JR九州は24日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う利用減少に合わせ、一部の割引きっぷの発売終了や価格改定を2021年3月31日から順次行うと発表した。

  • 「九州新幹線2枚きっぷ」など発売終了に

「九州新幹線2枚きっぷ」(全21区間)と「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」(全5区間)、「京都往復割引きっぷ・大阪往復割引きっぷ・神戸往復割引きっぷ」(全21区間)、「新幹線往復割引きっぷ」(全7区間)は、3月31日の発売分(利用開始分)をもって発売終了。「2枚きっぷ」も在来線全51区間中31区間で発売終了となる。いずれも発売終了後、券面に記載された有効期間の終了日まで利用できる。

「つばめ限定! 九州ネット早特7」「JQ限定! 九州ネット早特14」は3月31日乗車分をもって発売終了。「2枚きっぷ」の在来線全51区間中9区間と「B＆Sみやざき2枚きっぷ」(全5区間)は4月1日発売分から新価格となる。「九州ネットきっぷ」は九州新幹線区間83区間(在来線にまたがる区間も含む)のうち15区間、「九州ネット早特3」「九州ネット早特7」はそれぞれ九州新幹線の全2区間で4月1日乗車分から新価格に。「B＆Sみやざきネットきっぷ」は4月1日乗車分から1区間で価格を改定するとともに、4区間を新規設定する。

なお、割引きっぷが発売終了となる区間に関して、「九州ネットきっぷ」などの割引きっぷがあるとのこと。パソコンやスマホから座席が選べる「JR九州インターネット列車予約」の利用も呼びかけている。