JR東海は25日、大雨により被災し、バス代行輸送を実施している中央本線の南木曽~上松駅間と奈良井~塩尻間について、各区間の列車の運転再開日が決まり、9月3日から名古屋~塩尻間において全列車の運転を再開すると発表した。

  • 中央本線名古屋~塩尻間の運転再開にともない、特急「(ワイドビュー)しなの」も運転を再開する

8月の大雨で被災した区間のうち、奈良井~塩尻間は8月28日の始発列車から運転を再開し、8月28日から9月2日まで上松~塩尻間は特別ダイヤで運転する。南木曽~上松間は9月3日の始発列車から運転再開。これにより、9月3日から特急「(ワイドビュー)しなの」を含を全列車が通常ダイヤで運転される。

8月23日から行っている中央本線のバス代行輸送は、各区間の列車の運転再開をもって終了する。ただし、天候の状況などにより、列車の運転再開区間や運転再開日を変更する場合があるとのこと。なお、9月2日までの間、中津川~南木曽間の普通列車はダイヤを変更して運転する。

9月3日以降に運転される特急「(ワイドビュー)しなの」の指定席特急券や自由席特急券などの乗車券類は、8月26日の各駅営業開始時刻から販売を再開。列車の運転区間やダイヤ変更、バス代行輸送などの運転計画の詳細は決まり次第、順次、JR東海のサイトで案内される。