テレビ東京の新番組『レベチな人、見つけた』(毎週火曜23:06~)のオンライン取材会が19日に行われ、ビートたけし&国分太一が登場した。

  • 左からビートたけし、国分太一

    左からビートたけし、国分太一

同番組では、最近新事務所を立ち上げた2人に番組スタッフが「もしかして新しい人材欲しがってる? だったら2人とも会ったことないだろう人を探して紹介してみよう!」と、“レベル が違いすぎるすごい人=レベチな人"をプレゼンする。

付き合いも長い2人の新たな番組となるが、国分はたけしについて「たけしさんって緊張しないイメージなんですけど、客前に立つとすごい緊張する」と意外な一面を明かす。「客前に立つときのルーティーンがあって、『自分はできる、面白い』と言って回りながら出るらしいんですけど、そういう一面があって、『たけしさんも人間なんだな』と驚きました」と印象を表した。

国分の言葉に、たけしは「浅草時代からだね。漫才師の時に相方が下(手)から、俺は上(手)から出てくるから、前のやつが漫才やってる間はぐるぐる回ってるの。前のやつの笑い声が聞こえると『受けてる受けてる、俺も負けてはいられない、たけしは面白い面白い』と。未だにやっちゃうね」と説明。さらに「たまに単独をライブやるけど、楽屋で5分前くらいからなんかしゃべりながら回り出す。客前って怖いもん。受けなかった時の妙な沈黙はめちゃくちゃ汗かく」と告白し、「1億円と、千円だけど受けるならどっちがいい? と聞かれたら受ける方を選ぶ。響くんだよね。何年経っても受けかなかったときは思い出す。夢に出る。受けなかったときの挫折感はすごい」と語った。

番組のアピールをすることになったたけしは、「ガタガタ言ってるオリンピックがありますね、あの総合演出は私にやらせてください。佐々木というのはだめですから。私がやれば少ない予算であっと驚くような宇宙船と、宇宙船が着陸して出てくる、そんなのをやってみせます」と主張し、国分は「たけしさん、なんの話してるんですか」とつっこむ。

たけしは「今からでも遅くはない。オリンピックは大体映画監督がやるもんだ。その私がこの番組をやってるという、この面白さってないですから」と番組アピールにつなげる。「私は何もこういうもの(クロマキー合成用の衣装)を着なくたって、いいんですから。それを太一君と2人でアマガエルみたいなかっこしてやってる、こっちの身にもなってください。見ろよ! お願いですから! 」と訴えていた。