女優の宮崎あおいと俳優の瑛太が共演するTBSの新春ドラマ特別企画『あしたの家族』の放送日および放送時間が1月5日(21:00~22:48)に決定した。また、宮崎がウエディングドレス姿を披露しているイメージカットも公開された。

  • 左から松重豊、宮崎あおい、瑛太、松坂慶子

『渡る世間は鬼ばかり』の石井ふく子氏がプロデューサーを務め、新年にふさわしい、あしたに希望を感じられる家族の物語。出演者は、昨年6月に放送した『あにいもうと』に続いて石井作品には2度目の登場となる宮崎あおい、宮崎の恋人役に瑛太、宮崎の母親役に石井作品にはお馴染みの松坂慶子、宮崎の父親役に松重豊がキャスティングされた。瑛太と松重は石井作品には初登場である。

宮崎が演じる小野寺理紗は、4年前の結婚式当日に新郎に逃げられた過去を持つ。現在理紗は、父・俊作(松重豊)と母・真知子(松坂慶子)と大きな二世帯住宅で暮らしている。この家は理紗が結婚したら、理紗とその夫、そして両親が一緒に生活するために建てたものだ。

ある日、理紗は恋人にプロポーズされたと言い、恋人の兵頭幸太郎(瑛太)を連れてくる。幸太郎の顔を見て俊作は驚く。幸太郎が職場では自分の元部下で、現在は上司になっていたからだ。理紗の結婚を祝福したいものの、上司と同居できるのか、俊作は悩む。幸太郎も部下である俊作と毎日家で顔を合わせることになるとは・・・と複雑な心境。幸太郎と俊作の気持ちが理解できる理紗も心が揺れる。おおらかな性格の真知子は理紗と幸太郎の恋の行方を優しく見守る。

それぞれの立場、心情を理解しながら、4人は本当の家族になることができるのか。家族のドラマを描き続けてきた石井プロデューサーと、TBSのベテランディレクター・土井裕泰氏が初めて手を組み、作り上げる。

宮崎、瑛太、松坂、松重の4人でドラマのイメージカットの写真撮影をすると、美しいウエディングドレス姿の宮崎に瑛太は「見惚れてしまう」、松坂、松重からも「お似合い」「きれい」と声がかかった。

プロデューサーの石井ふく子氏は「昨年の『あにいもうと』に続いて宮崎あおいさんに出演をお願いしました。透明感があって自然なお芝居をされる女優さんです。松坂慶子さんは何度もご一緒に仕事をしており、安心して宮崎さんのお母さん役をお願いしました。仲の良い母と娘をお二人が楽しそうに演じてくださり、本当の親子のようでした。瑛太さんと松重豊さんとは初めてお仕事しましたが、リハーサルを重ねて丁寧に役を演じていただきました。撮影がクランクアップしたとき、出演者、スタッフが一緒に家族になったんだという思いが頭の中にすごくありました。私も一緒に家族の中に飛び込ませていただきました。新年にご自身の家族に思いを寄せながらご覧いただけると幸いです」とコメントしている。

(C)TBS