俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 新作スペシャルII』が14日(21:00~)に放送される。

  • 左から山本舞香、辺見えみり、内藤剛志 -テレビ朝日提供

同スペシャルでは、「宇宙飛行士候補発表記者会見場に爆発物を仕掛けた」という脅迫電話が入り、「登壇者がウソをついたら爆発させる」と告げられる。女優・山本舞香演じる新人刑事が登場する。

21歳の山本は、本作が刑事役初挑戦、かつシリーズ史上最年少の刑事となる。内藤と共演した感想を「厳しい方かな、と思っていたのですが、とても優しかったです。9年間シリーズが続いているということもあって、チームがとても固まっていて、テンポのいい現場だったという印象です」と振り返った。

そして内藤が「ガッツがある」「すごい女優になる!」と絶賛していたことを知ると、「そうなんですか…うれしいです! 刑事役は初めてだったのですが、内藤さんにはたくさんフォローしていただきました」と語った。

一方の内藤は「山本さん自身、本当にキレイな顔立ちをされていますが、彼女の中身はめちゃくちゃ根性が据わっていて、いい意味で闘争的。“死亡推定時刻”なんて言葉、生まれて初めて口にしたと思うのですが、きちんと刑事として存在していましたし、複雑なキャラクターなので演じるのは大変だっただろうと思います」と話した。

そして「僕らに相談してくることはあまりなかったのですが、隣で見ていて悩んでいるんだろうなぁと感じました。それでも毎日、懸命に役に取り組んでいましたね。この作品では、“山本舞香が初めてみなさんに見せる顔”がたくさんあると思う…。そこがこの『新作スペシャルII』のいちばんのみどころだと思います」とコメントした。

また、「現場では彼女のこと、“パイセン”とよばせてもらっていました」と笑顔を見せ、「13歳から芸能界でお仕事されていたそうで本当に肝が据わっていたし、自分を振り返ってみて21歳のときあんなに落ち着いてなかったなぁと感じたので…」と明かした。

続けて内藤は『新作スペシャルII』について、「“家族”とは…人間の生命とは…!?“という切ないテーマを投げかけるストーリーになっています。最後は、感動が待っています。気合を入れて撮影しましたので、ぜひご期待ください!」と呼びかけていた。