俳優の木村拓哉が、10日に放送されるテレビ朝日系ドキュメンタリー番組『テレメンタリー2019』(毎週日曜 4:30~)で、ナレーションを担当することが5日、明らかになった。木村がドキュメンタリー番組のナレーションを担当するのは初めて。

  • 木村拓哉 -テレビ朝日提供

10日の放送では、愛媛朝日テレビ(eat)が制作を担当し、2018年の西日本豪雨被害から若者たちを中心に復興を目指す、愛媛県宇和島市吉田町の農家を紹介する。

木村は昨年8月、西日本豪雨で被災した宇和島市吉田町をTOKIO・城島茂らと訪問し、被災地を元気づける活動を行った。そんな縁もあり、今回の制作を担当したeatが木村にオファーし、木村も快諾したことで、今回のナレーションの担当が決定した。

収録では映像を見ながら、登場する吉田町の人々に寄り添うように時に力強く、時にやさしく自らの思いを込めるように声を入れていった木村。目の前にいる人に訴えかけるように両手を動かすなど、強い思い入れを感じさせる初ナレーションとなった。

そしてすべてのナレーションを終え、一通りのチェックを終えると、自ら「ここもう一回いいですか?」と撮り直しをお願いする場面も。

収録後、取材スタッフから改めて宇和島市吉田町の現在の様子を真剣な眼差しで聞いていた木村は「なにかありましたらできるだけ協力しますので、また声をかけてください」と言葉をかけ、スタジオを後にした。