スカイスキャナージャパンはこのほど、「新型コロナウイルス感染症と旅行に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月~5月、日本・韓国・イギリス・アメリカの旅行者3,208名を対象に、インターネットで行った。

  • 渡航制限が解除されたうえで、あなたが実際に海外旅行に行きたいと思うのはどのタイミングですか?

渡航制限が解除されたうえで、実際に海外旅行に行きたいと思うのはどのタイミングであるか尋ねたところ、日本・韓国・イギリスでは「感染の心配がないと思えたとき」が最多、アメリカでは「航空券が手の届く価格になったとき」が最も多かった。

どのような項目が実現すれば、また旅行をしようと思うか聞くと、日本・韓国・イギリス・アメリカとも「キャンセル時に100%払い戻し可能・手数料無料の航空券を航空会社が提供している」が最も多かった。いずれの国でも約6~8割の回答者がそのように答えている。

  • どの項目が実現すれば、また旅行を予約しようと思いますか? (複数回答可)

今後、旅行先を決めるときに最も重視することを尋ねると、日本・韓国では「旅行先での安全性」、イギリス・アメリカでは「費用」が最も多かった。

  • 今後、旅行先を決めるときに最も重視するのは?

コロナ禍後の旅行スタイルの変化については、日本・韓国では「旅行の時期に注意する」「感染リスクが低い旅行先を選ぶ」といった慎重な考え方が約半数を占めているが、イギリス・アメリカでは「旅行の頻度を増やす」「より冒険的な旅をする」が日本・韓国を大きく上回った。「旅行の頻度を減らす」は、いずれの国でも1割以下だった。

  • コロナ禍後、あなたの旅行スタイルはどのように変わると思いますか? (複数回答可)

「サステナブル(持続可能)な旅」について意識は変わったか尋ねたところ、最も多く意識変化があったのは韓国だった。58%が「変わった。旅行時にはサステナブルな選択をしたい」と答えている。一方、「意識は変わらない」は日本・韓国は12%、イギリスは24%、アメリカは19%と少数派だった。

  • 「サステナブル(持続可能)な旅」について、あなたの意識は変わりましたか?