橋本環奈・上白石萌音がWキャストで主演を務める舞台『千と千尋の神隠し』の第2弾キャストが8日、明らかになった。

  • 上段左から夏木マリ、朴ロ美、 醍醐虎汰朗、三浦宏規。中段左から菅原小春、辻本知彦、橋本環奈、上白石萌音。下段左から咲妃みゆ、妃海風、田口トモロヲ、橋本さとし

    上段左から夏木マリ、朴ロ美、 醍醐虎汰朗、三浦宏規。中段左から菅原小春、辻本知彦、橋本環奈、上白石萌音。下段左から咲妃みゆ、妃海風、田口トモロヲ、橋本さとし

同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈、上白石萌音※Wキャスト)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛ける。

湯屋で湯婆婆の下で働いている謎の少年・ハク役には、新海誠監督の映画『天気の子』で2,000人以上のオーディションを勝ち抜き、主人公・森嶋帆高役の声を務めた醍醐虎汰朗と、現在ミュージカル『レ・ミゼラブル』にマリウス役で出演し、ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『GREASE』の上演も控える三浦宏規がWキャストで登場。カオナシ役には菅原小春、辻本知彦(※辻は一点しんにょう)と世界的ダンサーの2人が名を連ねた。

また湯屋で働く娘・リン役で咲妃みゆ、妃海風、湯屋のボイラー室を取り仕切っている釜爺役で田口トモロヲ、橋本さとし、湯屋を経営する魔女・湯婆婆役と湯婆婆の双子の姉・銭婆役で夏木マリ、朴ロ美(※ロは王偏に路)が出演。夏木は映画『千と千尋の神隠し』でも同役の声を担当している。2022年2月・3月の東京・帝国劇場を皮切りに、4月大阪、5月福岡、6月札幌、6月・7月名古屋と、4大都市での上演も決定している。

醍醐虎汰朗 コメント

日本のみならず、世界中で愛される素晴らしい作品に参加出来ることをとても光栄にそして誇りに思います。舞台『千と千尋の神隠し』も多くの方々に愛して頂ける作品になるよう原作に最大限のリスペクトをもって、役に向き合い寄り添っていきます。公演をお楽しみにしていてください!!

三浦宏規 コメント

日本を代表するこの素晴らしい作品が舞台化されると聞いて皆様も驚かれたかと思いますが僕も衝撃を受けたその1人です。ジョン・ケアードさんをはじめ素敵な共演者の皆様と共に新たな作品を創っていけることが非常に楽しみですし、この偉大な作品に恥じることのないよう、僕自身真摯に向き合い皆様にお届けする日を心より楽しみにしております。

菅原小春 コメント

I LOVE YOU

辻本知彦 コメント

宮﨑駿さんの作品に出演することなんて考えたことがありませんでした、素直にとても嬉しいです、あまり(一度も)使わない言葉で表現します、夢のようです。

咲妃みゆ コメント

生粋のスタジオジブリファンである私にとりまして、リン役として携わらせていただけることは何ものにも代え難い喜びです!それと同時に、あの世界が一体どの様に舞台化されるのだろう...とドキドキもしています。大好きな作品への敬意を込めて全力で務めさせていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します!

妃海風 コメント

千と千尋の神隠しが上映された当時から思っていた事が、この世界で生きてみたい!という強い想いでした。まさか、その夢が叶うなんて。。人生なにが起こるか分からないものです。この舞台もどういうものになるのか私自身想像もつきませんが、あの大好きな世界で、思う存分リンとして生きていきたいと思います。

田口トモロヲ コメント

“千と千尋”愛にあふれるジョン・ケアード氏が、アニメ以外では再現不可能とも思える壮大な宇宙をストレートプレイで蘇生する。どんな舞台になるのか興味津々です!この多様で摩訶不思議な世界観のピースになれるよう、ふんばりたいと思います。はたして本番までに釜爺の6本腕を生やせるかどうか、御覧ください。

橋本さとし コメント

千にとっての「足長おじさん」的存在であり、大人の男像として憧れる釜爺を演じるチャンスとトライを与えて頂けたことは役者冥利に尽きます。次に演出のジョンと会う時までに、腕をあと4本生やしておきますと約束をしてしまった...大丈夫かなぁ。まぁ、やってみるしかありません! 宮﨑駿さんとジョン・ケアードさんの世界観が融合した中で、僕というフィルターを通した釜爺が生まれるよう、頑張ります!

夏木マリ コメント

実際に『油屋』で働けるなんてなんということでしょう! あれから20年、舞台として世界に発進していく現実は夢のようです。あの名作が、ジョン・ケアードによってどの様に帝劇に現れるのか、キャストのひとりとしてとても楽しみです。長丁場、久しぶりの東宝の舞台だ!

朴ロ美 コメント

今、強烈に惹かれています。湯婆婆と銭婆に。『千と千尋の神隠し』に。この舞台がどのような演出・作品になるかまったくわかりませんが、まだ見ぬ世界への好奇心と不安と期待でいっぱいです。少女のような心を持ちながら、待ち構えるこの新たな世界へ没入し、湯婆婆と銭婆と三人四脚でゴリゴリ噛み砕いていこうと思います。

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