お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が、4日放送の日本テレビ系バラエティ番組『天才!志村どうぶつ園 特別編』(19:00~20:54)に出演。新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった“園長”志村けんさんとの思い出を涙ながらに語った。

ハリセンボンの近藤春菜

今回、志村さんと動物たちとの写真が並んだスタジオに、相葉雅紀、山瀬まみ、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGO、滝沢カレンら『志村どうぶつ園』のメンバーたちが集結。志村園長との思い出を語るとともに、志村園長が動物たちを愛し続けた16年の全映像の中から、数々の名シーンを振り返った。

番組の裏話も紹介され、志村園長の提案で始まったという、収録前に出演者が集合して会話している映像が流れた。そして、志村さんが近藤春菜に「春菜食べろよ!」と大きな大福を勧めるのがお約束だったというエピソードも。いつも前室でみんなで大笑いしてからスタジオに向かっていたという。

このVTR後、春菜は「園長のおかげでこんなに大きくなりましたよ! 園長が必ず大福を前室でくださるし」と笑顔で話し出すもこらえていた涙があふれ出し、「あの前室の時間ってめちゃくちゃ大事じゃないですか。初めて来るゲストの方とかも、志村園長に会うだけで緊張しちゃうなって思うところを、園長のほうから『元気ですか?』とか『わんちゃん飼ってるの?』とか話しかけることですごく和んで、その場にいる人たちをいかに優しく包むかみたいなところを毎回感じていて、人としてすごく学ばせてもらうことが多かったなと思いますね」と語った。