アイドルグループ・嵐が19日、東京・渋谷のNHKで行われた東京2020オリンピック・パラリンピック関連番組『2020スタジアム』(東京2020オリンピック開幕1年前スペシャル 7月24日19:30~20:42)の取材会に、和久田麻由子アナウンサーとともに出席。二宮和也は、9日に亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんに同番組を「天国で見てもらいたい」と話した。

  • 嵐の櫻井翔、大野智、相葉雅紀、二宮和也、松本潤(左から)

2020年の東京大会を楽しみにしていたというジャニーさんについて報道陣から質問を受けると、二宮は「いまだジャニーさんが公共料金を払っているんであれば、見てもらおうかなと。おそらく天国にもテレビがあると思うので、つけて見ていただきたいなと思っています」とジョークを交えて笑いを誘った。

そして、「僕らもジャニーさんもそうですけど、日本の国民のみなさんが期待している、希望を持っている大会だと思うので、皆さんと一緒に楽しみたいと思いますし、もちろん生きている中で一緒に大会を迎えることはできませんでしたけど、その思いは我々嵐だけではなく、ジャニーさんに関わっているすべての人たちと一緒に携わっていけたらと思います」とコメント。さらに、「ジャニーさんの思いや考え方を引き継いでオリンピックに参加できたらなと思います」と語った。

嵐と和久田アナが司会を務める同番組は、嵐のメンバーがアスリートや世界中の人々と触れ合いながら、1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックの魅力を伝えるもの。7月24日は、東京2020オリンピック開幕1年前スペシャルとして放送する。

櫻井翔は、国際オリンピック委員会(IOC)の本部があるスイス・ローザンヌを訪れ、今年6月にリニューアルしたばかりのIOC国際本部でバッハ会長と出会い、1年後の東京大会を成功させるためには何が必要かをインタビュー。松本潤は、大阪府門真市で行われているアーティスティックスイミング日本代表の合宿を訪ね、メダル獲得に向けて日々練習に励んでいる選手たちや井村雅代ヘッドコーチの思いに迫る。

大野智は、ブルガリアの新体操代表が東京大会本番を見据えて合宿を行っている山形県村山市へ。全国に先駆けてホストタウンとして交流を進めてきた村山市で大野は選手をサポートするボランティアを体験する。2020年の東京大会で聖火リレーを入ることを目指している二宮和也は、奈良県を訪れ、1964年の東京大会で聖火ランナーをつとめた人々を訪ねて聖火リレーへの深い思いに迫る。相葉雅紀はパラリンピックのレジェンドアスリートを訪ね、その超人ぶりを掘り下げる。