V6の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が、16日に放送されたラジオ番組『V6 Next Generation』(JFN系/毎週土曜21:00~21:55)に出演。現在公演中の全国ツアー「LIVE TOUR V6 groove」のエピソードを披露した。

11月1日の解散を前に、グループとして最後の全国ツアーを行っているV6。この日は、「(公演中に)声を出せないのは少し悲しいですが、隣の人とスマホのメモアプリで会話をしていました。なんかいいなと温かい気持ちになりました」という、リスナーからのメッセージを紹介。長野が、「素敵だね。スマホで会話をしてくれる、本当に守ってくれてるっていうのは」と感激すると、井ノ原も、「本当にすごいと思う。誰一人、マスクを外さず、声も発さず」と、公演中のマナーを守るファンに感謝した。

コロナ禍で歓声を上げることができないため、会場内は静まり返っているそうだが、坂本は、「僕らイヤモニをしてるから、会場の静けさが分かってないわけ。ある曲になって次の曲の準備のために、俺、咳払いをちょっと強めにしちゃったんですよ」という失敗談を吐露。そのタイミングで、ちょうどイヤモニを外していたという井ノ原は、「“ウンッ!”っていうのが、会場中に鳴り響いてて。“坂本くん、あれ聞こえてるよ”って言ったら、“まじ!?”とか言って」と苦笑いしながら暴露した。

さらに、坂本は、全員がはけるタイミングで、まだ舞台上に残っていた三宅健を、「健ー!」と大声で呼んでしまったそうで、「健だけ残ってたから、教えないとなと思って。イヤモニをしてるから大きめに言わないとって思ったら、結構、響いたらしいね……」と猛省。その時も偶然、イヤモニを外していたという井ノ原は、「すごい鳴り響いてた。“健ー!”って聞こえたから、“え!?”と思って」と振り返りつつ、「みんなシーンとしてるから」と、これまでとは違う会場の雰囲気に戸惑いもある様子だった。

そんな2人に、長野は、「舞台をやってるっていう感覚でやった方が良いですね。お客さんも拍手だし、しゃべらないで歓声を上げずに聞いてくれてるしね」と提案。坂本は、「それいいかもしんない。確かに舞台中、咳払いしないもんね」と同調し、井ノ原は、「僕らはみんな舞台をやってきたから、それに慣れてるお客さんが多い。舞台で立ち上がったり、声を発したりとかしないじゃない? そこらへんはルールをちゃんと使い分けてくださってるなっていう感じがしましたよね。素晴らしいと思いました。僕らが気を付けないといけないですね」と、改めてファンに感謝を伝えていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。