JR北海道は27日、札沼線を楽しんでもらうための企画として、桑園駅、石狩当別駅、石狩月形駅、浦臼駅、新十津川駅の記念入場券を12月1日に発売するとともに、記念グッズがもらえるキャンペーン展開などを実施すると発表した。

  • 新十津川駅の記念入場券の図柄イメージ(提供 : JR北海道)

桑園駅、石狩当別駅、石狩月形駅、浦臼駅、新十津川駅で発売される記念入場券は駅ごとに図柄が異なり、それぞれに記念入場券と一体になっている札沼線の駅のカードが付く。付属する駅のカードも駅ごとに異なり、桑園駅の記念入場券にはキャンペーンの賞品引換用専用台紙が付属している。発売額は1枚200円。12月1日から来年5月6日まで販売され、発売枚数に限定はないが、1人1回あたり購入は5枚までとなる。発売状況により、一時的に在庫切れとなる場合もある。

記念グッズがもらえる「乗って、買って、集めて。札沼線」キャンペーンでは、札沼線5駅の記念入場券を購入し、沿線の当別町、月形町、浦臼町、新十津川町の対象店舗などで税込700円以上の買い物や食事をし、桑園駅記念入場券付属の専用台紙に証明スタンプを押印してもらうと、非売品のオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。クリアファイルは初回1万枚を用意し、1万枚の配布を終えるとデザインや賞品を変更する場合がある。

  • 非売品のオリジナルクリアファイルの表面・裏面のイメージ(提供 : JR北海道)

対象店舗などでの証明スタンプ押印期間と特製クリアファイルの引換期間は12月1日から来年5月6日まで。証明スタンプが押印された専用台紙と賞品の引換えは「北海道四季彩館札幌東店」にて行われる。

その他、北海道キヨスクではJR北海道公認商品「札沼線クリアホルダーセット」を発売。来年5月に廃止となる北海道医療大学~新十津川間の自然豊かな写真と、JR北海道の運賃標を模した路線図などをデザインしたクリアファイルを4枚1組のセットにして2種類用意し、各セット1,320円で販売される。