ツインメッセ静岡で5月13~17日に開催された「第64回 静岡ホビーショー」に、鉄道模型のTOMIX(トミーテック)が出展。ブランド設立50周年を迎えた今年、EF58形61号機や「サロンエクスプレス東京」をはじめ、注目の新情報を多数発表した。
2026年にブランド設立50周年を迎えたTOMIXは、今後の注目製品のひとつとして、EF58形61号機をプログレッシブグレード仕様で製品化(品番「12108」、価格2万2,660円)。さらに、欧風客車の14系700番代「サロンエクスプレス東京」も客車初のハイグレード仕様で製品化(品番「97642」、価格3万9,050円)する。どちらも2000年以前に発売していた製品をリニューアルしたもので、今年9月の発売を予定している。
EF58形61号機は、田端運転所に所属していた1990年頃の仕様で、「ため色」に塗られた特有の外観を新規製作で再現。端梁を主台車枠と一体化させることで、車体との隙間を縮め、カーブ通過時の見た目を改善。車高も旧製品に比べて下がっているという。
電飾に関して、前照灯とは別に、停車中のみ点灯するキャブライトを新規開発した。最小通過半径は「R280」とのこと。
「サロンエクスプレス東京」も新規製作で製品化する。各車両個室のソファは緑色とえんじ色の別パーツを採用し、1両ずつ交互になるように再現。展望車の座席は黄色となる。側面幕とトレインマークは「サロンエクスプレス東京」を印刷済み。各車両の専用室内灯を標準装備としたことで、デフォルトで室内が点灯する。EF58形61号機と同時に導入するとなるとコストがかかるものの、往年の名列車を現代水準の技術で楽しめそうだ。
HOスケールでは、JR東海313系の発売が決定。運行範囲の広い4両編成の313系1100番代(品番「HO-9127」、価格9万7,240円)と、2両編成の313系1300番代を基本セット(品番「HO-9128」、価格6万3,580円)・増結セット(品番「HO-9129」、価格4万9,060円)で展開し、いずれも11月発売予定となっている。会場では、前面形状のテストショットが展示された。313系は運行区間の最東部の国府津駅や熱海駅でE231系、最西部の米原駅で223系と並ぶが、E231系・223系ともにTOMIXで発売済みのため、これらの車両と313系を並べて楽しむこともできる。
その他、20系客車の「銀河」と、関西の機体であるEF58形127号機の製品化が決定。どちらもTOMIXならではのファインスケールで再現する。常磐線・水戸線のE501系も今後リニューアルする予定。TOMIXの50周年を記念した新パワーユニットも開発中とのこと。旧デザインを踏襲しており、新しくも懐かしさを感じられるだろう。いずれも詳細は今後発表される。
情報発表済みの試作品も多数展示。「JR奥羽本線なつかしの板谷峠客車列車セット」をはじめ、113系1000番代横須賀色といった懐かしい製品のリニューアルや「さよならカシオペア」など、注目の製品が今後も発売される。発表時に話題になった、キハ400系急行「利尻」も試作品を公開。HOスケールでは、寝台特急「北斗星」関連車両が6月発売予定となっている。
-

板谷峠の客車列車、「さよならカシオペア」やHOの「北斗星」など今後発売予定
-

国鉄仕様の113系1000番代や185系、急行「利尻」、キハ120形更新車なども
-

カーブする築堤や複線トンネルなどのストラクチャーも充実させていく
その他、新たなレールセットとして「留置線レールセット」、C280・317の複線で使用する「ワイドカーブレール用複線築堤セット」の製品化も決定。10月発売予定の複線トンネルも展示しており、線路周りの設備をさらに充実させていくことがうかがえた。







