JR東海は東海道・山陽・九州新幹線で「特大荷物を持ち込む際の事前予約制」を2020年5月中旬乗車分から導入するにあたり、同サービスの使い方など理解を深めてもらうため、東海道新幹線各駅で「荷物サイズ確認キャンペーン」を実施するほか、国内および訪日外国人の利用者にサービス内容を案内する。

  • キャンペーンの様子(イメージ)

「特大荷物を持ち込む際の事前予約制」は、縦・横・高さの3辺の合計160cm超250cm以内の荷物を対象としたサービスで、旅行の前から座席とセットで荷物置場を予約して確保できるようになる。座席に近い乗降扉付近の置場に荷物を収納することになるため、スムーズに乗降が行えるという。

「荷物サイズ確認キャンペーン」は、大きな荷物を持っている乗客に案内スタッフが声をかけ、「荷物サイズ測定台」で荷物が事前予約制に適合するサイズかを測定。協力した利用者にノベルティ(なくなり次第終了)をプレゼントする。

  • 12月実施時のノベルティ例「メジャー」(イメージ)

12月26・27日の東京駅・名古屋駅・新大阪駅に続き、2020年1月以降は東海道新幹線全17駅で実施する予定。なお、サービス内容の案内に関して、案内ホームページを拡充するほか、訪日外国人利用の多い旅行関連サイトなどへの掲載も2020年1月以降に行う予定。1月下旬から「ジャパン・レール・パス」引換客への多言語パンフレット配布も予定している。