女優の水野美紀が主演を務めるインターネットテレビ局・AbemaTVのオリジナルドラマ『奪い愛、夏』(8月8日23:00~ ※全8週)の囲み取材が2日、都内スタジオで行われ、水野、小池徹平、松本まりか、小手伸也、田中みな実、脚本の鈴木おさむ氏が登壇した。

  • 『奪い愛、夏』

    前列左から松本まりか、水野美紀、小池徹平、後列左から田中みな実、鈴木おさむ氏、小手伸也

このドラマは、2017年1月期に放送されたテレビ朝日系ドラマ『奪い愛、冬』の制作チーム全面協力のもと、新しいオリジナル版として制作された狂愛ドラマ。マッチングサービス「ラブネクスト」の42歳敏腕女社長・花園桜(水野)、広報部のイケメン社員・桐山椿(小池)、広報部の美人社員・空野杏(松本)の危険な愛のトライアングルを描く。

桜はある日突然、「1億円で私と結婚しなさい!!」と椿に提案。だが、椿には同じ広報部に勤める彼女・杏がいた。桜の執拗な監視の目をくぐり抜けながら彼女との逢瀬を重ねるも、その関係に気づいた桜が、とんでもない行動を取り始める……。

本作でも“怪演”を炸裂させる水野は、演じる桜について「『奪い愛、冬』の蘭とは別人ですが、内面はほぼ蘭と同じ。もし蘭さんがこういう人生を送っていただこうなっていただろうと、共通点が見つかるキャラクター」と説明。「1話からトップギアで暴れていますが、後半違う展開が待ち構えていて、違う一面をのぞかせます」と語った。

1話で印象に残っているシーンを聞かれると、水野は「1億円を差し出して結婚しろと椿に迫るシーン」と返答。小手演じる秘書の土筆肇とともに椿を追い込んでいくそうだが、「『奪い愛、冬』では1人で暴れていたので、2対1の構図で追い込めるのは新鮮で楽しかったのと、それを全力で受ける徹平くんがみるみる疲弊していく感じが一番印象的でした」と話した。

小池が水野と小手の演技について「本番も何回かやるんですけ、本番中もどんどん進化していて…」と明かすと、水野は「やり出すとエンジンがかかってきて思いついたことを足したくなってくる」と言い、小手も「この現場NGがないから」とコメント。小池は「本番で急にやるからそれも全部受けなきゃいけなくて、常にアンテナを張りながらやっています」「桜さんがやばい」と笑った。

松本も「台本に書かれているところからどんどんアイデアを思いついてやられるので、受ける側としては笑っちゃうんです。それでNGを出してしまう」「6話で本当に衝撃的な桜さんのアドリブが…」と水野に圧倒されている様子。水野は「基本、その場にいる共演者から、スタッフから、全員をビビらせたい、驚かせたい、笑わせたいというモチベーションでやっています」と打ち明けた。

  • 『奪い愛、夏』
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