国宝・姫路城を擁する兵庫県の播磨エリアは、人気のドライブスポットでもある。“はりまシーサイドライン”と呼ばれる国道250号線の海岸沿いでは、瀬戸内海の絶景が楽しめる。そんな播磨エリアのドライブで立ち寄りたいのが、女性オーナーのアイデアが随所に光るオシャレなカフェ「HRN」だ。

  • 兵庫県のカフェ「HRN」

    かわいいくまのボトルも人気の「くまちゃんボトルのタピオカいちごミルク」(900円)

女性オーナーならでは! 映えるカフェ

2019年5月にオープンした「HRN」(エイチアールエヌ)は播磨エリアの東部、兵庫県加東市にある。中心地からは少し外れた穴場的存在で、店舗の周囲にはのどかな田園風景が広がる。ドライブの休憩にぴったりだ。

  • 兵庫県のカフェ「HRN」

    近年人気のコンテナハウスを使ったHRN。テイクアウトが中心のカフェだが、ルーフ付きのテラス席が6席ある

店主の稲井裕子さんが「みんなが笑顔になれる癒しの空間を作りたい」という思いでオープンしたHRN。その言葉通り、店内に足を踏み入れると白を基調にした落ち着いた雰囲気だ。壁面には、稲井さんが手作りしたデニム生地の装飾があしらわれるなど、女性らしいアイデアも見受けられる。

  • 兵庫県のカフェ「HRN」

    白を基調にした店内に、アクセントとして用いたデニム生地が映える。アイデア1つでお店のいたるところがフォトスポットとして活用できそうだ

メニューにも稲井さんのこだわりが。例えば、近年人気のタピオカドリンクだが、HRNのタピオカは黒糖でじっくりと煮詰めているのが特徴。これによりタピオカ自体にしっかりと味が付くので、最後の1粒までおいしくいただけるというわけだ。

  • 兵庫県のカフェ「HRN」

    インスタ映えもバッチリのくまちゃんボトル。全て稲井さんが手作業でデコレーションしており、表情は個体ごとに異なる

そんなタピオカを使ったHRNの人気商品が「くまちゃんボトル タピオカ60g入り」。当初は限定商品とする予定だったが、あまりの人気ぶりにレギュラー化し、現在はいちごミルクやミルクティーなど、全16種類をラインアップしている。

たっぷりとタピオカドリンクを楽しみたいなら「デカタピオカ」(500円~)だ。こちらの商品はプラス60円で通常カップからハート型のカップに変更でき、変更すれば一気に映えるアイテムへと様変わりする。

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    飲みごたえのある「デカタピオカ」(写真は抹茶ラテ550円+ハートカップ60円)

今秋発売の「オーロラドリンク」も映えそうな1品だ。振るとオーロラのように色が変わる不思議な飲み物で、こちらもタピオカ同様、台湾が発祥だという。今後、新たなブームになるかもしれない。

  • 兵庫県のカフェ「HRN」

    「オーロラドリンク レモネード」(720円)

苦味の強いコーヒーをドライブのお供に

ドライブの途中で少し小腹が空いた時にオススメなのが、「ローストビーフサンド」(520円)とスペシャルティコーヒー(390円)だ。

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    HRNでぜひとも味わっていただきたい「スペシャルティコーヒー」と「ローストビーフサンド」。フードメニューにプラス350円でスペシャルティコーヒーとセットにできる

「ローストビーフサンド」は平日5食、土曜・日曜・祝日7食の限定商品。食べられたらラッキーだ。使っているパンは、地元の人気ベーカリーから仕入れる「春よ恋」。外はカリッ、中はもっちりとした食感のパンは、あっさりチーズと濃厚チーズの異なる2種類のチーズで味付けされたローストビーフとも好相がいい。

一方の「スペシャルティコーヒー」は、大阪・北区にある北浜ポート焙煎所のコーヒー豆を特別ブレンドして使用。ちなみに、北浜ポート焙煎所のコーヒー豆は同店が兵庫県初上陸だという。味の方はというと、深煎りされたコーヒーの苦味がガツンとくる、目の覚める味だ。しかし、雑味が口の中に残らず、すっきりとした後味で飲みやすい。これも、上質なコーヒー豆を使用しているからなのだろう。

すでにリピーターが続出しているHRN。ドライブ中の立ち寄りにも、目的地としても面白いので、播磨エリアに出かける際にはぜひチェックしてほしい。

著者情報:安藤康之(アンドウ・ヤスユキ)

フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。twitter:@andYSYK。