西島秀俊と村上佳菜子が、4日放送のテレビ東京系番組『たけしのニッポンのミカタ! 「たけしが行く! 消えていいのか!? ニッポンの絶滅危機SP』(21:00〜22:48)に登場する。

  • 左からビートたけし、西島秀俊

今回のSPでは、司会のビートたけし&国分太一が、ゲストに西島、村上を迎え、都会のど真ん中でロケを決行。絶滅危機」になっているモノが集まっている場所を巡っていく。1965年開業の有楽町・交通会館には、回転レストランを始め 「昭和遺産」ともいうべきものが数多く残るが、ロケでは伝説の靴磨き職人と対面し、館内の老舗江戸前すし店を訪問。交通会館の歴史を学びながら、絶滅危機にある理由や、今も人々を引き寄せる魅力を紐解いていく。

映画『Dolls』(2002年公開)の主演にたけしが西島を抜擢し、飛躍のきっかけを作ったため、「恩人」と呼ぶたけしとの共演で、西島も笑顔の絶えない和やかなロケに。交通会館のすっぽん専門店に立ち寄った際には、たけしと西島が、すっぽん丸ごとをその場で粉砕して作る粉末を試飲し、暴走したたけしに、西島が大人の対応を迫られる展 開も。その後訪れた神田の老舗甘味処では、スイーツを味わいながら、西島が「たけしさんの作品はずっと見ている。2週間ほどで打ち切りになった『ソナチネ』も自分は劇場で観た」と熱く語り始める。そんな西島にたけしは「今日(西島が)来たのは、思い出話をするためではなく映画の宣伝をするためだ」と毒づいて一蹴し、笑いを誘う。西島に「なくしちゃいけない」と思うものに ついて話を振ると、俳優業界の裏側が垣間見える、意外な裏話も飛び出した。

西島秀俊 コメント

(ロケの感想)自分の気づかないところで、失われていっているものがたくさんあるのだな、とわかって、なんとかこれからも残っていってほしいと思いました。職人の皆さんのこだわりも伝わってきたので、今後も機械ではできないようなことが、逆に生き残る力になるのではと改めて感じました。
(特に印象に残ったのは)個人的には、(ロケで訪れた)お寿司屋さんを継ぐお弟子さんが出てきて欲しいなと思いました。交通会館ができる前からの、唯一残っているお寿司屋さんということで、継ぎたいという方がいらしたら、ぜひご連絡ください(笑)。

村上佳菜子 コメント

たけしさん、国分さんとご一緒でき、また西島さんとも一緒に回れて嬉しかったです。日本の文化の裏側もいろいろと見ることができ、これはこうやってできているんだ! とわかって楽しかったです。(たけしの印象は)下ネタがお好きなんだなって思いました(笑)。ずっと仰ってたので。(西島の印象は)初めてご一緒させて頂き、テレビで観たままダンディでいらっしゃいました。

桑原宏次プロデューサー コメント

今回は、番組10周年特別企画ということで、スペシャルゲストに西島秀俊さんをお迎えしつつ、たけしさん自らロケに出動していただきました。銀座のお隣、有楽町という都会のド真ん中で“消えゆく懐かしいもの”を探してブラブラ歩く。すると、西島秀俊さんを見つけた街の女性たちの視線が釘付けに!(笑) そんな西島さんに対し、絶好調のたけしさんが無茶ぶりや毒舌ぶりをいかんなく発揮! 真面目なテーマなのに、肩の力を抜いて楽しめる、この番組ならではの超濃厚な2時間スぺシャルが出来上がりました! 山奥でひっそりと暮らす、絶滅寸前の“国産の漆職人”や“100年を超える老舗店”の生き残りのヒミツも必見です! 是非ご覧ください。