始する。

出演/木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、松たか子、渡部篤郎
監督/鈴木雅之
公開年/2019年

・「キムタクがかっこよくて、最高に面白かった」(46歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「最後の最後で予想もつかない人物が犯人だったので、面白かった」(45歳男性/精密機器/技能工・運輸・設備関連)
・「色んな役者さんが出てて見応えがあって、主役と準主役との掛け合いも面白く、犯人が誰なのか、最後まで楽しく観られました」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)

9位『凶悪』

1999年に実際に起きた殺人事件「上申書殺人事件」の取材記録をまとめたノンフィクションノベルを映画化。獄中の死刑囚から届いた手紙をきっかけに、ある雑誌記者が一連の凶悪な殺人事件を首謀していた「先生」と呼ばれる男を執念で追い詰めていく。

出演/山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、吉村実子
監督/白石和彌
公開年/2013年

・「ピエール瀧やリリー・フランキーなど、出演者の演技がよかった」(61歳男性/教育/専門サービス関連)

9位『22年目の告白-私が殺人犯です-』

2012年の韓国映画『殺人の告白』を日本でリメイクしたサスペンス・ミステリー。未解決に終わった22年前の連続殺人事件。ある日その事件の真犯人だと名乗る男が現れ、告白本「私が殺人犯です」を出版、あらゆるメディアへの露出を始める。日本中が彼に翻弄されるなか、事件を追い続けてきた刑事は……。

出演/藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈
監督/入江悠
公開年/2017年

・「どんでん返しや伏線があって、映画館で観て楽しめる作品だった」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)

目が離せなかったサスペンス邦画ランキングまとめ

マイナビニュース会員に目が離せなかったサスペンス邦画を聞いたところ、1位は12.3%を集めた『マルサの女』となりました。2位には僅差で『DEATH NOTE デスノート』(11.3%)がランクイン。以下、3位『ストロベリーナイト』(9.4%)、4位『砂の器』(8.5%)、5位『容疑者Xの献身』(7.5%)と続いています。

1位に輝いた『マルサの女』は、監督・脚本は伊丹十三による名作です。それまで、あまり知られていなかった国税局査察部(通称:マルサ)の活躍をコミカルに描き、第11回日本アカデミー賞(1988年)にて最優秀作品賞ほか数多くの賞に輝いています。アンケートでは、テーマの斬新さや脱税手口のリアリティなどを評価する声が寄せられました。

2位『DEATH NOTE デスノート』は、人気漫画の映画化。名前を書くことで人間を殺すことができる死神のノート「デスノート」という斬新な設定と、主役・夜神月を演じた藤原竜也、その野望を防ぐ天才探偵L役の松山ケンイチが繰り広げる頭脳戦が話題となりました。原作のイメージを損なわないで映像化している点や、主演2人の演技を褒めるコメントが多く見られました。

3位『ストロベリーナイト』は、好評を博した連続テレビドラマの劇場版です。主人公の姫川玲子を演じた主演の竹内結子、その部下で姫川に密かに想いを寄せる菊田和男役の西島秀俊ほか、俳優陣の演技が高く評価されています。また、先日逝去された竹内さんを悼む声も見られました。

4位『砂の器』は、松本清張原作の同名の推理小説が原作となっています。同作は何度も映像化されていますが、今回選ばれたのは、1974年の最初の映画化作品です。アンケートでは、主人公が置かれた壮絶な境遇や運命に共感するコメントが多く見られました。当時の時代背景や社会風潮とあわせて、深く考えさせられる作品と言えそうです。

5位『容疑者Xの献身』は、人気のテレビドラマシリーズの劇場版です。テレビ版から引き続き、ガリレオこと湯川学を福山雅治、相棒の若手刑事・内海薫を柴咲コウが務めています。本作では、想いを寄せる女性のために献身する石神哲哉を演じた堤真一に賞賛の声が寄せられています。

上記以外にも新旧の名作・話題作の数々がランクインしています。もしアンケートに興味を持たれたら、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2021年5月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計508人(男性: 394人、女性: 114人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

日本的な情緒を感じられる邦画のサスペンス映画もとても魅力的ですが、スリリングな展開やダイナミックな映像、予想外な結末といった部分では、ハリウッド作品をはじめとする海外のサスペンス映画も定評があります。

そこで、ここからは洋画に限定したサスペンス映画ランキングをご紹介します。上位に入った作品は、いずれも名作の呼び声高い有名作ばかりとなりました。

Q.目が離せないサスペンス映画(洋画・海外映画)を視聴したことはありますか?

「はい」(58.3%)
「いいえ」(41.7%)

調査の結果、マイナビニュース会員のうち目が離せないサスペンス映画(洋画・海外映画)を視聴したことがある人は58.3%と、6割近くとなりました。さらに、最も目が離せなかったサスペンス洋画・海外映画を教えてもらったところ、ランキングは以下のようになっています。

どんでん返しのあるサスペンス洋画・海外映画ランキング

1位『羊たちの沈黙』(1991年公開/27.1%)
2位『シックス・センス』(1999年公開/16.9%)
3位『セブン』(1995年公開/12.2%)
4位『ブラック・スワン』(2010年公開/6.3%)
5位『アウトブレイク』(1995年公開/5.5%)
6位『ミスト』(2007年公開/4.3%)
7位『スティング』(1973年公開/3.9%)
8位『ユージュアル・サスペクツ』(1995年公開/3.1%)
9位『オールド・ボーイ』(2003年公開/2.4%)
9位『エンゼル・ハート』(1987年公開/2.4%)
9位『ファイト・クラブ』(1999年公開/2.4%)
12位『グランド・イリュージョン』(2013年公開/2.0%)
13位『エスター』(2009年公開/1.6%)
14位『真実の行方』(1996年公開/1.2%)
14位『メメント』(2000年公開/1.2%)
14位『ミッション:8ミニッツ』(2011年公開/1.2%)
14位『アス』(2019年公開/1.2%)

続いて、その作品で目が離せなかった理由を作品ごとに紹介していきましょう。

1位『羊たちの沈黙』

トマス・ハリスの世界的ベストセラー小説の映画化作品。天才的な精神科医であり、凶悪な犯罪者でもある収監中のハンニバル・レクター博士。かつて彼の患者だった「バッファロー・ビル」が連続殺人を重ねるなか、FBI訓練生のクラリスは事件解決のヒントを得ようとレクターのもとを訪れる。

出演/ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レヴィン、アンソニー・ヒールド
監督/ジョナサン・デミ
公開年/1991年

・「怖かったですが、気になって見てしまいました。当時としてはかなり斬新な映画だったと記憶しています。インパクトが強かったです」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「連続殺人事件を追う女性FBI訓練生と、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で元精神科医との奇妙な交流を描いた作品で、ハラハラドキドキしました」(60歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「連続猟奇殺人事件を追うFBI捜査官と協力している精神科医が、後で犯人とわかるストーリーがぞくぞくした」(60歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「連続猟奇殺人事件を解決するために、囚人に協力を求めて犯人の足取りをたどる女性捜査官の心理描写がすごくドキドキしてよかった。主演俳優のキャスティングも好きでした」(58歳男性/サービス/技能工・運輸・設備関連)
・「ハンニバル・レクターはとても魅力的な主人公です。クラリスよりも。次にどんな行動に出るか、ワクワク」(62歳男性/ビル管理・メンテナンス/事務・企画・経営関連)
・「私には未知な世界で、悪い意味でも頭に残り離れない、考えさせられる世界観の映画です。残虐すぎて怖くて、おすすめはできないです」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「テンポの良いストーリー展開で一瞬ドキッとする場面もあり、ジョディ・フォスターがいい演技している」(65歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)
・「最後、ジョディ・フォスターがどうなるのか、ドキドキしながら見てしまった。最後まで目が離せなく、面白かった」(46歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの心理戦的な対峙と、猟奇殺人の気持ち悪さの描写が秀逸で最初から最後まで目が離せず惹きつけられる、非常に面白い作品である」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「ジョディ・フォスター演じるFBI捜査官と、アンソニー・ホプキンス演じる精神科医とのやり取り、犯人とジョディ・フォスターとの銃撃戦や全体的なストーリー、奥が深いというか、セリフに秘められた意味を考えさせることも多くて、本当に目が離せなかった」(44歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「今の映像に慣れた方が初視聴したら、それほど評価が高くないかもしれない。が、公開当時はあまりにも素晴らしく、恐怖とともに感動を覚えた。その後、この作品に影響されたものも多いように感じる。グロテスク最高峰なのに、格調高い。役者、映像、脚本と演出、すべてよし。ジョナサン・デミは、この後のシリーズは撮っていない。これ以上のものはできないからなのか……」(61歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)

2位『シックス・センス』

優秀な小児精神科医マルコムはある日、死者が見えてしまう「第六感(シックス・センス)」を持つことに悩む少年コールに出会う。かつて自身の患者を救えずに、目の前で自殺されてしまった経験を持つマルコムは少年を助けたいと願い、死者がコールの前に現れる理由を共に考え始める。

出演/ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、オリヴィア・ウィリアムズ、トニ・コレット、ドニー・ウォールバーグ
監督/M・ナイト・シャマラン
公開年/1999年

・「霊感にまつわる作品だが、ブルース・ウィリスによってメリハリがあった」(47歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「よくできた映画で、3回ほど見ました。子どもが主体となるのはやはり感情に訴える点数が高くなると思います」(60歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「どんでん返しの驚きと、子役の演技力に魅了された」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「最後のどんでん返しが、まったく予想していない結末になって衝撃を受けました」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「『最後にどんでん返しがある』ことだけは知っていて見たのですが、最後までまったく気づきませんでした。最初は映画館で見たので、結末を知ったうえで改めてテレビで巻き戻したりしながら確認していきました。見ていて話の流れに違和感がなかったので、結末がわかった時は本当に衝撃でした」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)

3位『セブン』

暗鬱な雨が降り続ける街で、キリスト教の「七つの大罪」になぞらえた連続猟奇殺人事件が発生する。退職を間近に控えた老刑事サマセットは着任したばかりの若き刑事ミルズと組み、事件解決に当たる。すんでのところで容疑者に逃げられてしまった2人を待っていたのは、さらに恐るべき事態だった……

出演/ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、R・リー・アーメイ、リチャード・シフ
監督/デヴィッド・フィンチャー
公開年/1995年

・「七つの大罪になぞらえた殺人事件が、不気味で怖かった」(41歳男性/食品/営業関連)
・「ストーリー、演出も含めてとにかく怖かった。映画の中の七つの大罪について考えさせられた」(48歳男性/電力・ガス・エネルギー/メカトロ関連技術職)
・「主演の2人がまずよかったし、最後までどうなるのか、緊張感と興味が尽きず鑑賞できた」(52歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「犯人の姿がなかなか現れずハラハラさせられて、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの演技が光っていて面白かった」(62歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「猟奇的連続殺人事件を追うブラッド・ピットのラストの演技が迫真的で、見ていてゾッとするようなシーンでした」(55歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「人間の首を見せないで、入っているであろう箱で表現しているところがいい」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)

4位『ブラック・スワン』

ニューヨークのバレエ団に所属するバレリーナ、ニナは「白鳥の湖」のプリマに抜擢される。優等生タイプの彼女は清廉な白鳥は問題ないものの、官能的な黒鳥を演じるには不安があった。やがて、ライバルダンサーのリリーが現れ、ニナはプレッシャーにより徐々に自身の心の闇に蝕まれていく。

出演/ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー
監督/ダーレン・アロノフスキー
公開年/2010年

・「主人公の完璧主義に共感があり、メンタルの描写がとてもよかったです」(25歳女性/ソフトウェア・情報処理/クリエイティブ関連)
・「ハラハラドキドキして、とてもグロテスクで、観て少し気分が悪くなってしまった」(47歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「主人公の心理がドキドキするほどに狂っていって、しかし美しくもあり、目が離せませんでした」(46歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ダーレン・アロノフスキーらしく、不穏な雰囲気が漂う映画だった」(42歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「ナタリー・ポートマンの美しさに加え、バレエシーンの素晴らしさ。特に過酷な減量シーンは圧巻だった」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

5位『アウトブレイク』

アフリカ奥地で発生した、非常に強い感染力と高い致死率を持つ未知のウイルスによる出血熱が、密輸入された猿を媒介にアメリカに侵入した。米陸軍伝染病研究所のリーダー、サム・ダニエルズ大佐は治療法の発見のために奔走する一方で、ウイルスと軍開発の細菌兵器との関連に気づく。

出演/ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、ドナルド・サザーランド
監督/ウォルフガング・ペーターゼン
公開年/1995年

・「ウイルス感染が怖かった」(45歳男性/サービス/営業関連)
・「新型コロナの状況に似ていて怖い!」(46歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「主演のダスティン・ホフマンの演技が最高。ウイルスの恐怖をテンポよく描いた一級のエンターテイメントで楽しめました」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)

6位『ミスト』

スティーヴン・キングによる小説を映画化。激しい暴風雨の翌日、スーパーへ買い出しに出かけたデヴィッドは、立ち込めた濃い霧の中から現れた夥しい数の怪物に襲われる。居合わせた人たちとともに対策を探るが、やがて仲間割れが起き……。映画史に残る"バッドエンディング"でも有名な作品。

出演/トーマス・ジェーン、ローリー・ホールデン、ネイサン・ギャンブル、トビー・ジョーンズ、マーシャ・ゲイ・ハーデン
監督/フランク・ダラボン
公開年/2007年

・「バッドエンドが酷くて、酒を飲みました」(61歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「襲ってくる得体のしれない怪物と戦いながら、最後の望みをかけてスーパーから脱出するところまではよかったが、ラストで一気に見なければよかったという思いになった映画」(60歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「すべてにおいて、主人公が間違った選択をし続けるという稀な映画」(46歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)

7位『スティング』

1936年のシカゴを舞台に、大物マフィアに仲間を殺された若き詐欺師フッカーが復讐のために、賭博師ゴンドーフの助けを借り一世一代のイカサマ賭博を仕掛ける。『明日に向って撃て!』のジョージ・ロイ・ヒル監督、主演のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが再結集したことでも話題となった。

出演/ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ、チャールズ・ダーニング、ハロルド・グールド
監督/ジョージ・ロイ・ヒル
公開年/1973年

・「人を騙すテクニックが素晴らしい」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「古典と言われるが、今でも楽しく見られる作品です」(48歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「ロバート・レッドフォード、詐欺師、アカデミー賞受賞と最高の映画。どんでん返しの連続で目が離せません」(64歳男性/官公庁/公共サービス関連)

8位『ユージュアル・サスペクツ』

カリフォルニア州・サンペドロ港の埠頭で、マフィアの麻薬密輸船が爆破され27名が死亡し、大量のコカインと現金が奪われる事件が発生する。唯一の生き残りである体の不自由な小物の詐欺師キントは、事件の黒幕には伝説のギャング、カイザー・ゾゼがいると語り始めるのだが……。

出演/スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、チャズ・パルミンテリ、ケヴィン・ポラック、ケヴィン・スペイシー
監督/ブライアン・シンガー
公開年/1995年

・「最後の最後まで犯人が予想つかなくて、最後のどんでん返し的なのはこれが最初なのではないかなと。映画では」(49歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「誰が黒幕なのかラストまでわからず、あっ!という感じで正体が……。意外性や俳優の演技も含めて、最高のサスペンス映画だと思います」(52歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)

9位『オールド・ボーイ』

同名の日本の漫画を韓国で映画化。平凡な会社員オ・デスはある日突然誘拐され、15年間にわたり監禁されてしまう。15年後、突如解放され、復讐を誓うデスの前に謎の男が現れる。男は、自身が監禁された理由を5日間で解き明かせと命じるが……。2013年にはハリウッドでリメイクも製作された。

出演/チェ・ミンシク、カン・ヘジョン、ユ・ジテ、チ・デハン、オ・ダルス
監督/パク・チャヌク
公開年/2003年

・「テンポがよくて、面白いなと思いました」(33歳女性/その他/販売・サービス関連)

9位『エンゼル・ハート』

1955年、ブルックリンの私立探偵ハリー・エンゼルは、サイファと名乗る謎めいた男から、戦前の人気歌手ジョニー・フェイバリットの生死を確認する仕事を依頼される。しかし早速調査を開始したハリーの行く先々では、奇妙な殺人事件が次々と発生する……。

出演/ミッキー・ローク、ロバート・デ・ニーロ、リサ・ボネット、シャーロット・ランプリング、マイケル・ヒギンズ
監督/アラン・パーカー
公開年/1987年

・「ミッキー・ロークの表情。ストーリーの展開」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)

9位『ファイト・クラブ』

語り手である平凡なビジネスマンの「僕」は、満たされた生活を送りながらも精神的には空虚で、不眠症という悩みも抱えている。ある日、僕は謎の男タイラーと出会い、彼の導きで秘密組織「ファイト・クラブ」を作り上げる。そこは、屈強な男たちが拳を交わし、血まみれで戦う空間だった。

出演/エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーター、ミート・ローフ、ジャレッド・レト
監督/デヴィッド・フィンチャー
公開年/1999年

・「いや~ストーリーもさることながら、最後のどんでん返し」(60歳男性/その他/その他・専業主婦等)

どんでん返しのあるサスペンス洋画ランキングまとめ

マイナビニュース会員に、どんでん返しのある目が離せなかったサスペンス洋画・海外映画を尋ねたところ、1位は27.1%を集めた『羊たちの沈黙』となりました。2位は『シックス・センス』(16.9%)、3位は『セブン』(12.2%)と続き、少し支持率が離されるかたちで、4位『ブラック・スワン』(6.3%)、5位『アウトブレイク』(5.5%)となっています。

1位『羊たちの沈黙』はサイコスリラーものの先駆けとなった名作で、アカデミー作品賞を受賞した唯一のホラー映画でもあります。FBI訓練生クラリス・スターリングを演じたジョディ・フォスターもさることながら、なんといっても稀代の猟奇殺人犯=ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)のキャラクター造形は後世に多大な影響を与えました。アンケートでも両者の奇妙な関係性や、レクター博士の恐ろしくも魅力的な人間性に着目するものが見られました。

2位『シックス・センス』は公開当時、映画の冒頭部分で語られる、主演のブルース・ウィリスによる「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないでください」という前置きが話題となりました。そのコメント通り、本作の予想外の結末は見る人に大きな衝撃を与え、大ヒットを記録しています。アンケートでもその「どんでん返し」に触れたものが多く、インパクトの大きさを物語っています。

3位『セブン』は、『羊たちの沈黙』と並ぶサイコホラーの傑作です。キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人という見事なプロットと、先鋭的な映像・音響効果などで高い評価を得ています。また、主演のブラッド・ピットとモーガン・フリーマン、犯人を演じたケヴィン・スペイシーの演技も絶賛されました。本作の衝撃のラストにも、トラウマになっている人も多いようです。

4位『ブラック・スワン』は、ダーレン・アロノフスキー監督によるサスペンス映画。精神の崩壊の危機を迎えながらも、完璧なバレエを踊りきった主人公ニナを演じたナタリー・ポートマンは本作で、第83回アカデミー賞主演女優賞を受賞しました。アンケートでも、主人公への共感を示す声が寄せられています。

5位『アウトブレイク』は、未知のウイルスによる「アウトブレイク(爆発的な感染)」ものという内容が、コロナ禍で喘ぐ現在の状況とあまりにも符合しており、多くの支持を得たようです。ウイルスが変異を繰り返すたびに強力になっていく様子や、崩壊寸前となる医療体制などの予言的な内容が、多くの人に強い印象を残しました。

そのほかにも、ランキングには新旧の数々の名作・傑作が名を連ねています。海外作品の、特にサスペンスものではエンディングの意外性や衝撃度に秀でた作品が多く、初見であればより楽しめることでしょう。これを機会に皆さんも、気になった作品をご覧になってみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2021年5月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計507人(男性: 393人、女性: 114人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート