仕事中の相棒ドリンクといえばコーヒーという人は多いですよね。最近はチビチビ飲みができるペットボトルタイプがデスクワーク中心のビジネスマンから人気を集めているようですが、手軽にサッと飲める缶コーヒーも、リフレッシュしたいときには変わらず欠かせない存在! 実は9月中、数多くの缶コーヒーが新たに発売されていたことを知った筆者。日頃缶コーヒーにお世話になっている身としては一度試さずにはいられません!
そこで今回は、9月に発売された缶コーヒーの中から7種類チョイスして飲み比べしちゃいます! 比較のポイントは「甘さ」「深み」「香り高さ」「後味の強さ」「リフレッシュ度」の5点。それぞれの個性を5段階で評価します。
上質さのにじみ出るコクと深みが魅力「ダイドーブレンド デミタス微糖」
まずは、ダイドードリンコ「ダイドーブレンド デミタス微糖」(希望小売価格:税抜115円/150g)を飲んでみます。「ダイドーブレンド デミタス」は今年発売27周年を迎える、プレミアム豆100%を使用した人気シリーズ。今回のリニューアルで「デミタス微糖」は、これまでよりさらに上質なコクを追求した仕上がりとなっているそう。
飲んでみると、コクと深み、そしてものすごく品のある味わいです。「微糖」と名の付く缶コーヒーの中には実際かなり甘めのものもありますが、こちらに関しては本当にちょうどいい微糖感。やわらかいミルクの風味が程ほどにありつつ、舌で転がすと苦味がしっかり感じられますし、後味でもじんわりと余韻のように残ります。上質な豆のポテンシャルを最大限に生かしたと思われる、非常にクオリティーの高いコーヒーでした。
甘さ ★★☆☆☆
深み ★★★★☆
香り高さ ★★★☆☆
後味の強さ ★★★★☆
リフレッシュ度 ★★★★☆
まろやかなミルキー感と甘々ぶりに癒される「ダイドーブレンド デミタスラテ」
次は、ダイドードリンコ「ダイドーブレンド デミタスラテ」(希望小売価格:税抜115円/150g)を飲んでみます。先ほどの「デミタス微糖」と違い、こちらの「デミタスラテ」は完全なる新作として初登場! 牛乳と生クリームのコクが楽しめる濃厚な味わいのプレミアムカフェラテということで、新顔の味わいに期待です!
飲んでみると……あま~~いっ!! 「デミタス微糖」とは比較にならないほどしっかりとした甘みがあります。そしてミルクと生クリームの味わいが濃い! かといって過剰なほどではなく、繊細な調和が保たれていて、まろやかで非常に癒されるおいしさ。飲み終わった後もミルキー感が後を引きました。お上品な口当たりで、紅茶ではありませんが午後のティータイムにぴったりな商品かと。
甘さ ★★★★★
深み ★★★☆☆
香り高さ ★★★★☆
後味の強さ ★★★★☆
リフレッシュ度 ★★★★☆
確かな苦味で眠気覚ましにも◎!「『ワンダ』プレミアムゼロ」
次は、アサヒ「『ワンダ』プレミアムゼロ」(希望小売価格:税抜115円/185g)を飲んでみます。糖類ゼロで甘さ控えめ、かつ厳選高級豆の味わいを感じられるよう香料不使用で作られているので、よりコーヒー豆本来の持ち味を感じやすい仕上がりになっているようですね。
飲んでみると、甘さは本当にほんのりで、確かなコクと苦味がグッと舌に乗ってきます。ただ飲み心地自体は比較的あっさりしていて重すぎません。後味には若干の苦味が残りますが、それもスッと消えて口の中が非常にすっきりしました。一気にゴクリと飲むとミルクの風味も分かる絶妙な塩梅。仕事中の眠気覚ましにはこれがおすすめかも?
甘さ ★☆☆☆☆
深み ★★★★☆
香り高さ ★★★☆☆
後味の強さ ★★★☆☆
リフレッシュ度 ★★★★☆
大人の微糖コーヒーの完成系!?「ジョージア グラン 微糖」
次は、コカ・コーラシステム「ジョージア グラン 微糖」(希望小売価格:115円/185g)を飲んでみます。昨年9月に発売され、この1年で累計出荷本数が2億本を超えたという微糖系缶コーヒーのヒット商品。今回のリニューアルでは、ミルクの使用量を抑えてコーヒーの味わいをさらに引き立てたとのこと。
飲んでみると、ダイドーの「デミタス微糖」よりも若干甘いかも? こちらも「デミタス微糖」に負けず劣らず深いコクがあり、そして上品! ふわり、という感じではなく、スルリと風味が口に広がり、喉をストレートに抜けていきます。苦味はじわじわと舌に染み込んでいくようで、まさに大人の味わいといった印象。確かに以前に比べてミルクの存在感が薄くなった気がしました。仕事中というより、食後のリラックスタイムにゆっくり飲みたい商品。
甘さ ★★★☆☆
深み ★★★★☆
香り高さ ★★★★☆
後味の強さ ★★★☆☆
リフレッシュ度 ★★★☆☆