JR西日本は26日、関西本線亀山~加茂間において、ICカード乗車券の「ICOCA」エリアを2021年春(予定)に拡大し、あわせて関西本線の車両キハ120形に車載型IC改札機を導入すると発表した。

  • 関西本線亀山~加茂間の普通列車に使用されるキハ120形

新たに「ICOCA」が利用可能となる駅は関西本線亀山~加茂間の各駅。全国相互利用対象のICカード乗車券「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」も利用できる。

同区間では、普通列車に使用されるキハ120形に車載型IC改札機を新たに導入し、利便性を高めるという。サービス開始時期は2021年春の予定。詳しいサービス開始日やサービス内容の詳細などについては別途告知される。

なお、「ICOCA」エリアと「TOICA」エリアをまたがる区間の利用に関して、亀山駅で2つのエリアをまたがるIC定期券を2021年春に発売する予定となっている。ただし、交通系ICカードのチャージ額を利用し、「ICOCA」エリアと「TOICA」エリアをまたがって乗車する場合はこれまでと同様、自動改札機を利用することができない。あらかじめ全乗車区間のきっぷを購入する必要がある。