前作では“東大専科”の生徒役として山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子といった面々が出演し、その後、役者として大きく飛躍。今回は、1000人以上のオーディションを勝ち抜いた高橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太が生徒役の座をつかんだ。

放送前から生徒役キャストに注目が集まっているが、どのような基準でこの7人に決めたのか。飯田氏は「1000人を超える書類の中から、実際に300人くらいにお会いして演技を見させていただき、『ドラゴン桜』の東大クラス7人の役にどれだけハマるか。キャラクターのハマり具合と演技力がまず大きくありました」と説明。

「当然うまいに越したことはないですが、最終選考に残る子はみなさんうまい。その中で、東大クラスはみんな一生懸命勉強していくので、一生懸命な姿が偽りなく見えるかどうか、ある意味ピュアな演技というか純粋な演技力を重要視しました」と続け、「名実ともに平手さんなどはみなさん知っていますが、そのひたむきさをお会いしたときにすごく感じました」とオーディションを振り返る。

また、「阿部さんや長澤さんとガッツリ向き合っていく中で、果たしてやっていけるかというのも含めて、いろんな意味を総合的に見て判断しました。そして、福澤監督の芝居への要求の高さに応えられるだけの逞しさ、図太さも見ました」とも明かした。

時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による再建案を提案する。しかし、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、意見が割れていた。果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)は東大合格者を出し、学園を再建できるのか。日曜劇場として届ける新しい『ドラゴン桜』が幕を開ける。

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