声優の花江夏樹が、上白石萌音が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(毎週火曜22:00~)の第2話に、売れっ子漫画家役で出演することが14日、明らかになった。

  • 花江夏樹

本作は、ファッション雑誌編集部を舞台に、主人公がドSな鬼編集長や運命的な出会いをする子犬系男子に振り回されながら、恋と仕事に懸命に立ち向かい成長していく胸キュンお仕事&ラブコメディ。主人公・鈴木奈未を上白石、編集長・宝来麗子を菜々緒、子犬系イケメン御曹司でカメラマンの潤之介を玉森裕太、クールな先輩編集者・中沢涼太を間宮祥太朗が演じる。

このたび、19日放送の第2話に声優・花江夏樹のゲスト出演が決定した。花江は『東京喰種』や『四月は君の嘘』など多くの人気アニメ作品で主人公を務め、映画歴代興行収入を塗り替え社会現象にもなっている、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で主人公の竈門炭治郎を演じるなど、アニメ作品には欠かせない大人気声優だ。そんな花江が今作でTBSドラマ初出演&映像作品での俳優業に本格挑戦する。

花江が演じるのは、日本を代表する漫画家の荒染右京(あらぞめ・うきょう)。海外でも愛される作品を手掛ける売れっ子作家で、奈未がアシスタントとして携わるファッションモード誌『MIYAVI』のカルチャー特集でコラボ企画を依頼されるという役どころ。けん玉を愛するという古風な一面も見せる魅力あるキャラクターとなっている。

撮影後「ドラマ俳優と声優ではセリフの覚え方が違って緊張した」と語った花江。声優としてさまざまな役柄を演じてきた彼が、声だけでなく、表情や挙動など文字通り“全身”全霊でキャラクターになりきる姿に注目だ。

■花江夏樹コメント
僕が演じるのは、荒染右京という漫画家。(単行本を)39巻まで連載しているかなり売れっ子漫画家なんですが、少し髪の毛がボサボサなキャラクターで物事を笑顔でやんわり断るような人です(笑)。
ドラマの撮影は過去に一度だけ経験していますが、そのときはワンシーンでワンカットだけでした。今回のようにたくさん喋るのは初めてだったので、台本を渡された時から緊張していました。本業の声優は、(収録)当日に台本をもらってその場でセリフを演じるのが当たり前。“セリフを覚える”という文化が無いんです。だから、ちゃんと覚えられるかなと少し心配でした(笑)。
シーンを共にした上白石さんは本当に優しい方! 何度かお会いしたことがあり、お話していたので安心感がありました。
声優は漫画原作者の方とお会いする機会もあるので、実際にお会いした漫画家さんのしゃべり方や挙動も思い出しながら演じてみました。緊張しましたが、撮影はすごく楽しかったです! 僕なりの荒染を精一杯演じさせていただきましたので、ぜひオンエアを楽しみにしていただきたいです。

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