「確認する」の謙譲語は「確認いたします」 - 知っておきたい敬語表現

意外と忘れてしまいがちな敬語表現。特にビジネスシーンでは、正しい言葉を使いたいものです。本記事では、「確認する」の謙譲語について、言い方や活用シーン、例文を解説していきます。

「確認する」の謙譲語とは

「確認する」の謙譲語は、「(ご)確認いたします」などです。謙譲語は、相手より一歩下がった立場で使う敬語であり、自分より目上の人に対して、自分が確認することを伝えるときに使います。

「確認する」の謙譲語は、「(ご)確認いたします」など

動詞	尊敬語	謙譲語	丁寧語
確認する	確認なさる確認されるご確認くださる	確認いたす	確認します

※クリックで細かな意味や用例を確認できます

もっと詳しく : 敬語表現(尊敬語・謙譲語・丁寧語)活用表

「(ご)確認いたします」の使い方

「(ご)確認いたします」は、「確認する」の謙譲語として話し言葉でよく使われる表現です。「確認する」という意味で「(ご)確認いたします」という言葉を使うときは、「先ほどご指摘いただいたポイントは、早急に確認いたします」などとなります。

類似の表現として、「(ご)確認させていただきます」という言い方も目にします。こちらは「(ご)確認いたします」よりもさらに丁寧な言い方ですが、二重敬語ではないかという指摘や、言い回しが回りくどいなどの理由で、近年は敬遠される傾向もあるようです。使い勝手としては、よりシンプルな「(ご)確認いたします」の方がいいかもしれません。

また確認する対象や場面によっては、「拝見いたします」や「再考いたします」なども使用可能です。状況によって、上手に使い分けましょう。