大みそかの『第71回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)の加藤英明チーフプロデューサーが9日、同局で取材に応じ、今年の初出場歌手を総括した。

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今年の初出場は、紅組は櫻坂46、JUJU、東京事変、NiziU、BABYMETAL、miletの6組、白組は瑛人、SixTONES、Snow Manの3組。

Snow ManとSixTONESは、今年1月22日にジャニーズアーティスト史上初の2グループ同時デビュー。NiziUは12月2日に1stシングル「Step and a step」でデビューしたが、それ以前からプレデビューミニアルバム『Make you happy』の“縄跳びダンス”が社会現象化するなど大きな話題に。CDデビュー前に異例の紅白初出場を決めた。

加藤氏は「コロナ禍で音楽の聴かれ方が変わってきたなと実感しています。デジタルの指標が目立って取り上げられるになってきて、デジタルの指標が示す音楽チャートの影響であり、ユーザーの反響が明確に影響力を増しているなと思ってます」とコメント。

「加えて、Snow ManさんとSixTONESさんのような、CD売り上げというフィジカルの指標とデジタルの指標ともに非常に大きなインパクトを与えたという意味では、新しい世代が勢いのある1年だったと思います」と語った。

今年の紅白のテーマは、「今こそ歌おう みんなでエール」。番組史上初の無観客で開催される。総合司会はお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサー、紅組司会は二階堂ふみ、白組司会は大泉洋が務める。内村は4年連続4回目、桑子アナは68回、69回に続いて3回目、二階堂と大泉は初となる。