EXILE ATSUSHIが、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフィシャルイメージソングを歌うことが、29日に明らかになった。

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    EXILE ATSUSHI

同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。

この度、EXILE ATSUSHIが歌う世界的な名曲「Amazing Grace」がオフィシャルイメージソングに決定。これまでジュディ・コリンズやエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンら名だたる歌手たちが歌い継ぎ、日本国内でも本田美奈子や中島美嘉、MayJ.ら女性を中心に幅広いアーティストがさまざまなシーンでこの曲を披露している同曲は、本映画においても特報映像や予告映像でも使われ、話題のアーティストFAKYのメンバーであるAKINAが歌唱を担当している。

ATSUSHIは2001年9月にEXILEのメインボーカルとしてデビューして以来20年以上、多くの人に愛されてきた日本を代表するボーカリストの一人。昨年1月には収益を児童養護施設などの支援に充てる目的で自身YouTubeチャンネルを開設し、同年7月には歌手のAIとともにミュージシャン支援プロジェクト「Mushician Aid Japan Project」を発足するなど、その社会的な活動も注目される。2020年11月2日をもってグループから勇退した。同曲はATSUSHIが41歳の誕生日を迎える4月30日0時ちょうどに配信を開始する。

EXILE ATSUSHI コメント

誰もが聴いたことのある偉大な楽曲であり、本当に自分に務まるのだろうかという想いもあったのですが、折角頂いたお話でもあるので、挑戦してみようと思いました。人生の壮大さや儚さとか色々なものを感じられる楽曲なので、少しでもこの映画の力になれればという想いで、心を込めて歌わせて頂きました。
『いのちの停車場』は、言葉で表すのは難しいですが、ただ単純に“感動した”という言葉だけでは片付けられないぐらい、今まさに日本中の人達にとって必要なテーマであり、考え方をより深めてくれた映画だと思います。映画を拝見しながら、10分に1回ぐらい泣いていました。絶対に見たほうがいい映画だなと思いました。
限りある命の中で、いいことも悪いことも色々なことがあるかと思います。ただ、「Amazing Grace」を聴いている間は、それも全て美しく彩られる、そんな風に聴いて頂けたら嬉しく思います。
今というこの時代をどう生きるかという大きな課題に対して、この映画には大きなヒントがあると思いますので、是非色々な方に見てほしいです。少しでも命の大切さや儚さを感じて頂けたら僕も歌で参加させて頂いた身として嬉しく思います。

(C)2021「いのちの停車場」製作委員会