JR北海道は10日、老朽化した除雪車両DE15形ラッセル機関車の置換え車両として、新型の除雪車両キヤ291形ラッセル気動車を製作し、今冬期に石北本線に導入して除雪状況などの確認を実施すると発表した。

  • 新型除雪車両キヤ291形ラッセル気動車(提供 : JR北海道)

現在、除雪車両として使用しているDE15形ラッセル機関車は1972~1980年に製造され、41~49年が経過している。老朽化による各部の腐食や使用部品の生産中止などで継続使用が困難になってきたとのこと。

DE15形ラッセル機関車は機関車の両先頭に除雪装置(前頭車)を連結していたが、置換え車両として製作されたキヤ291形ラッセル気動車は、車両の両先頭に固定式の除雪装備を設置している。

  • 除雪装備(提供 : JR北海道)

  • 非除雪時(提供 : JR北海道)

キヤ291形ラッセル気動車の除雪性能はDE15形ラッセル機関車と同性能とされ、GPSによる除雪車両操作支援装置を搭載するほか、除雪装置の状態を撮影するカメラを搭載し、運転室内で確認できる。除雪装置やエンジンなどの動作状況を画面に表示するモニタ装置を搭載し、除雪・メンテナンス作業の補助が行える。環境に配慮したディーエルエンジンを搭載しており、愛称名は「Vermilion Russel」(朱色のラッセル車)とのこと。