自販機専用なのが惜しい魅惑のおいしさ!「キリン ファイア 贅沢デミタス」

  • こちらは自動販売機専用商品となっています

次は、キリンビバレッジ「キリン ファイア 贅沢デミタス」(希望小売価格:税抜115円/165g)を飲んでみます。今回のリニューアルでパッケージが赤から紫になりましたね! 「キリン ファイア」は"火"にこだわったブランドですが、こちらは以前の直火仕上げ製法と比較してより高温を使う“新”直火仕上げ製法を採用することで、さらにコク深く香ばしいおいしさになっているそう。

  • いい意味で絡みつくような、濃厚な甘い香りがします

飲んでみると、表現しづらいのですが、カカオ成分多めな高級なチョコレートを食べたときの甘味の感じ方といえばいいのでしょうか? それに似ているんです。なかなか新鮮でおいしい……これはかなり推せます!! チョコレートをほうふつとさせるといっても、後味で甘味がベタベタ残らないのも◎。苦味があっさりしていてクセもなく飲みやすいです。これは「贅沢デミタス」という商品名も納得のラグジュアリー感でした。

甘さ      ★★★☆☆
深み      ★★★★☆
香り高さ    ★★★★★
後味の強さ   ★★★☆☆
リフレッシュ度 ★★★★☆

意外にあっさり系でサラッとイケちゃう「カフェ・ド・ボス ほろあまエスプレッソ」

  • 女性ウケしそうなかわいいパッケージですね

次は、サントリー「カフェ・ド・ボス ほろあまエスプレッソ」(希望小売価格:税抜115円/185g)を飲んでみます。仕事と休憩の区切りをつける、カフェに立ち寄って飲むような"一服"を提案する「カフェ・ド・ボス」シリーズの第1弾商品。すっきりした味わいとコクのある苦みが特長のミラノ農園の豆が使用されています。

  • やさしい味なので刺激の少ないコーヒーを求めているときにいいかも?

飲んでみると、苦いか甘いかと聞かれたら悩んでしまうくらい、どちらの主張もそれほど強くありません。ほのかにほろ苦く、甘味はひっそり。後味は少しミルクティーっぽい感じがあって不思議な気分に。エスプレッソというと「濃くて苦い」という印象があるのですが、こちらは全体的にあっさりとしていて、飲み心地もすっきりとした爽やか系コーヒーでした。

甘さ      ★★☆☆☆
深み      ★★★☆☆
香り高さ    ★★☆☆☆
後味の強さ   ★★★☆☆
リフレッシュ度 ★★★☆☆

クリーミーな泡がリッチ度アップ!「カフェ・ド・ボス ふんわりカプチーノ」

  • おもちゃみたいなライトブルーが爽やかです

最後は、サントリー「カフェ・ド・ボス ふんわりカプチーノ」(希望小売価格:税抜115円/180g)を飲んでみます。先ほどの「ほろあまエスプレッソ」と同時発売されたこちらの商品は"振って泡立つ"カプチーノ。飲み口の面積を広くすることで、ミルクのクリーミーな泡立ちをより楽しめる設計になっているそうで、こちらは振ってからいただいてみましょう!

  • 泡はすぐに消えてしまうので可能な限り振りまくってください

中で音がしなくなるまで振ってから飲んでみると、きめ細かい泡がとってもクリーミーでいいですね~! 一度開けてしまうともう振れなくなってしまうのが非常に惜しいところ。雑味などなく、味わいに筋の通った清涼感があるというか、ぼやけていません。濃くも重くもありませんが、不思議とズッと胃に落ちていく感覚があります。体がシャキッとするので、リフレッシュに良さそうな缶コーヒーですね。

甘さ      ★★☆☆☆
深み      ★★★★☆
香り高さ    ★★★☆☆
後味の強さ   ★★★★☆
リフレッシュ度 ★★★★☆


今回は新発売の缶コーヒー7種類を飲み比べしました。個人的に、眠気覚ましには「『ワンダ』プレミアムゼロ」、ほっと癒されたいときは「ダイドーブレンド デミタスラテ」がおすすめ! ペットボトルコーヒーのシェアが拡大してきた昨今ですが、今後もメーカー各社、変わらず缶コーヒーに力を注いでいってほしいところです。