女優の仲里依紗が、あす3日に放送される日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(毎週日曜22:30~)の第4話に出演する。

  • 『美食探偵 明智五郎』に出演する仲里依紗=日本テレビ提供

第1話&第2話の“林檎”(志田未来)、第3話の“シェフ”(武田真治)…これは、殺人鬼マリア(小池栄子)に背中を押されたことによって殺人というダークサイドに足を踏み入れ“マリア・ファミリー”となった者が、マリアと出会うきっかけとなるネット上のハンドルネームだ。

第4話では、新たに“れいぞう子”が登場。“れいぞう子”という奇妙な名前の戦慄の由来とは…。

“れいぞう子”こと主婦・みどり(仲)は、東北の姑から送られてくる大量の手料理が、冷蔵庫を埋め尽くすことにストレスを抱えていた。

結婚して、新居に引っ越して真っ先に買った、大きな真っ白い冷蔵庫。料理が大好きな自分の手料理で冷蔵庫をいっぱいにし、夫(落合モトキ)に食べてもらおうというささやかな主婦の夢は、毎週送りつけられてくる姑からの真っ黒な手料理と、それをこよなく愛するマザコンの夫による“キッチン・ハラスメント”によって打ち砕かれていた。

その無念さから、みどりは“れいぞう子”というハンドルネームを使い、インターネット上の掲示板に、「食料品を毎週送りつけてくる姑に困っています」と相談を書き込んだのだった。

みどりにコンタクトを取ったマリアは、彼女の哀しい思いにつけこみ、“れいぞう子ちゃん”と呼びかける。「全てを捨てて、冷蔵庫を空っぽにして…」マリアに背中を押された“れいぞう子”は、夫のために手作り料理を作るはずだった包丁を手に、夫を殺害。そしてマリアは、からっぽにさせた真っ白い冷蔵庫を“あるモノ”でいっぱいにしようと企む。

冷蔵庫を埋め尽くすことになる、戦慄の“あるモノ”とは…。真っ白な冷蔵庫とともに、幸せな生活を送るはずだった主婦の哀しい狂気がさく裂する