アーティストによるさまざまなコラボレーション&チャレンジ企画で歌の素晴らしさを届けるTBS系音楽特番『UTAGE!』の4時間スペシャルが、8日(19:00~22:54)に放送される。KABA.ちゃんが振り付けしたオリジナルダンスを披露する名物企画「KABA.タイム」では、今回も舞祭組の二階堂高嗣とAKB48の柏木由紀がダンスで魅せる。収録後に、KABA.ちゃんと柏木にインタビューし、『UTAGE!』への思いや今回のチャレンジについて話を聞いた。

  • KABA.ちゃん(左)と柏木由紀

今回も「KABA.タイム」と「千賀健永ピアノチャレンジ」を合体させ、千賀のピアノ演奏で、二階堂と柏木が踊り、歌は川畑要と二宮愛が担当。三浦祐太朗もギター演奏で加わる。披露するのは菅田将暉の「まちがいさがし」とあいみょんの「裸の心」。この2曲で、恋をしたマネキンに魔法がかかる物語を表現する。

――『UTAGE!』で毎回大活躍のKABA.ちゃんと柏木さんですが、お二人にとってこの番組はどのような番組になっていますか?

KABA.ちゃん:勉強の場です。オリジナルのものを作り出すということで、この番組を通じて毎回すごく勉強させていただいています。

柏木:AKB48は人数が多いので、『UTAGE!』のように1人で踊る機会がなく、こういうチャレンジをさせてもらえる場もないので、私にとってもチャレンジの場になっています。頑張りがいがあり、すごく楽しみでもあり、緊張もするけど大好きな番組です。

――「KABA.タイム」は名物企画になっていますが、KABA.ちゃんは毎回どのようにこの企画を作り上げているのでしょうか。

KABA.ちゃん:楽曲は番組のほうで決定し、そこから一緒に話し合いながらテーマやストーリー展開を決めています。前回は、幸せだった頃の過去と失恋がテーマだったので、今回は新しい恋を始めるというものが作品として出せたらという話になり、それをどうやって形にしていこうか考えました。

――柏木さんは「KABA.タイム」に対してどんな思いがありますか?

柏木:だいぶ前からAKB48のメンバーや舞祭組のみなさんと一緒にやっていましたが、最近は二階堂さんとペアでやるようになり、表情や気持ちの表現などより意識するようになり、すごく勉強になっています。出演が決まると、どのお仕事をしていてもずっと頭にあります(笑)

――今回はマネキンの恋の物語ということですが、どんな思いで作り上げましたか?

KABA.ちゃん:恋するマネキンのファンタジーの世界観を出したいと思って作ったので、見終わったあとに、「今年は恋してみようかな」、「やっぱ恋っていいよね」、「キュンとなった」といった気持ちになってくれたらうれしいです。

柏木:新しい恋愛を見て「いいな」、「素敵だな」と思ってもらえるように、視聴者のみなさんに“伝える”ということを意識しました。マネキンを演じるというのは、最初難しいなと思いましたが、2人の距離が近づいていく様子がしっかり振り付けで表現されていたので、本番のときにはマネキンを演じることへの不安はなかったです。

KABA.ちゃん:また、好きなのにあえて距離を置くような表現を入れてみたり、この時期ならではの距離感を逆手にとった内容になっています。