新しい働き方として「テレワーク」「在宅勤務」が集めている。新型コロナの影響で在宅勤務に切り替わったという人も多いのではないだろうか。感染症対策として推進される在宅勤務だが、他にもさまざまなメリットがあるようだ。そこで今回は、マイナビニュース会員の既婚男性304名に「家庭にとって在宅勤務でよかったと思うことはありますか?」と尋ねてみた。
Q. パートナーもしくはあなた自身が在宅勤務をすることはありますか?
はい 45.4%
いいえ 54.6%
Q. (「はい」と答えた方にお聞きします)家庭にとって在宅勤務でよかったと思うことはありますか?
はい 81.9%
いいえ 18.1%
Q.家庭にとって在宅勤務でよかったと思うのはどんなこと(時)ですか? 具体的に教えてください。(自由回答)
家族と過ごす時間、会話が増えた
・「パートナーと過ごす時間が増えたから」(36歳男性/高知県/官公庁/公共サービス関連)
・「毎日妻といられるから」(37歳男性/三重県/農林・水産/建築・土木関連技術職)
・「いつも家族が一緒にいる」(51歳男性/福島県/生命保険・損害保険/営業関連)
・「パートナーは専業主婦なので、良くも悪くも会話が増えた」(57歳男性/茨城県/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「一緒にランチで外食できるから」(64歳男性/奈良県/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「仕事の合間に家族と会話をして息抜きになるから」(51歳男性/東京都/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「妻と一緒にいる時間が増えたことで会話が増え、以前よりも絆が深まった」(41歳男性/埼玉県/食品/営業関連)
家事ができる
・「家事を手伝えること」(58歳男性/東京都/その他/専門職関連)
・「負担の多い家事を合間でやれるから」(62歳男性/東京都/サービス(その他)/専門職関連)
・「普段できないちょっとした細かい家事ができるから」(31歳男性/長野県/生命保険・損害保険/営業関連)
・「家事がフレキシブルにしやすい」(61歳男性/神奈川県/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
子どもの面倒をみれる
・「子どもの対応が可能なので」(50歳男性/東京都/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「仕事の合間に子どもの面倒を見ることができる、仕事が終わったら家族と過ごすことができるから」(50歳男性/東京都/流通・チェーンストア/IT関連技術職)
・「子どものお迎えができる」(40歳男性/東京都/不動産/事務・企画・経営関連)
・「子どもの面倒がみれる」(56歳男性/栃木県/輸送用機器(自動車含む)/技能工・運輸・設備関連)
その他
・「奥さんが出掛けたとき、宅急便の受け取り等ができるので」(48歳男性/東京都/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「ペットと一緒にいられる」(54歳男性/千葉県/ビル管理・メンテナンス/事務・企画・経営関連)
・「コロナの心配がない」(55歳男性/兵庫県/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「自分にとってはいいけど、家族にとっては別になにもない」(53歳男性/愛知県/その他金融/営業関連)
・「良かったというより、悪いことはなかった」(54歳男性/長野県/建設・土木/建築・土木関連技術職)
総評
「家庭にとって在宅勤務でよかったと思うことはありますか?」と質問したところ、「はい」と答えた人は8割超にも及んだ。メリットとして一番多くあがったのは「家族と過ごす時間が増えた」というもの。在宅勤務のおかげで、子どもや妻と過ごす時間が増えたとのこと。家族との会話も増え、コミュニケーションが深まったおかげで、「常に意思疎通できているという安心感がある」「妻との絆が以前よりも強まった」「笑顔になることも多く、家でとても気が休まるようになった」などと感じているそうだ。
次に多かったのは「家事・育児が手伝える」という点。仕事の合間にちょっとした家事を手伝ったり、子どもの面倒が見れるようになったりしたそう。具体的には、子どものお迎え、料理や洗濯物の取り込み、買い物、庭の水やり、ペットの世話などを行っているそうだ。
この他にも、「近くに住む親の面倒が見やすい」「時間が有効活用できる」「朝がラク」「おうち時間が増えて、生活が豊かになった」など、さまざまなメリットがあげられた。在宅勤務で働く既婚男性の皆さん、共感できるものがあっただろうか?
調査時期: 2021年7月30日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 既婚男性304名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません