アイドルグループ・嵐の櫻井翔が、15日に放送されるTBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(毎週日曜21:00~)の最終回に出演することが12日、わかった。

  • 左から大泉洋、櫻井翔、廣瀬俊朗

池井戸潤の同名新作小説を原作とするこのドラマは、出世の道を絶たれた大手自動車メーカー「トキワ自動車」のエリートサラリーマン・君嶋隼人(大泉)が、再起をかけ戦っていく姿を描く企業ドラマ。

放送も残るところ最終話(9月15日)を残すのみ。トキワ自動車ではカザマ商事買収を巡って滝川(上川隆也)が失脚し、脇坂(石川禅)が常務に昇進した。しかし脇坂がラグビー部廃止の方針を打ち出し、君嶋は焦る。さらに、改革案を提出しては一蹴され続けている日本蹴球協会の閉鎖的な体質。これが変わらない限りアストロズの収支も上向かない。蹴球協会の重鎮たちは君嶋の熱意を受け取ってくれるのか!? そして目前に迫った王者・サイクロンズとの全勝対決。今年こそアストロズは優勝をもぎ取ることができるのか!?

そんな最高潮の盛り上がりを迎える『ノーサイド・ゲーム』最終回に櫻井翔の参戦が決定した。櫻井は、浜畑譲役で出演中のラグビー元日本代表キャプテン・廣瀬俊朗と慶應義塾大学の同級生。廣瀬が先日放送された日本テレビ『しゃべくり007』に『ノーサイド・ゲーム』最終話直前、および「ラグビーワールドカップ2019」開幕直前ということで放送局の垣根を越えて出演した際、櫻井は心配だったからと収録に立ち会ったという。櫻井自身も幼稚舎時代にラグビーの経験があり、その時のポジションはスクラムハーフだった。そして今回ドラマで廣瀬との同級生初共演を果たす。

櫻井が演じるのはアストロズの練習場に現れた謎の男・赤木。君嶋が行ってきた様々な改革の一端を担う重要な役どころだという。

櫻井は「初回からずっと興奮しながらこのドラマを見ています。ぜひこのドラマに出演したいと思っていましたが、今回念願がかなってお邪魔することができました。府中の現場に来たら『デモ隊が来ていた門だ!』『君嶋GMとアストロズだ!』と全てがドラマと同じで興奮しました」と振り返り、「毎週楽しみ過ぎて、今回は自分が演じる部分以外は台本を読んでいません! だから君嶋さんがどう闘うのか、アストロズがどうなるのか知りません! 視聴者の皆さんと一緒に結末を楽しみにしています(笑)」とコメント。

「大泉さんとはバラエティでは何度も共演していますが、お芝居をするのは初めてです。君嶋さんが目の前にいるということもあり、不思議な気分でした」と大泉との共演の感想を語り、「今回の出演が楽しみで、昨日美容院に行って髪を切りました。僕が演じた赤木という男に注目すると共に、このドラマで初披露する髪型にも注目してください(笑)」と自身の髪型もアピールした。

大泉も「櫻井さんがこのドラマを初回から全部見てくださっているそうで、大感激しています。そんな櫻井さんが全力でぶつかってきてくれてすごくうれしかったです。キャスト・スタッフ一丸となって撮影しているこのドラマに、間違いなくいいシーンが加わったと思います!」と喜び、「君嶋も最後まで全力でぶつかっていきます! その様をぜひ見守ってください。そして、我らがアストロズはサイクロンズとの決戦に挑みます。テレビの前でアストロズを応援してください! よろしくお願いします!!」とメッセージ。

また、廣瀬は「櫻井とは同級生で、ドラマの放送を見ると連絡をくれて感想を言ってくれます。長ゼリフのときも『良かった』と言ってくれました。彼も昔ラグビーをやっていたので、こうやって撮影現場で一緒にいることができてうれしいですね」と語った。

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