忙しくて食事をとる時間がほとんどない時は、ハンバーガーショップに頼るという人も多いのではないだろうか。ハンバーガーは手軽でおいしいが、カロリーは決して低くはない。店頭ではついポテトやナゲットなどが付いたセットメニューをオーダーしがちなので、摂取カロリーは余計に高くなる傾向にある。

そこで今回、ファストフードらしからぬ落ち着いた雰囲気と、オーダー後に調理されるため出来立てを味わえることなどが人気の「フレッシュネスバーガー」から、「ハンバーガー」、「ホットドッグ」、「サイドメニュー」、「コールドドリンク・スムージー」、「デザート」の各メニュー(期間限定品を除く)のカロリーを調べてみた。

※商品名、値段、カロリーなどの情報は2023年7月時点のものです

  • フレッシュネスバーガーでカロリーが高いメニューとは

    フレッシュネスバーガーのカロリーランキング! 値段も併せてご紹介

ハンバーガーのカロリーランキング

まずは、メイン商品である「ハンバーガー」メニューのカロリーをチェックしてみよう。

順位 商品名 エネルギー 値段
1位 クラシックWWバーガー 993kcal 990円
2位 クラシックアボカドチーズバーガー 721kcal 890円
3位 クラシックアボカドバーガー 637kcal 790円
4位 クラシックチーズバーガー 596kcal 690円
5位 クラシックバーガー 512kcal 590円
6位 クリスピーチキンバーガー 451kcal 490円
7位 ホットチリチキンバーガー 433kcal 490円
8位 塩レモンチキンバーガー 428kcal 490円
9位 チーズバーガー 405kcal 490円
10位 フレッシュネスチーズバーガー 397kcal 490円
11位 フィッシュバーガー 390kcal 490円
12位 ソイアボカドバーガー 383kcal 690円
13位 テリヤキバーガー 356kcal 490円
14位 ガーデンサラダバーガー 341kcal 490円
15位 ソイテリヤキバーガー 310kcal 570円
16位 ソイガーデンサラダバーガー 296kcal 570円
17位 サルサバーガー 294kcal 490円

1位「クラシックWWバーガー」(993kcal)は、肉汁あふれるクォーターパウンドパティ(113g)のビーフパティが2枚、厚切りスライスのレッドチェダーチーズが2枚、ピクルス、オニオン、トマト、グリーンカールがサンドされたボリューム満点のバーガー。カロリーも1,000kcalに迫る数字となっている。

2位「クラシックアボカドチーズバーガー」(721kcal)は、栄養価が高いフルーツとしてギネスブックにも記載されたアボカドを、贅沢に1/2個使用。クォーターパウンドパティ、シャキッとした歯ごたえの新鮮野菜、厚切りスライスのレッドチェダーチーズがサンドされた、女性に人気のメニューだ。

3位は、同じくアボカドを使用した「クラシックアボカドバーガー」(637kcal)となった。2位の「クラシックアボカドチーズバーガー」と同様に、商品名に「クラシック」と付くバーガーはパティが通常サイズの2倍以上とボリューム満点。アボカドは栄養豊富とされるがカロリーが高めなので、上位に2品がランクインするという結果になった。

なお、フレッシュネスバーガーのバーガーはすべて、通常のゴマバンズを低糖質バンズに変更することが可能だ。低糖質バンズにした場合には、カロリーは数十kcalほど低くなるのだが、上記ランキングは通常のゴマバンズのカロリーで計算している。

また、同店では「クラシックシリーズ」限定で、クラシックパティ(312kcal)を追加できるサービスを行っている。例えば2位の「クラシックアボカドチーズバーガー」にクラシックパティを追加した「クラシックアボカドチーズバーガー(ダブル)」は1,033kcal。3位の「クラシックアボカドバーガー」のパティ追加版「クラシックアボカドバーガー(ダブル)」は949kcalと、その破壊力は大幅にアップする。

ホットドッグのカロリーランキング

次に、「ホットドッグ」のカロリーランキングを見てみよう。

順位 商品名 エネルギー 値段
1位 チーズドッグ 326kcal 460円
2位 ホットドッグ 268kcal 370円
3位 サルサドッグ 227kcal 440円

フレッシュネスバーガーのホットドッグのカロリーは200~300kcal台で、バーガーに比べるとだいぶ低めのカロリーで楽しめる。

サイドメニューのカロリーランキング

続いて、「サイドメニュー」のカロリーランキングを見てみよう。

順位 商品名 エネルギー 値段
1位 フレンチフライポテトL 346kcal 440円
2位 フライドチキン(骨なし) 289kcal 280円
3位 国産チキンナゲット(5個) 279kcal 340円
4位 北海道産フライドポテトL 250kcal 440円
5位 フレンチフライポテトR 230kcal 340円
6位 北海道産フライドポテトR 166kcal 340円
7位 フレンチフライポテトS 154kcal 260円
8位 北海道コーンポタージュ 134kcal 380円
9位 コールスローサラダ 127kcal 270円
10位 北海道産フライドポテトS 112kcal 260円
11位 ベジタブルスープ 74kcal 380円

1位の「フレンチフライポテトL」(346kcal)は、フライドポテトの本場、ベルギーのじゃがいもを使用。一般的な細長い形状のポテトで食べやすく、カリカリ感やじゃがいものほどよい甘みが楽しめる。フレッシュネスバーガーでは注文が入ってから揚げ始めるので、文字通りアツアツで提供されるのがうれしい。

2位「フライドチキン(骨なし)」(289kcal)は、鶏モモ肉をジューシーに仕上げた一品だ。8種類のスパイスをブレンドしたという特製の衣を付けて、店内で揚げている。骨なしなので食べやすい。

3位は、国産鶏ムネ肉をメインに使用した「国産チキンナゲット」(279kcal)。クリスピーでゴツゴツ感のある衣にはフレッシュネスオリジナルブレンドの香辛料をプラスしている。ブラックペッパー、パプリカ、オニオン、ガーリック、バジル、コリアンダー、セロリ等が肉のうまみを引き立てている。

4位は「北海道産フライドポテトL」(250kcal)となった。1位の「フレンチフライポテト」とは異なり、皮付きでホクホク感がしっかりと味わえるポテトだ。北海道の契約農場で収穫したという「北海こがね」を使っている。

なお、サイドメニューにはこれらのほかに「ロングポテト」(451kcal)があり、このカロリーが一番高い。店舗限定メニューのため今回のランキングには入れなかったが、店頭のメニューで見かけた際はカロリーに気を付けてほしい。

コールドドリンク・スムージーのカロリーランキング

フレッシュネスバーガーといえば、個性的なドリンクやスムージーが楽しめるところも魅力だろう。ここでは定番のコーヒー、紅茶などを除いたコールドドリンクとスムージーのカロリーランキングをご紹介する。

順位 商品名 エネルギー 値段
1位 自家製ジンジャーエールG 182kcal 450円
2位 バナナミルクスムージー 176kcal 490円
3位 フレッシュレモネードG 142kcal 450円
4位 レモン&クランベリーソーダG 138kcal 450円
5位 マンゴーイエロースムージー 137kcal 490円
6位 自家製ジンジャーエールT 131kcal 390円
7位 ストロベリーピンクスムージー 116kcal 490円
8位 フレッシュレモネードT 113kcal 390円
9位 ケールグリーンスムージー 112kcal 490円
10位 レモン&クランベリーソーダT 92kcal 390円
11位 ライムソーダG 57kcal 450円
12位 ライムソーダT 49kcal 390円

1位の「自家製ジンジャーエールG」(182kcal)は、ツーンと生姜が香る辛口のドリンク。国産生姜のみじん切りたっぷりの特製ソースに、自家製のはちみつレモンのスライスが何枚も入っている。レモン果汁も混ざるよう、しっかりかき混ぜていただきたい。

2位の「バナナミルクスムージー」(176kcal)は、その名の通りバナナと牛乳をミックスした一杯。お腹にやさしく、食欲がいまひとつという時にもおすすめだ。

3位「フレッシュレモネードG」(142kcal)は、1位「自家製ジンジャーエール」と同じ、自家製はちみつ漬け入り。何十にも重なったレモンスライスを見ると、それだけで贅沢な気分に浸れそうだ。

フレッシュネスバーガーのスムージーは、果実感がしっかりと楽しめるものばかり。後味も爽やかで、ビタミンなどの栄養素も期待できるのがうれしい。

デザートのカロリーランキング

そして、最後は「デザート」のカロリーランキング。上位はどんなメニューだろうか。

順位 商品名 エネルギー 値段
1位 ガトーショコラ 464kcal 430円
2位 オレンジケーキ 315kcal 250円
3位 アールグレイとオレンジのロールケーキ 312kcal 430円
4位 揚げたてチュロス チョコ 308kcal 340円
5位 バナナケーキ 299kcal 250円
6位 ベイクドチーズケーキ(北海道クリームチーズ使用) 285kcal 430円
7位 レモンポピーシードケーキ 257kcal 250円
8位 揚げたてチュロス プレーン 252kcal 290円

「デザート」のカロリー1位には、「ガトーショコラ」(464kcal)が輝いた。チョコレートの味わいを存分に楽しめる、濃厚なガトーショコラとなっている。

2位「オレンジケーキ」(315kcal)・5位「バナナケーキ」(299kcal)・7位「レモンポピーシードケーキ」(257kcal)はいずれも、同社サイトではモーニングメニューのページにて、「POUND CAKE SET」として紹介されている。

本稿はレギュラーメニューのみを扱うので、本来は対象外となるのかもしれないが、これらのケーキは単品でのオーダーも可能なためランキングに含めることとした。なお、同社ではモーニングメニュー自体が「店舗限定」となっているので、注意が必要だ。

3位「アールグレイとオレンジのロールケーキ」(312kcal)は、アールグレーの茶葉がふわっと香る大人好みの味わい。オレンジの甘酸っぱくて爽やかな風味と相性がばっちりだ。

4位「揚げたてチュロス チョコ」(308kcal)と8位「揚げたてチュロス プレーン」(252kcal)は、2023年5月に登場したメニュー。注文してから店内で調理して提供されるため、アツアツ、もちもちの食感が楽しめる。

「クラシックバーガー」シリーズはカロリーが高め

フレッシュネスバーガーの各メニューのカロリーランキングをご紹介してきたが、いかがだろう。特にハンバーガーのトップに輝いた「クラシックWWバーガー」の、1,000kcalに迫るカロリーはかなりインパクトがあったのではないだろうか。

実際に食べるとなったらどれぐらいのカロリーになるだろうか。バーガー+サイドメニュー+デザートでオーダーを組んでみよう。

「クラシックWWバーガー」(993kcal)+「フレンチフライポテトL」(346kcal)にデザートの「ガトーショコラ」(464kcal)を付けると、それだけで合計1,803kcalとなり、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」における、身体活動レベルが普通の18~29歳男性の1日の推定エネルギー必要量2,650kcalの7割近くに達する。ディナーとしても、十分すぎるカロリーと言えるだろう。

また、同チェーンには店舗限定のボリューミーなハンバーガーもある。例えばクラシックパティを4枚のせてホームベースをイメージした、神宮球場店限定「ホームランバーガー」や、クォーターパウンドパティ3枚、厚切りスライスのレッドチェダーチーズ3枚、ベーコン3枚をサンドしたPayPayドーム店限定「ビッグギータバーガー」など、野球にちなんだものがいくつかある。

いずれもカロリーの記載はないものの、見た目からもその「実力」のほどがうかがえる。もし興味があったら公式サイトなどで一度、その勇姿を確認してみてはいかがだろう。