2012年「第13回全日本国民的美少女コンテスト」にて審査員特別賞を受賞し、2013年公開の映画『おしん』で女優デビューを果たした井頭愛海。以降はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』をはじめ数々の作品に出演し、2020年は『鬼ガール!!』での映画初主演など躍進を遂げた。

昨年12月2日、「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席し、飛躍の2020年を振り返りながら、2021年の抱負を語った。

  • 晴れ着姿を披露した井頭愛海

コロナ禍の2020年は、井頭にとっても「当たり前に過ごしていた日々がどれだけ幸せな事か、その中でも、人との繋がりは本当に大切だと気づく事ができました」と記憶に残る一年に。「普段、いつも私を支えて下さっているマネージャーさんはじめ、家族、スタッフさんへの感謝の気持ちを忘れてはいけないと感じました」と周囲の支えを再認識した年でもあった。

中でも一番嬉しかったことは、映画『鬼ガール!!』の公開。「コロナの影響で一時期は、映画館に行けない時があったり、公開できるのかなと心配していたのですが、なんとか作品を皆さんに届ける事ができ本当に嬉しかったです」と胸の内を明かし、「たくさんの方に観ていただく事ができて、ちゃんと皆さんの元に届いたんだなと実感した時は、涙が出てしまいました(笑)」と喜びをあらわに。

そんな一年を漢字一文字に例えると「繋」。「以前お仕事させていただいた方々と、再びお仕事させていただける機会が増えて本当に嬉しい年となりました。ご縁を大切に、この繋がりの輪をもっともっと大きく、来年、再来年と次の未来に向けて広げて行きたいなと思います」と仕事に対して前のめりな姿勢を見せる。

8年前に芸能界入りした少女も、3月15日で二十歳。新成人となる2021年について「一人の大人としてもっと自立して、中身のある人間になりたいです。2021年も変わらず、私のペースで、周りに流されずに1歩ずつ着実に前に進んでいきたい」と抱負を述べ、女優としても「いろんな役に染まれる役者になれるように日々精進します」と目標を掲げた。