V6の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が、14日に放送されたラジオ番組『V6 Next Generation』(JFN系/毎週土曜21:00~21:55)に出演。最新アルバム『STEP』の制作秘話を語った。

9月4日に、約4年ぶりとなるオリジナルアルバム『STEP』をリリースするV6。全曲新曲を収録している同アルバムは、すべての楽曲をメンバーがプロデュース。井ノ原が、「これだけ6人で関わってアルバムを作ることはなかったですからね」「6人で話した時間が長かったかなと思う」と振り返ると、坂本も、「今回の1枚でよりV6の振り幅の大きさが。こんなことできる人たちだったんだ! って、改めて思いました」と感慨深げに語った。

また、井ノ原は、「みんな何でもできるね。自分のプロデュース曲で、“こういう声が欲しいな”って思ってたら、みんなちゃんと。役者さんもやってるのが大きいんだろうなって。表現力に圧倒された部分が、我がメンバーながらありました」と話し、俳優としても活躍するメンバーたちの力量を再確認した様子。長野も、「今回は声とか歌い方に関して、表現力を求められる曲調が多かったじゃないですか。それがすごいまとまってますよね」と、仕上がりに自信をのぞかせていた。

アルバムの通常版には、20th Centuryの楽曲「グッドラックベイビー」も収録。同曲は、シンガーソングライターの森山直太朗が手掛けており、井ノ原は、「トニセンだけでやった舞台が1999年くらいでしたけど、その時に出てた直太朗が作ってくれたっていうのは重みがある。まさかそういう未来が待ってるとは思ってなかったので……」としみじみ。「坂本くんが一番最初にレコーディングして、次の日が俺だったんだけど。直太朗から電話かかってきて、“坂本くんの聞いた? 良かったな。あの感じが吉だと思うよ”って。坂本くんが俺たちメンバーを温かく見てるような感じ。そういう意味では、大きなもので包まれてるような曲になってる気がしますけどね」と、同曲について話していた。

さらに、井ノ原は、「今までのアルバムでも、ふざけたりしてたじゃないですか。“そういう部分も入れた方がいいんじゃない? 昔ながらのトニセンを見たいな~”って言われると……。フフフ」と含み笑いをする場面も。曲自体は、スタジオできちんとレコーディングしたそうだが、「そのほかの部分はジャニーズの会議室で、俺のスマホで撮った。2回くらいやったっけ? 直太朗から電話が来て、“ヨシがスマホ持ってる? ヨシの声だけデカいんだけど、真ん中に置いてやってくれる?”って言われて。アホだよね(笑)」と、レコーディング秘話を打ち明けつつ、「名曲だと思う」「トニセンの集大成」だと力を込めてアピールしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。