JR東海、JR西日本、JR九州は10日、東海道・山陽・九州新幹線で客室内最後部座席後方のスペースを特大荷物の置場として指定する「特大荷物スペースつき座席」について、サービス開始日と予約方法の詳細を決定し、その内容を発表した。

  • 「特大荷物スペースつき座席」の愛称は「baggage160」に

「特大荷物スペースつき座席」サービスは、縦・横・高さの3辺合計が160cmを超え、250cm以内の大きな荷物(「特大荷物」)を持ち込む際の事前予約制で、5月20日の乗車分からサービス開始。4月20日10時から予約を開始する。

予約するには、駅や旅行会社のきっぷうりばで「特大荷物スペースつき座席」を希望する旨を係員に伝えるか、JR各社の指定席券売機で「特大荷物スペースつき座席」を選択する。JR東海・JR西日本・JR九州のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」「JR九州インターネット列車予約」で「特大荷物スペースつき座席」を選択することでも予約が行える。

  • JR東海・西日本・九州3社共通の新ポスター(イメージ)

特大荷物の新幹線車内への持ち込みに関して、新しいルールを多くの利用者に知ってもらうことを目的に、サービス愛称とロゴマークを定めることになり、今後のサービス案内等にて活用していく。愛称は「baggage160」(ばげっじ ひゃくろくじゅう / バゲッジ ワンシックスティ)。ロゴマークの「b」はbaggage(荷物)の頭文字であり、色はJR3社のコーポレートカラーを使用。2本線でレール、3つの線で縦・横・高さの3辺をイメージしたデザインになっている。

東海道・山陽・九州新幹線における特大荷物に関するルールや、「特大荷物スペースつき座席」のサービスについて、JR各社や旅行会社のきっぷうりば・改札口等でポスターなどによる案内も実施される。