2月3日は節分。ユーモラスな鬼のパッケージの豆、おいしそうな恵方巻きなどを見ていると、楽しい気分になりますね。風水では翌日の2月4日が、新年のスタートとなります。今回は、2020年をラッキーに過ごす開運方法をご紹介します。

節分とは

節分とは文字通り季節を分ける「立春、立夏、立秋、立冬」の前日のことです。年に4回あるのですが、その中でも立春は、古くより風水で新年の意味を持つ大きなタイミングなのです。つまり立春の前日となる節分は、大晦日に当たり大きな節目です。知らず知らずのうちに溜まってしまった多くの災いの種となる邪気を、来年に持ち越すことのないようにするため、節分にはさまざまな厄祓いが行われてきました。

「鬼は外」「福は内」との掛け声で鬼を追い払う豆まきは、追儺(ついな)といわれる大晦日に行われていた宮中行事に由来しているといわれます。人の目には見えない不穏な気は、災いをもたらすと怖れられてきましたが、その正体を「穏=おん」とし、鬼という形にして表していたのです。

2020年の恵方は、西南西

恵方とは、その年の歳神様が鎮座する方向のこと。その年ごとに変わります。どの方向へご鎮座されるかは、暦を見ればわかります。

甲(きのえ)、己(つちのと)の年は東北東、乙(きのと)、庚(かのえ)の年は西南西、丙(ひのえ)、辛(かのと)、戊(つちのえ)、癸(みずのと)の年は南南東、丁(ひのと)、壬(みずのえ)の年は北北西となります。

2020年は、庚子(かのえね)の年。その年の十干が乙(きのと)または庚(かのえ)の年は、24方位で表す「庚(かのえ)」の方位が恵方となります。16方位で表すと「西南西やや西」です。

恵方となる神社やお寺にお参りすることを恵方詣りといいます。恵方は、すべての厄が祓われるというありがたい方位です。自宅の中心から見て西南西となるところへ出かけ、ご利益を授かりましょう。

2020年のラッキーフードで開運

豆は土のエネルギーを持ち、生命力豊かなパワーフード。健康への願い、勉強や資格取得、結婚など、しっかりとしたベースを築きたい人におすすめ。お赤飯もGOOD!

2020年のラッキーフードは鶏肉、豆腐、イカなどの色が白い食べ物です。たくさんの色が入り、バランスが取れた恵方巻きもいいですね。恵方の方位を向いて食べた後は、デザートに甘いスイーツもいただきましょう。恋もビジネスも金運もすべてUP! 甘いものが苦手な人は、チーズをおつまみにワインを飲んでも同様に運気が上昇します。

いかかでしょうか。今年は、令和最初の節分ですね。本格的な春に向けて、気分も新たに楽しんで幸運を引き寄せましょう。