俳優の加藤清史郎が主演を務めるフジテレビのドラマ『スピナーベイト』(6月30日スタート、毎週火曜25:30~ ※関東ローカル/TVerで無料見逃し配信、FODで独占見放題配信)の追加キャストとして、駿河太郎、南琴奈、吉田晴登、仲野温、吉村界人の出演が発表された。主題歌は、THE SPELLBOUNDの書き下ろし楽曲「Spinner」に決定した。

  • 『スピナーベイト』

    『スピナーベイト』

『オッドタクシー』此元和津也氏の漫画を実写化

原作は、アニメ『オッドタクシー』のオリジナル脚本や、漫画『セトウツミ』などで知られる此元和津也氏による同名漫画。青春の葛藤と連続殺人事件の謎が交錯する、予測不能の青春クライム・サスペンスとなる。

主人公は、退屈な高校生活にうんざりしている平凡な男子高校生・三井宏太(加藤)。親友・内新次郎の誘いで抱月北高校フィッシング部に入部するが、その実態は“スピナーベイト”と名乗る恐喝まがいの自警団だった。

スピナーベイトは強引に犯罪を取り締まり、稼いだポイントによって絶対服従の序列が決定する組織。何も知らずに入部した三井は、未だゼロポイントの序列最下位として鬱屈した日々を送っていた。そんな中、町を揺るがす連続殺人事件が発生。なりゆきで犯人を追うことになった三井は、事件の渦中へと放り込まれていく。

駿河太郎、連続殺人犯の手帳を拾った謎の男に

駿河が演じるのは、連続殺人犯の手帳を拾ったという謎の男・吉見健太郎。スピナーベイトのリストと同じロゴのバッジをつけた三井に声をかける人物だ。

駿河は「実は以前から原作の漫画を読んでいたので、お話を頂いた時は『あの世界に自分が入れるんか!』と純粋に嬉しかったです」と喜びを語り、吉見について「読者としても非常に思い入れがありましたが、同時にどこか掴みどころのない『得体の知れない存在』」と説明。「ドラマならではのリアリティを追求した吉見を、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

南が演じるのは、正義感が強い三井のクラスメイト・小野田恵美(メグ)。人の変化に敏感で、急に塾を辞めた幼なじみの大悟のことを気にかけている役どころだ。

南は「芯のあるやさしさと、人にまっすぐ向き合う強さを持った魅力的なキャラクターであるメグを、一つひとつのシーンに大切に向き合いながら演じさせていただきました」とコメント。「私自身も演じる中で彼女の言葉に改めて考えさせられることが多く、沢山の気づきをもらいました」と振り返っている。

吉田晴登「今までとは違った僕の一面を」

吉田が演じる上田大悟は、スピナーベイトの裏側を知る三井のクラスメイト。平和的で柔軟な性格の優等生だが、ある秘密を抱えている。

吉田は「大好きな此元先生の作品に、大悟というとても重要な役柄で、同世代の素晴らしいキャスト陣とご一緒でき、とても嬉しいです!」と出演を喜び、大悟について「周囲からは真面目で穏やかに見える高校生ですが、様々な経験や環境の中で、感情を表に出さずに生きる術を身につけ、できるだけ波風を立てずに日常を保とうとする」と分析。「その裏には、言葉にしきれない葛藤や揺らぎがあって、ふとした瞬間にそれが滲み出てくる、そんな繊細なバランスを保ちながら生きているキャラクター」と捉え、「今までとは違った僕の一面を見せられたらうれしいです」と語った。

仲野が演じるのは、亀貝の舎弟・堀之内英二。亀貝の甘い持論や下っ端の仕事に嫌気が差し、一発逆転の機を狙っている人物だ。

仲野は「英二はずる賢くて、自分より弱い相手にはすぐ威張るような男です」としながらも、「演じていると、『人より上にいたい』とか『認められたい』って感情は、形を変えれば誰の中にでもあるものなんじゃないかと思うようになりました」とコメント。「たぶん『嫌なやつだな』と思う瞬間も多いんですが、どこか憎みきれない存在として見てもらえたらうれしいです」と話した。

吉村界人、亀貝組の組長役

吉村が演じるのは、得体の知れない狂気をまとった亀貝組の組長・亀貝達也。元締めをしているスピナーベイトを使い、連続殺人事件の犯人を追う。

吉村は「何歳になっても、こういった学園モノの作品に携わらせていただいていることに感謝しております」とコメント。亀貝について「人間離れしてる様なキャラクター」としながら、「この座組のお陰で愛を持って演じられました。何か、作品の光やメッセージを感じていただけたら幸いです」と語った。

主題歌はTHE SPELLBOUND「Spinner」

主題歌を担当するTHE SPELLBOUNDは、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介によって結成されたロックバンド。今回、ドラマのために書き下ろした「Spinner」が主題歌に決定した。

THE SPELLBOUNDは楽曲について、「現代を生きる人間が、氾濫する情報や欲望、正義、孤独の渦の中で自分自身のコントロールを見失っていくような感覚を描きました」と説明。「ただネガティブな感情をなぞるのではなく、その混乱やカオスを強い推進力へ変え、ドラマ『スピナーベイト』の持つ緊張感、疾走感、危うい青春をさらに加速させるような世界観を描きました」とコメントを寄せている。

すでに発表されているスピナーベイトのメンバーやクラスメイト役には、萩原護、奥野壮、高橋侃、伊藤あさひ、桃児、吉澤要人らが出演する。

(C)此元和津也/幻冬舎コミックス/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン